接合菌症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
接合菌症(せつごうきんしょう、zygomycosis)とは、リゾプス属、アブシディア属、リゾムーコル属、ムーコル属などのムーコル目、ムーコル科の真菌類による重症の真菌症、感染症のこと。これらの菌種は600種以上が含まれ、土壌、淡水など自然界に広く分布している。クモノスカビ、アブシディア、バシディオボールスなど。日本国内で見られる接合菌症は、ほぼムーコル症に限られているため、接合菌症、すなわちムーコル症と見られがちである[1][2]。藻菌症、ムーコル菌症ともいう。
概要 [編集]
免疫低下時の日和見感染によりおこる。症状としては脳型(高熱、黒い鼻汁、顔面壊死、意識障害)、肺型(高熱、血痰、空洞形成)、皮膚型(紅班、潰瘍、蜂窩織炎)、消化管型(腹痛、血便、穿孔性潰瘍)、全体播種型に分類される [1]。治療法は速やかな病変部切除、アムホテリシンB大量投与を行う[1]。
脚注 [編集]
- ^ a b c 病気がみえるVol.6 メディックメディア社発行 ISBN 978-4-89632-309-2
- ^ 感染症の病理的考え方