ディノサウロイド
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ディノサウロイド(Dinosauroid、ダイノサウロイド)は恐竜が絶滅せずに進化をし続けた場合、人間に似た形態を採り得るという仮説、およびその形態のこと。恐竜人間とも。
[編集] 概要
ディノサウロイドはトロオドン等の「知能が高かった」とされる恐竜をモデルとして、1982年にカナダの古生物学者デール・ラッセル(Dale Russell)によって提唱された。デール・ラッセル監修・ロン・セガン製作の模型があり、オタワのカナダ国立博物館に収蔵されている。
トロオドンの特徴である、
等に着目した結果、「いずれは以下のような形態へと進化した」という可能性が示された。
- 身長は170cm程度。
- 全身に鱗を持つ。
- 頭部に爬虫類的な印象を残している以外は、ほぼ人間に近い体形。
- 哺乳類ではないので乳房はないが、胎生に移行しているのでへそがある。
- 人間と同様にかかとを接地させて直立二足歩行する。尾は退化している。
- 手には三本の指を持つ。
明らかに鎖骨が存在するなど、想像にしても人間に近過ぎる体形となっている。しかし、その奇抜で大胆なアイディアは多くのSF作家の注目を集め、様々な作品に登場した。
[編集] フィクションにおける類似の存在
フィクションに登場する恐竜人間は、それぞれオリジナル設定に基づいている。そのため、ラッセルによるディノサウロイドとは設定が異なるものがある。 アニメ『恐竜惑星』には、トロオドンから進化したもの(鎖骨の描写は見られない)と、レエリナサウラから進化したものの二種と類似種が登場し、本作の制作に携わった金子隆一が「恐竜人類が出てくる作品のうち、の最初期のもの」と評する『ダイノサウルス作戦』(豊田有恒作)には、ドロマエオサウルス科の一種の子孫が登場する。尚、カール・セーガンが1977年に恐竜人類の可能性を示唆した後の1978年、アメリカの心理学者ハリー・ジェリソンが、ドロミケイオミムス・サピエンスという恐竜人類を発表している。 また、1974年に永井豪と石川賢原作のマンガ『ゲッターロボ』の中の敵役として恐竜から進化した恐竜人類が高度な文明と科学技術を持っているという設定で登場している。