情報デザイン

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情報デザイン(じょうほうデザイン、: information design)は、人間モノ環境との関係性にかたちを与える方法論生活の中にあふれる無数の情報をわかりやすく提示する手法、あるいは、それらの考え方。

情報デザインの目的[編集]

情報デザインは、情報を対象者に的確に伝えるための手法である。情報社会といわれる現代において、情報の伝わり方によって情報格差が生じ、実生活にも大きな差別を生み出す。全ての人に同じように情報を伝えなくてはならないが、受け手の条件によって情報の伝わり方及び理解の仕方が異なる。情報をどのように企画設計加工し、どのような方法で伝播するかを考えることである。

情報デザインのポイント[編集]

  1. 情報には体積重量密度鮮度がある。
  2. 情報受け手に情報消化能力差がある。

情報デザインの必要性[編集]

情報は人間の行動に大きな影響を与える。パソコンデザイン力とインターネットの発信力によって、個人が自由に情報を発信できるようになった。そのため、情報の品質が極度に落ちたと思える。時には、悪意をもった作為的な情報も発信されている。

究極の5個の帽子掛け[編集]

電話帳や様々なガイドブックの情報デザインを手がけたアメリカ人の建築家/グラフィック・デザイナーリチャード・ソール・ワーマンによれば、情報は無限に近いくらい存在するが、情報を整理する方法の基準は下記の5つしか存在しない。

  1. カテゴリー
  2. 時間
  3. 位置
  4. アルファベット(あるいは50音)順
  5. 連続量

これを彼は、究極の5個の帽子掛けと呼んでいる。

  • カテゴリーによる整理は、情報の共通の特徴をまとめたものである。生物動物植物に分類され、動物は脊椎動物無脊椎動物に分類されるといった生物の分類学問的に整理されたカテゴリーのひとつである。
  • 時間による整理には、歴史年表スケジュールテレビ番組表などがある。
  • 位置による情報配列として、代表的なものには地図がある。
  • アルファベット(50音)順による情報整理は、媒体で検索がしやすい。辞書事典の多くはこの方法によって項目を並べている。
  • 連続量による整理とは、重要度や程度の違いを基準にする整理である。高い・低い、大きい・小さいなどがファクターである。各種のグラフはこの基準によって視覚化されている。新聞の記事なども重要度の高低に従ってその大きさ、位置を決めている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]