戦国IXA

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戦国IXA(せんごくいくさ)とはヤフースクウェア・エニックスが共同運営しているブラウザゲームである。開発会社は『ブラウザ三国志』と同じONE-UP。操作性・ゲーム性の異なる関連作品『戦国IXA 千万の覇者』については該当項目参照。 2010年8月2日~現在

概要[編集]

プレイヤーが大名配下の城主となって、内政や他大名配下城主との合戦や内政をおこなうシミュレーションゲームである。基本料金は無料で、アイテム課金制度を導入している。登録に手間がかからないことが特徴で、Yahoo! JAPANのIDを持っていれば誰でも参加できる。

ゲーム内では戦国時代を再現しているが、具体的な地名や地形などは登場せず、合戦時に「○○国の合戦」と表示される程度である。

城主がどこの国に所属するかは、プレーヤーが、最上伊達北条上杉徳川真田豊臣明智雑賀毛利長宗我部島津の中から選ぶことが出来る。2014年4月5日現在、所属国ごとに特徴や特典などは存在しない。

2010年8月2日より、サービスが開始され、徐々にサーバー(ワールド)数が増加しており、2013年1月16日現在ワールド37まで稼働している。

2011年2月8日より、最先行サーバ(ワールド1・2)が統合し、その際浅井、大友が外れ、新たに伊達豊臣が加わった。

2011年4月8日より、上位施設4つ(「伐採所」・「機織り工房」・「高殿」・「棚田」)と「天守」が実装された。

2011年6月1日より、ハンゲームでサービスが開始された。ワールドはYahoo!のものと異なる。

2011年12月1日より、mixiにてサービス開始。ワールドはYahoo!のものと異なる。

内政[編集]

いわゆる箱庭ゲームのシステムで、資源タイルの隣に採取施設を設置することで資源を得ることができる。手本としたブラウザ三国志と違い、兵士が常に兵糧を消費しないためいわゆる「糧村」の意味合いが大きく変わってきていることも特徴である。

また、秘境探索という項目も存在する。部隊編成した武将を秘境へ探索へ出し、一定時間すると資源・銅銭・城主経験値を持ち帰ってくることがある。だが失敗することもある。開始初期はこの秘境探索による資源回収・経験値取得が重要である。

プレイヤーが施設を建てたり、「秘境探索」で一定の成果を出したりすると城主経験値を取得することができ城主レベルが上昇する。そのレベルに応じて所持できる所領の数が増えていくとともに各施設の建設最大レベルが上昇する。2010年12月22日のアップデートにより、プレイヤーは最大で6つの所領を所持することができるようになった。

施設の名前[編集]

本丸
最初から用意されている。本領の中心施設であり文字通り自分の本拠地。最大でLv15。
天守
本領の城郭にのみ建設可能な施設で本領の防御力を向上させることができる。最大でLv10。本丸Lv10が建設条件である。
所領の中心施設となる。本丸にはやや劣るが耐久力があり合戦において基地としての機能を持つ。最大でLv15。村落とは異なり本丸のLvに関係なく建設できる。
村落
所領の中心施設となる。砦よりも耐久力が低く陥落しやすいが、所領内での生産力を強化できる。最大でLv15。本領Lv5が建設条件である。
木工所・伐採所
森林の隣に建設できる。木の資源を増やす施設。最大でLv15。
たたら場・高殿
鉄鉱山の隣に建設できる。鉄の資源を増やす施設。最大でLv15。
機織り場・機織り工房
綿花の隣に建設できる。綿の資源を増やす施設。最大でLv15。
水田・棚田
全ての平地に建設できる。糧の資源を増やす施設。最大でLv15。
全ての平地に建設できる。保存できる資源を増やす施設。最大でLv10。
長屋
全ての平地に建設できる。待機できる兵士を増やす施設。最大でLv10。
足軽兵舎
全ての平地に建設できる。槍兵を訓練させる施設。最大でLv15。
弓兵舎
全ての平地に建設できる。弓隊を訓練させる施設。最大でLv15。
厩舎
全ての平地に建設できる。騎馬隊を訓練させる施設。最大でLv15。
陣屋
全ての平地に建設できる。待機できる兵士数を増やす施設。最大でLv10。蔵Lv10が建設条件。長屋の倍の兵士が待機出来るが、建設に必要な資材や維持費はそこまで増えておらず完全な上位互換。
学舎
本領でのみ建設できる。新しい兵種を研究する施設。最大でLv5。長屋Lv3が建設条件。
兵器鍛冶
全ての平地に建設できる。兵器を使う兵士を訓練する施設。最大でLv15。学舎Lv1が建設条件。槍、弓、騎馬、兵器のいずれにも属さない鉄砲隊もここで訓練される。
教会
本領及び各所領に1つずつ建設できる。名声を増やす施設。ひとつ建てるごとに最大名声が10増える。最大でLv10。本丸(所領では砦もしくは村落)Lv5が建設条件。寺を1つでも建てると建設不可能。
本領及び各所領に1つずつ建設できる。名声を増やす施設。最大でLv10。本丸(所領では砦もしくは村落)Lv5が建設条件。教会を1つでも建てると建設不可能。ちなみに、教会と寺は建てる際の必要な資源が異なるだけである。
全ての平地に建設できる。資源を交換する施設。最大でLv10。蔵Lv5が建設条件。これが無いと、カードの取引が出来ない。

人口の増加[編集]

施設を建設すると、その施設を維持するための、「人口」が増える。施設ごとに、維持に必要な人口は異なる。人口は、施設をレベルアップさせるとさらに増加する。人口の分だけ糧を消費する。人口が増えることで達成となるクエストがある。

また、内政ばかりやって人口を増やしすぎると合戦時に陥落させられた際相手の獲得する戦功が莫大な数になってしまう。

武将・兵士[編集]

武将について[編集]

武将カードとして部隊画面に表示される。カードには上から天、極、特、上、序というレアリティの序列があり、レアリティが高いほど強力なスキル(下記参照)を持っていることが多い。入手手段は「戦国くじ」と呼ばれるバーチャルなくじを引くか、ゲーム内の取引システムを使って他のプレイヤーが出品したカードを入札方式で落札するかの2通りである(稀にイベントなどで武将カードが配布されることもある)。 くじはゲーム内通貨である銅銭を使う「白くじ」、リアルマネーを使う「銀くじ」「金くじ」、合戦時の活躍やクエストの達成により入手できる「火チケット」「炎チケット」で引ける「火くじ」「炎くじ」、ワールドリセットまでの総合ポイントなど入手条件のハードルはかなり高いものの、その代わり引けるカードの最低レアリティが最も高い「天下チケット」で引ける「天下くじ」「天上くじ」がある。くじ毎に入手できるカードのレアリティや入手確率が決まっている。

各カードには攻撃力、防御力、指揮兵数、兵種ごとの統率能力(兵種適性)、スキル、デッキコストなどの固有能力値がある。武将カードそのものは兵士を持っておらず、任意で搭載される兵種に影響を受け、統率力・スキルにより攻防のステータスが上下する。スキルは攻防スキルの条件が合致している時に固有の確率で発動する仕組みになっている(稀に必ず発動するスキルや、兵種に関係なく効果を発揮するスキルもあるが、ほとんどのスキルは特定の兵種に限定される)。仮にスキルが発動しても、発動の武将がスキル対象外の兵士を率いていては効果の対象外であるが、同部隊内の他のカードが対象の兵士を率いている場合は波及効果を持つ。発動確率は「兵法」のステータスでボーナスを得ることができる。デッキコストはデフォルトで30が上限(課金で増加可能)であり、コスト残量が足りなくなるとカードを出せなくなる。

兵士について[編集]

足軽兵舎、弓兵舎、兵器鍛冶、厩舎で、資源を消費してつくることができ、まれにクエストの報酬として入手することができる。 初期の兵種は、足軽、弓足軽、騎馬兵のみだが、学舎で研究をすることで「上級兵」破城鎚、攻城櫓、鉄砲足軽、長槍足軽、長弓兵、精鋭騎馬、「最上位兵」武士、赤備え、騎馬鉄砲、弓騎馬、大筒兵が研究できる。なお、武士、赤備え、騎馬鉄砲、弓騎馬、大筒兵は、2010年12月22日のアップデートで実装された。

また、特定の秘境探索を行う事により国人衆、海賊衆、母衣衆、雑賀衆といった特殊兵を獲得(参加部隊内の兵と交換)できる可能性がある。

兵種はいわゆる「三すくみ」を形成している。槍は騎兵に強く、弓は槍に強く、騎兵は弓に強い。兵器および鉄砲系の兵科は、防御時には兵科による影響を受けないが、攻撃時は槍と馬にやや強く、弓に弱い。兵士の上限は兵舎や陣屋で増やすことができるが、上限を超えて作成することはできない。

合戦[編集]

このゲームのメインとなっているシステムで、およそ一週間に一回ずつ程度の頻度でかならず起きる。合戦は、投票期間(1日)→合戦準備期間(1日)→合戦期間(2日)→休戦期間(2日)の6日のスパンで組まれており、合戦を行うごとに開催する曜日は一つずつ手前に来ることになる。

投票期間(1日)
それぞれのプレイヤーが攻めたいと思う国に投票する。上限は50で、相手の国も自分の国に50票入れていると合戦が成立する仕組みである(いわゆる「ねるとん方式」)。攻防の決定は投票開始時に同盟盟主(同盟については後述)による投票で決まる。もし一般プレーヤーの投票で、投票数が50票に満たずに組み合わせが決まらない場合、ランダムに組み合わせが決定する。
国別順位の9位と12位、10位と11位が連合を組む事となり、この2グループは常に攻撃側となる。
準備期間(1日、午前10時~合戦開始時)
攻撃時に出城を出したり、陣地の構築や盟主や他同盟員への加勢に費やす期間。この期間は領地を得ることができない。
なお、攻撃となった場合は所領の獲得は出来るが、守備になった場合は村や砦の建築がはじまっていない所領予定地は破棄される。
合戦期間(2日、午前10時~翌午前2時)
敵の所領や本丸を攻め落とし、得られる戦功を競う。午前2時から10時は休戦期間。
合戦中に陣を張ったり領地を拡大したりすると、合戦の勝敗を決める戦功を10もらうことができる。陣と領地からは資源パネル1につき一時間に10資源がはいる。合戦準備期間には、領地は作れず、陣のみだが、翌日10時から合戦期間になり、陣を破壊されると50戦功がとられてしまう。
終戦時に戦功が多い国が戦勝国となる。勝利すれば威信ポイントを二つ、負けても威信ポイントを一つもらえる。合戦の報酬として、銅銭、戦国くじのチケット、城主経験値を得ることができる。
休戦期間中の陣張りや領地獲得は可能。
休戦期間(2日)
合戦にかかわることは一切起きない期間。この間に兵士の回復や内政の拡充を行う。

人口50以上の本領、所領を陥落させると、人口分の戦功を得ることができる。防御側は出城を陥落させて総人口の半分の戦功を得ることができる。合戦に勝利し、なおかつ戦功で高い順位を得れば、特殊な戦国くじのチケット(前述の火と炎)をもらうことができる。

同盟[編集]

同じ国(家)に属する複数の城主が集まって、一つの集団を形成することができる。 その集団の事を同盟という。

各国内のプレーヤーのグループ。

ゲーム開始時は1人での同盟となり、募集を掛けたり募集している同盟に申請し加入する事によって複数人の同盟となる。

同盟に資源を貢ぐ事により同盟のレベルが上がり、そのレベルにそって最大加入可能人数が決まる。

盟主1人・補佐2人の幹部の設定が可能。盟主は必須だが補佐の任命は任意である。役職の入れ替えが可能である。

同盟に加入すると下記の事が出来るようになる。

  • ゲーム内チャットによる通信
  • 合戦時の合流攻撃
  • 合戦時、同盟員の城や陣への兵の加勢

同盟に参加せずに単独での活動も可能である。この時は1人のみの同盟となり、本人が盟主となる。

また、同盟同士の合併も可能であり、移籍(一旦、独立した後に別の同盟に参加する)も可能である。

便利機能[編集]

『戦国IXA』ではリアルマネーを払って得る「金」を使っていろいろな便利機能を使うことができる。建設や研究をすぐに終わらせたり、「銀」くじ「金」くじと呼ばれる他よりレアリティの高いカードを手に入れやすい“くじ”を引くことができたりする。

金はYahooウォレットや電子マネーで購入できる。

問題とその対策[編集]

「戦国IXA」はWebMoney Awardグランプリを2011年から2年連続で受賞するなど、日本発のブラウザゲームとしては最も成功した部類に入ると言える。が、人気があることに由来するものを含め、様々な問題点も多い。

放置城
放置城とは、プレイヤーが飽きた等の理由で『戦国IXA』をプレイしなくなった際、ゲームデータの削除をしなかったために消去されずに残ってしまった城のことをいう。放置城は合戦時の防御番には簡単に陥落してしまうので相手の戦功ポイントになるだけとの批判がある。
これに対し人口が8人未満の城で,10日以上ログインしていない場合,削除対象になるというシステムを10月6日より導入した。しかし人口が100以上になってから放置された城も多い。
国の格差
これは織田、上杉、武田といった人気のある国と大友、足利等のマイナーな国で総戦功や人数バランスなどの差が開きすぎてしまうという問題である。勝利数でも上位国は約8割から9割なのに対し下位国は2割程度ということもある。
運営側もこの状況を憂慮し、以前12ヶ国がそれぞれ攻撃側と防御側にわかれて6組の合戦が発生していたシステムを下位4ヶ国の内9位と12位、10位と11がそれぞれ手を組んで8位以上の国に必ず宣戦布告ができるというシステムに変更した。それを受ける側は1ヵ国なので1国対2国という合戦になる。尚、宣戦布告を受けなかった国は通常通りの1対1の合戦になる。これにより下位国も着々と勝ち星を重ねるようになった。しかし、これにも、圧倒的に防御側が有利な環境の場合、攻撃側で負けが続き、一回連合国に落ちてしまうと連合国から脱出するのが難しくなってしまう事や、援軍国(下位国)が、合戦に対する同意票が入れられない事などの問題を抱えている。
上記の問題に対し、2012年10月18日より順次、刷新時にオートマッチングシステムが実装されることとなった。
RMT業者
アカウントを新規作成してクエストをクリアしていくとある程度の銅銭が貰えるため、RMT業者の銅銭供給のための城主アカウントが上限まで大量に作成され、殆どのワールドで新規ユーザーが登録できないという異常事態に陥っている。定期的に業者アカウントの削除を行っているものの、削除した傍から新規アカウントが作成されるために、いたちごっこになっている。
特に2013年に入ってからはこの傾向がさらに顕著になり、ワールドの刷新と同時に業者アカウントによって国が埋め尽くされ、刷新日の次の日には新規登録ができなくなるという惨状を呈している。その上、RMT業者から多額の銅銭を入手したプレイヤーの存在がゲーム内の武将カード価格のインフレを起こす原因になり、正当な方法でゲームを楽しんでいるプレイヤーには上位レアリティのカードを落札するのが難しくなっている。2013年6月現在、未だ有効な対策は行われていない。
サーバーの負荷
特に合戦日が休日に重なった場合など、同時に参加するユーザーが増えたときにサーバーの負荷が増大し、部隊が配置できない、巻き戻りが起こるなどプレイに重大な支障をきたすような状態になることがしばしば起きている。定期的にサーバーの増強を行っているという告知があるものの殆ど改善はされていない。
くじ確率・合成の成功率の低さ
現在の最高レアリティである天カードの当選確率が1%以下のため、入手するために課金くじをひく場合は期待値的には1回600円の金くじを100回以上ひく必要がある。カードの強化のためにはスキルを追加する必要があるが、スキルの追加成功率が低い上、不要なスキルがついた場合に削除金を払わなければいけないなどのペナルティもあり、ユーザーの不満点の一つになっている。
また2012年のいわゆるコンプガチャ問題以降、多くのガチャゲームがくじ確率を表記するようになったのに対し、戦国IXAでは未だくじの確率は明記されていない(上記の天が1%以下というのもあくまでプレイヤー間の情報交換等による定説であり、公式な発表では無い)。
陣被りの問題
城や村などの拠点以外では陣からしか部隊を出陣させることができないため、合戦準備期間中に盟主や同盟員の拠点の近くや敵城、砦の周辺などに部隊を出陣させて陣張りをする必要がある。ところが、遠方に陣を張る場合は片道数時間以上かかることも多いにも関わらず、出陣中に目当ての座標に他のユーザーが先に陣を張ってしまった場合には陣を張ることができないうえ、出陣のキャンセルもできず、出陣した部隊が往復して帰還するまで待たなければいけないという仕様である。サービス開始当初からユーザーの最大の不満点として挙げられているものの、メーカーから発売されたCDに収録されている歌でネタにされるなど、一向に改善しようとする気配が無い。

関係者[編集]

関連作品[編集]

戦国ixaを元にしたソーシャルゲーム。

スクウェア・エニックス刊行の漫画作品の登場人物が武将カードとして登場している。

外部リンク[編集]