悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ジャンル | アクション |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
| 開発元 | コナミコンピュータエンタテインメント神戸 |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | 64Mbitロムカセット |
| 発売日 | |
| 価格 | |
| 対象年齢 | CERO: B ESRB: Teen ELSPA: 11+ |
『悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon』(あくまじょうドラキュラ サークルオブザムーン、英題: Castlevania: Circle of the Moon)は、コナミから2001年3月21日に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトのアクションゲーム。
目次 |
[編集] 概要
ゲームボーイアドバンスの本体同時発売ソフトとなった悪魔城ドラキュラシリーズGBA1作目。シリーズでは『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』(1997年)に次ぐ2作目の探索型。探索型の悪魔城ドラキュラは通常、コナミコンピュータエンタテインメント東京による制作であり、本作以降の探索型は全て五十嵐孝司(IGA)を中心とした制作チームによる作品となるが、本作はコナミコンピュータエンタテインメント神戸が制作した異色作となっている。カードの組み合わせにより様々な技が出せる独自のDSSシステムを採用している。
[編集] ストーリー
1830年、オーストリアのはずれの古城で魔王ドラキュラの僕カーミラによってドラキュラ伯爵が復活した。10年前にドラキュラを封印したヴァンパイアハンターのモーリス・ボールドウィンはドラキュラの復活を察知し、息子のヒュー・ボールドウィンと10年前の戦いで亡くなった友人、グレーブズ夫妻の遺児、ネイサン・グレーブズを連れて城へ駆けつけた。しかし、時すでに遅く、ドラキュラは復活した後であった。ドラキュラは魔力を完全に取り戻すため、モーリスを捕らえ、ヒューとネイサンを奈落の底へ落とした。なんとか助かった2人は師匠モーリスを助けるため、城内の探索を開始した。
[編集] 登場キャラクター
- ネイサン・グレーブズ
- 本作の主人公でモーリスの弟子。モーリスから伝授された退魔の鞭をもって師の救出のために悪魔城の探索を始める。
- ヒュー・ボールドウィン
- モーリスの実子でネイサンの兄弟子。武器は剣。自分に劣る実力のネイサンが父から退魔の鞭を与えられたことを良く思っていない。
- モーリス・ボールドウィン
- 10年前にネイサンの両親とドラキュラを封印したヴァンパイアハンター。
- ドラキュラ
- 過去に何度も復活した魔王。魔力を完全に回復させるための生贄としてモーリスを捕らえる。
- カーミラ
- 美しい女吸血鬼。ドラキュラを復活させる。
- ネクロマンサー
- 物語の序盤で闘うボス。モーリスが生贄になることをネイサンに伝える。
[編集] 特徴
ゲームボーイアドバンス(GBA)というハードを使った据え置き型ゲームと遜色ない画質や音楽を十分に見せたが、その一方で携帯ゲーム機としての問題点も露出している。
具体的には、世界観ゆえにグラフィックに暗色が多く使われているため、画面が暗めな初代GBA(GBASP以前)では見えにくい。操作ボタンがハードにあわせて小型でありながら、頻繁に使用するダッシュが方向キーを2度押す仕様で若干出しづらいなど主人公の操作性もあまり良くない。小さい画面で派手に演出を見せるためか攻撃の振りが全体的に大きく、鞭を当てるときボタンを押してからほんの一瞬間がある、といったものがある。
これらの多くは次回作『白夜の協奏曲』で大きな改良を施された(具体的には、出来るだけ画面に明色を使う、ダッシュは連射ではなくボタン操作、モーションは出来るだけスピーディにする、など)。
基本武器は鞭だけだが、DSSの組み合わせによって様々な武器を使える。DSSはその他にも多彩な特殊能力・技を使用できるが、そのため防具やアイテムの種類は探索型にしては少ない。 敵キャラはグラフィック的に色違いキャラが多い。ゲームを進めてから過去に攻略したエリアに戻ると、登場する敵キャラが強いものにかわっているエリアもある。
クリア後、主人公のネーミングによって様々なモードが用意されているが、キャラクター変更はなくDSSのカード規制と能力変化によるものである。その代わりに4種類(一つモードをクリアするごとに新しいのが出る)と比較的モード数が多い。
BGMは歴代シリーズ曲のアレンジを主体としている。
[編集] 参考文献
- コナミ株式会社CP事業部 『悪魔城ドラキュラ -サークル オブ ザ ムーン- 公式ガイド』 NTT出版、2001年。

