拡散反射
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拡散反射(かくさんはんしゃ diffuse reflection)とは、平坦でないかざらざらした表面からの光の反射のことで、入射光が様々な角度で反射しているかのように見える。乱反射(らんはんしゃ)ともいう。これは鏡面反射を補完するものである。もし、表面がまったく鏡面反射しなければ、反射光は表面をぐるっと半球状(2πsr)に一様に広がるだろう。
もっともよく知られている鏡面反射と拡散反射の明確な例は、つや消しまたはつやありの家庭用塗料である。つや消し塗料は拡散反射の割合がより高く、一方でつやあり塗料は鏡面反射の度合いが大きい。
拡散相互反射(かくさんそうごはんしゃ)は、他の物体から反射した光が周りにある他の物体にぶつかって、それらを照らすことによって起きる。拡散相互反射は、つやがあるとか鏡のような物体からの光の反射を、特に述べているわけではない。この意味する事を現実世界の言葉で言い直すと、地面や壁、織物などのようなつやがない表面を反射した光は、光源が照らしている場所から直接反射したのではないということである。もし、拡散反射している表面に色がついていたならば、反射光も色がつくし、結果として周りの物体も似た色がつくことになる。
3次元コンピュータグラフィックスでは、拡散相互反射はグローバル・イルミネーションの重要な構成物である。レンダリング時に拡散相互反射をモデル化する方法はたくさんある。よく使われる方法として、ラジオシティ法とフォトンマッピングの2つがある。