愛本橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 愛本橋 | |
|---|---|
| 所在地 | 日本 富山県黒部市 黒部川 |
| 長さ | 130 m |
| 幅 | 8.5 m |
| 形式 | 鋼ニールセン系ローゼ桁橋 |
| 建設 | 1972年 |
| 橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 | |
愛本橋(あいもとはし)は、富山県黒部市宇奈月町下立と同町中ノ口に跨る、黒部川中流に架かる橋。
富山県道13号朝日宇奈月線の一部を形成する。
目次 |
[編集] 歴史
かつては全長63メートルにも及ぶ刎橋であったため、山口県岩国市の錦川に架かる錦帯橋、山梨県大月市の桂川に架かる猿橋とともに日本三奇橋の一つといわれていた。
河道が移動する黒部川下流部を避けて敷かれた北陸街道の上街道に架かる橋で、加賀藩5代藩主・前田綱紀が架橋を命じたとされる。両岸は岩山で上流部をのぞけばもっとも川幅が狭く、洪水時には大量の土石と水が集中する。そのため、橋脚は一年も持たずに流されるために、川の両岸から大木を突き出す構造であった。
現在の橋は1969年の豪雨で流失したために架け替えられた12代目である。元の位置から少し下流に、朱色に塗装された橋が架かっている。
北陸新幹線の金沢までの開業を2014年度末(予定)に控え、黒部市では観光資源とするために旧愛本橋(刎橋)の復元を検討している。[1]
[編集] 年表
- 1626年(寛永3年) - 打渡橋を架橋
- 1663年(寛文3年) - はね橋を架橋(以降、1862年の最後の架け替えまで8回架け替えられる)
- 1891年(明治24年) - 木造アーチ橋を架橋
- 1920年(大正9年) - 鋼鉄製トラス橋を架橋。1969年8月11日に豪雨のため流失。後に川の中で一部が発見されて(1998年6月)現在、うなづき友学館の前庭に展示されている。
- 1972年(昭和47年)7月 - 旧橋の50メートル下流に現在の橋を架橋
[編集] 脚注
- ^ 北國新聞公式サイト2010年2月26日付 「愛本刎橋」復元へ一歩 黒部市視察団、金沢で設計図閲覧
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 行く手を阻む四十八ヶ瀬 暴れ川に架けられた日本一の奇橋 (PDF) - 関西電力北陸支社 広報誌『やまびこ』92号
- 愛本橋 - とやま観光ナビ(富山県観光連盟)