怨み屋本舗

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怨み屋本舗
漫画
作者 栗原正尚
出版社 日本の旗集英社
掲載誌 ビジネスジャンプ増刊エクストラ
ビジネスジャンプ
発表期間 2000年3月27日発売号
- 2007年8月15日発売号
巻数 20巻
テレビドラマ : 怨み屋本舗
監督 仁木啓介
制作 テレビ東京テレビマンユニオン
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2006年7月14日 - 2006年9月14日
話数 全12話
テレビドラマ : 怨み屋本舗 特別編(スペシャルI)
家族の闇 モンスター・ファミリー
監督 仁木啓介
制作 テレビ東京
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2008年1月6日 - ―
話数 単発1話
テレビドラマ : 怨み屋本舗スペシャル2
マインドコントロールの罠
制作 テレビ東京
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2009年1月7日 - ―
話数 単発1話
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怨み屋本舗』(うらみやほんぽ)は、栗原正尚による日本漫画作品、及びそれを原作としたテレビドラマ

目次

[編集] 概要

2000年3月27日発売の『ビジネスジャンプ増刊エクストラ』(集英社、隔月刊)で連載が開始され、2001年に連載誌を『ビジネスジャンプ』に移し、2003年よりレギュラー連載となる。2007年8月15日発売分で連載終了。単行本は全20巻。

『ビジネスジャンプ増刊BJ魂』(隔月刊)では2004年より2005年まで、沖縄支店を舞台とした番外編「怨み屋支店」が連載された。単行本収録時には、それぞれ本編のひとつ(第13巻91話以降)としてカウントされている。『BJ魂』では十二月田や里奈を主人公とした番外編も掲載された。

2007年9月14日発売の『ビジネスジャンプ』より神奈川支店を舞台とした本作の続編「怨み屋本舗 巣来間風介」の連載が開始された。

2009年4月1日発売の『ビジネスジャンプ』より、再び宝条栞を主人公とするシリーズ第3弾「怨み屋本舗〜REBOOT〜(リブート)」の連載が開始された。「巣来間風介」第6巻では、現在は壊滅した厚木支店との抗争が予告されている。

[編集] ストーリー

何らかの怨みを持つ人間の元に届く「あなたの怨み晴らします。社会的抹殺・人探し・実質的殺害(価格応談)」と書かれた名刺。

怨み屋と名乗る謎の女が、多額の報酬と引き換えに「社会的抹殺」や「実質的殺害」といった方法で依頼者の怨みを晴らしていく。

「殺し屋」ではなく、あくまで怨み屋であり、怨みの無い仕事は請けない(逆恨みも同)。また、各地に支店があり、現在、沖縄・横浜・千葉・埼玉・厚木支店が確認されている。「海外支店の話も描きたい」と作者がインタビューで語ったこともある。

作中に登場する、依頼人からの怨みを買った標的は、身勝手極まり無い行動や理屈で、迷惑や危害を与えた者や、自分に対して非常に甘く無責任で、他人を傷つけても全く反省しない、倫理や常識を欠いた救いようの無い悪人達である。

[編集] 登場人物


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[編集] 主要レギュラー

怨み屋(本名:宝条栞 ほうじょう しおり)
年齢不詳(推定年齢20代半ば)。出身地不明。多額の報酬を受け、対象者の「社会的抹殺」や「実質的殺害」を請け負う復讐代行業の女。自らを「正義」ではなく「必要悪」と認識しており、非常にドライかつ冷徹で計算高い性格である。知識だけでなく、時々体を張った仕事もこなしており、子供の頃から空手、英語、ピアノを習っていた。情報屋と共に本名を捨て、いくつもの偽造戸籍(死亡しているが死亡届けが出ていない人間の戸籍を拝借する)を持っている(中には情報屋と婚姻関係にあるものもある)。口癖は「(依頼を受けてくれないかという問いかけに対し)しかるべく」「(仕事が終わった後で依頼人に)怨みを晴らしたい時はまたご用命を!!」である。名刺には黒地に白抜きで「あなたの怨み晴らします 怨み屋本舗 ○人探し○社会的抹殺○実質的殺害(価格相談) 〇九〇 - 〇二五九 - ××××」(〇二五九以降の部分は回によって三四五六など変化している)と書かれている。また、この名刺は感熱紙印刷であり、時間が経つと熱で文字が消える。
愛車は大幅に改造&チューンした1967年式フォルクスワーゲン・ビートル。いつも同じネックレスをしている。事務所は所在不明のマンションの404号室であり、看板は(表向き)「浦宮リサーチカンパニー(8巻第45話)」になっている。少女の頃から先代の怨み屋に後継者として育てられた(11巻第69話)。
情報屋(本名:獅堂詠示 しどう えいじ)
年齢不詳(推定年齢30代前半)。出身地不明。初登場は1巻第3話(「情報屋」の名前だけ。本格的に登場するのは1巻第4話から)。3巻第14話からミドリガメのトメ吉を飼い始める。情報収集能力は裏社会でも一目置かれており、怨み屋曰く「優秀な情報屋」である。好きな言葉は「仁義」。趣味はパソコンの自作。ヘビースモーカーであり、入浴と掃除が嫌いで、外出も好まない(逆に言えば情報収集に全精力を傾けている証拠)性格であったが、長い髪の毛を一年ぶりに切り、物語が進むにつれて徐々に(アウトドア派になり)変化してきている。
事務所は所在不明のマンションの606号室であり、看板は(表向き)「ホキマ情報研究所」になっている。フケだらけの頭を掻き、その頭を掻いた指の臭いを嗅ぐのが癖。「さすが情報屋ね」と怨み屋に言われた後、「金さえくれりゃあ総理大臣の口座番号だって調べてやる。俺が調べらんねぇのは、あんたの経歴だけだ、怨み屋」と返すのがいつものパターン。
シュウのことは義理の弟だと思っている。また、幼い頃に家族を失っているが、その時の法律のせいで煮え湯を飲んでいる。湘南の大学に通っていた。里奈にはEDであると告げていたが(9巻第55話)、作者によるとこれはウソ(16巻巻末)。
十二月田 猛臣(しわすだ たけおみ)
初登場は4巻第23話。オタク[1]。25歳、独身、定職なし。ただし、組み立てたガレージキットプラモのネット販売したり、中古店で買ったレア物CDやDVDや漫画をオークションで転売したり、同人誌販売をすることによって収入はある。実質、所謂ネオニート(職無し、学生でなく職業訓練中ではない、だが収入あり)である。7巻第40話より正式に怨み屋本舗の工作員になる。怨み屋のことは「上司」と呼ぶ(自分に指令をくれる「宇宙人」の「上司」だと思い込んでいることから)。その奇怪な行動には、普段は冷徹な怨み屋でさえ調子を崩す。文書の偽造が出来る(8巻第49話)。そこそこ知名度のあるマラソン選手だった両親に(半ば無理矢理)鍛えられた[2]為、見かけによらず運動(特に持久走)は得意(ただし、他人と合わせなければいけない球技を除く)である。相当な妄想癖を持ち、今まで4人にストーカー行為をしている(4巻22話に登場する復讐対象者にもストーカー行為を(怨み屋の策略で)する為、計5人にストーカー行為を働いたことになる)。
拳を握り、両腕を突き出した状態から、両拳の指を何本か立てることにより、必殺技が使える。必殺技はそれぞれ、人差し指1本の時「ラブラブ光線(対象に好意の「念」を込めた光線を発射する。効果不明)」、人差し指と中指の2本の時「改心光線(対象を正気に戻すという「念」を込めた光線を発射する。効果不明。7巻第39話で登場)」、親指以外の4本の時「死ね死ね光線(プラモデル用接着剤をシンナーで薄めた溶液を発射する。目潰しの効果があり唯一使える技。11巻第74話で登場)」、0本指の時「コナゴナ光線(メリケンサックを装備し殴りつける。が、あまり痛くはないらしい。11巻第74話で登場)」である。口癖は「(光線使用時に)チュチュ~ン」(本人曰く、発射音)。2006年8月7日の作者のブログによれば、この作品で最も人気のあるキャラクターである。
シュウ(本名:宝条脩 ほうじょう しゅう)
初登場は4巻第25話。怨み屋本舗の工作員(正社員ではない)にして、怨み屋の3歳年下の実弟である。
職業はホストで、女性を手玉に取ることに長けている。怨み屋本舗の仕事上、熟女でない女性の相手をすることがあるが、本来は熟女専門である。ミツヨさん(4巻第25話)・ヨシエさん(5巻第29話・10巻第63話)という太客がいる。目利きに自信がある(10巻第63話)。
「親を殺せば呪われた一生を送る」等と言って暴走する里奈を止める場面もある。
杉河 里奈(すぎかわ りな)
初登場は6巻第34話。17歳、都立舎人川西高校3年。口癖は「不安だわ」。通学する学校で陰湿なイジメを受けている孤独な少女で、母親の再婚相手の男性に強姦され続け(これが原因で男性恐怖症に)、自殺を決意する(6巻第34話)が怨み屋によって(間接的に)自殺を止められ、生き延びる。その後(6巻第35話)、怨み屋に依頼し、義父を自分と母親の前から姿を消させることに成功する。その時に怨み屋から依頼料500万(正確には経費込み505万)分の負債を背負ってしまうが、これを怨み屋本舗の工作員として仕事をし返済することを提案され、了承する。
7巻第44話において正式に工作員として採用される(仕事料100万)。ちなみに、マッサージ+掃除+洗濯で借金が1万円減る。徐々に男性恐怖症を克服したのか、情報屋と十二月田は怖くない(11巻第73話)。理由はそれぞれ情報屋に対しては「亀好きだが女に興味なさそう」、十二月田に対しては「フィギュア好きだが生身は苦手そう」である。作中においては、悲惨な過去を背負っている割にはその影を引きずっている描写は少なく、性格的にはどこにでもいる普通の高校生として描かれている。
その後義父によって母を殺されてしまい、自身の手で復讐する事を決める。その際、情報屋達の指示を無視して刺し殺そうとしたが、その前に標的らが殺し合いを始め、里奈は自身の手を汚さずに済んだ。その際、怨み屋に「自分のしている事を正義と勘違いしない様受け取りなさい」と分け前の三百万を受け取った(19巻)。

[編集] 怨み屋関係

相果川 剛志(あいかがわ たけし)
増刊の番外編「怨み屋支店」の主人公。怨み屋沖縄支店の支店長。男性であるがオカマ。通称「アイちゃん」。特技はクネクネポーズ。
ナヨナヨしているが琉球空手の使い手で、怨み屋としての実力がある。兼業としてダイビングインストラクターを勤めている。
女性が苦手という設定だったが、知念が助手として働いてるせいか、多少克服しているようである。
本店が機械や薬などを利用し制裁を加えるのに対し、こちらはハブや毒蛾、ヒョウモンダコ、または防空壕といった沖縄ならではの生物や地形を生かした制裁を科している。
知念 夕子(ちねん ゆうこ)
「怨み屋支店」における相果川の助手。初登場時は依頼人だったが、依頼解決後は相果川の家に居候し、(勝手に)助手となる。当初、相果川はイヤがっていたが、徐々にパートナーとなっていく。
ドクター
初登場は第10巻第68話。医師免許はあるが開業届を出していないモグリの医者。怨み屋の社員ではないが、外科手術や薬物関係のサポートをし、時に直接手を下すこともある。
初老の男だが、常に顔の上半分を変わった仮面をつけることで隠しており、外出時も帽子を目深に被りサングラスとマスクをするために素顔は判然としない(但し、初登場時にはマスクは付けていなかった)。また、マゾヒストで怨み屋に虐待されることを悦びとしているが、逆に怨み屋を解剖して犯したいというサディスティックな性癖も持ち合わせる。
かつて聖福教・総務部長を宝条栞の顔そっくりに整形したことから、口止めを狙う総務部長に命を狙われる。そこで聖福教と手を切り、宝条栞を当時の怨み屋にひき合わせる。そのため、怨み屋とシュウとは昔からの知り合いである。
早乙女(さおとめ)
元・怨み屋工作員。現在、日本国内の山中にて私設刑務所を運営している。金次第で誰でも服役させる。
泡森(あわもり)
私設刑務所の看守。左眼に眼帯をしている。短気ですぐに囚人に暴力を振るう。
曽武川 由香(そむかわ ゆか)
怨み屋横浜支店の工作員。里奈が出向していた時には入院していた。怨み屋のことを「怨み屋姐さん」と呼ぶ。香水マニア。
「女」であることを最大の武器とし、決して女を武器にしない怨み屋とは何かと反目し合う。

[編集] 警察関係者

寄木 聡(やどろぎ さとし)
初登場は第1話(ただし名前も出ない端役。本格的な登場は5話から)。警視庁松島署の刑事課課長代理。警部。42歳(10巻第72話)。
経験豊富な刑事で、優秀な捜査官。リアリストで証拠を固めてから動く。
怨み屋が起こしたり関わった刑事事件を担当することがあり、次第に怨み屋の存在を感じ取るようになる。先輩の刑事と後述の諸田が怨み屋によって抹殺されたそれぞれの事件から、怨み屋の存在を確信し、その実態に迫ろうとする。
秦野 誠一(はたの せいいち)
寄木の部下。階級は巡査長
刑事としては未熟で寄木によく不備を指摘される。現実主義で堅物である寄木を尊敬し、好意を持っている。
諸田 和友(もろた かずとも)
初登場は3巻第13話。警視庁鉄道警察隊所属の警察官。後に(第45話)本庁の刑事部刑事総務課に異動。階級は巡査部長
情報屋の「耳(情報提供者)」で、警察の捜査情報を流している。パチンコ・競馬にのめり込んで多額の借金を背負っており、情報屋にリークするようになったきっかけでもある。
見た目と裏腹に優秀で、強請るために情報屋の正体を突き止め、本名を暴露する(第55話)。怨み屋からの協力要請に対して、怨み屋も強請ろうと考えこれを許諾するが、実は罠で「実質的殺害」にされる(第57話)。

[編集] 聖福教

三像院 輝子(さんぞういん てるこ)
信者約4万人を抱える聖福教の教祖。72歳。作中直接は登場しない。聖福教の規模自体は中堅クラスであるが、政界とも深い繋がりを持ち、ある程度の事件ならもみ消してしまう程の力を持つ。
輝子自身は病気のために、既に数年公の場に姿を出しておらず、教祖代理の弱冠10歳であるひ孫・三像院輝臣(てるおみ)を擁立した総務部長が事実上教団を取り仕切っている。勧誘手法など何かと問題が取り沙汰される教団であるが、輝子の現役時は比較的まともな教団と認識されており(問題が無かったわけではない)、おかしくなるのは、彼女が病に伏した後、特に総務部長が取り仕切るようになってからである。
総務部長
病床の三像院輝子に変わって事実上、聖福教を取り仕切る人物。普段は帽子によって素顔がわかりにくくなっており、信者ですら側近で無い限りは男女の区別すらつかないが女性である。怨み屋と同じ顔を持つ。
自分本位な性格で神といったものもまったく信じていない。当然、聖福教の教えも例外ではなく、道具程度の認識である。後述の宝条家への一連の行為や、時々褒美を授けることで上納金を効果的に集めるやり口など、とかく他者を操るのが上手い。彼女が取り仕切るようになってから、教団は不法な勧誘やマルチ商法紛いの体制へと変貌する。
聖福教の家に生まれ、聖福教を信じる両親を内心では馬鹿にしていた。高校時代、本人は容姿が醜かったためにイジメに遭っており、そこを正義感が強かった当時の宝条栞(同じく高校生)に助けられたことから、彼女に憧れを持つ。以後ストーカー紛いの行動を起こすようになるが、拒絶されたことから最終的に怨みを持つ。宝条家が聖福教被害者団体の弁護士だったことを知ると、「夢のお告げ」と称して親や聖福教の支部長の協力を得て宝条栞そっくりに整形し(これを行ったのはドクター)、宝条栞として悪事を行って彼女を貶める。最終的に、狂信者を煽って宝条家を襲わせ、宝条栞が恨みを持つと同時に、宝条栞が怨み屋になるきっかけを作る。その後、この時の功績をきっかけに聖福教で地位を持ち、両親も謀殺して、現在の地位まで進む。
最終巻にてついに怨み屋と対決し、射殺に成功。勝利したかに思えたがそれは怨み屋が用意した替え玉(過去に怨み屋が社会的抹殺した人物を利用)であり、直後に怨み屋に操作された木経 透子に顔がほぼ同じ怨み屋と勘違いされめった刺しにされ死亡。聖福教も怨み屋の仕向けた策略により麻薬取引の罪を着せられ壊滅する。

[編集] その他

漆原 正太郎(うるしばら しょうたろう)
初登場は4巻第22話。独身(7巻42話の1ヶ月前に結婚)。漫画家でアニメ化もされ大ヒットした『電脳探偵K』の作者。何度か怨み屋に依頼を行い、また関わった。
自分の周りで起きた事柄を漫画のネタにしてしまう程タフな性格(例えば、最初の件であるストーカー被害を元に、『ストーカーガール』と言う新作を刊行していた)。しかし、怨み屋を題材にしようとした時は本人から警告を受けている。また、読者を大事にしたいなどと言っているが、援助交際など矛盾した行為も行っていた。
その後も木経薫をアシスタントとして雇っていたことや、編集者が自信の名を利用して女性問題を起こしていたことなどで怨み屋と関わる。
ある種、作者本人を投影した人物となっている。
ヨシエ
初登場は5巻第29話。都内に24軒のアパートを所有する総資産20億円の未亡人。
ホストクラブに通い詰めて熟専のシュウの上客となっており、シュウの為に怨み屋と火花を散らしたこともある。
木経 透子(きつね とうこ)
初登場は8巻第50話。キツネ顔で妄想癖・虚言癖のある、性質の悪い女。自称天才。
幼少時より母親に過剰に保護されて育った為、極めて自己中心的で我侭な性格が形成された。ある妻持ちの男性に一目惚れして卑劣なストーカー行為をしていたが、怨み屋によって報復される(ただし、「社会的抹殺」よりやや軽い)。
以後、怨み屋の存在を感じ取り、弟・薫共に様々な手段を持って復讐を試みる。
最終巻にて知らず知らずのうちに怨み屋に操作され総務部長を殺害し逃亡。その後の行方は不明。
木経 薫(きつね かおる)
木経透子の弟。姉と同じくキツネ顔で妄想癖・虚言癖のある男。一人称は「拙者」。親指の爪を噛むのが癖。
黒須川 真(くろすがわ まこと)
弁護士。
怨み屋への依頼者の弁護人(一般民事や法律事務など)としてしばしば登場するが、怨み屋との直接的な関係は特に描写されてない(そもそも初登場時は、怨み屋に依頼する前の段階で関わっていた)。『リセットマン』など、同作者の他作品にも登場し、同作者作品での弁護士の記号的な面が強い。
異常な程の潔癖症であるが、初登場時を除いて特に描写されてない。
手塚 和夫(てづか かずお)
都立舎人川西高校の教諭。表情をあまり変えないことから、生徒達からは「テッカ」(鉄仮面の意)と呼ばれている。
物語終盤に依頼人として登場し、怨み屋が過去に同高校に通っていたことから、その正体を知る。



以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


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[編集] テレビドラマ

テレビ東京系列でテレビドラマ化。金曜スポパラドラマ24枠にて2006年7月14日より9月29日にかけて放送(テレビ大阪では7月20日から10月5日まで)された。スポパラとしては第4作目の連続ドラマ(「ドラマ24」の第4シリーズ)である。

また、2008年1月6日には特別編として「怨み屋本舗スペシャル 家族の闇 モンスター・ファミリー」が放送された(ネット局は、テレビ東京系6局と岐阜放送)。岐阜放送は、今回独立局で唯一のネットかつテレビ東京系と同時での放送である。ただし、岐阜放送は2006年版については未放送。スペシャルの放送に先駆け、関東地区のみ4日連続(2008年1月2日~5日深夜、1日の放送で2~4話ずつ)で2006年版の再放送を実施した(テレビ愛知のみこの再放送を4日連続同時ネット)。なお、2008年3月19日には前述の特別編に未放送のエンディングを追加収録した「怨み屋本舗スペシャルI 家族の闇 モンスター・ファミリー 真実の結末ノーカット版」がDVDソフトとしてリリースされている。

2009年1月7日水曜ミステリー9特別企画として「怨み屋本舗スペシャル2 マインドコントロールの罠」が放送(びわ湖放送テレビ和歌山・岐阜放送も同時ネット)され、7月3日よりに新シリーズ「怨み屋本舗REBOOT」を放送することが発表された。

なお、登場人物など設定は原作である漫画版とは少し異なる。詳細は後述

[編集] キャスト

怨み屋
演:木下あゆ美
都内高級ホテルのスイートルームに定宿している[3]謎の美女。の標本のコレクションを大切にしている。愛車はシトロエン・C3プルリエル(SP2ではフィアット・500)。
情報屋
演:寺島進(2006年度 / スペシャル1,2)、加藤雅也 (REBOOT)
怨み屋の協力者。秋葉原の事務所でありとあらゆる情報を入手する。特別編では事務所を船の中に構えている。ペットはパグのリンダ[4]
シュウ
演:竹財輝之助(2006年度 / スペシャル1)、小野健斗(スペシャル2 / REBOOT)
怨み屋の工作員。熟女専門のホスト。
十二月田猛臣
演:前田健
驚異の身体能力を誇るオタク。(2006年度版では)情報屋の隣人。その特異な能力を買われ、怨み屋の工作員となる。情報屋を上官、怨み屋をその婚約者だと思っている。
杉河里奈
演:
怨み屋の工作員。当初は依頼人だった。
寄木聡
演:きたろう
渋谷南署の刑事。事件の陰に暗躍する怨み屋の影に気付き、その正体を追う。スペシャルIIにて、警察幹部とカルト教団の繋がりを知り、警察OBに相談するがもみ消され、後にひき逃げで意識不明の重体となる。
野田修一(2006年度版)
演:マイク・ハン
レギュラー放送時の寄木の部下で階級は巡査。エリート志向で出世欲が強い。ギャンブルに溺れ借金があり情報屋に捜査情報を横流ししていた。最終話にて上層部に抗い寄木を殺害しようとし返り討ちに会い死亡。
新城聖美
演:木下あゆ美(二役)
病院に入院していた怨み屋と瓜二つの女性。
春日隼人
演:窪塚俊介(特別編 / スペシャル2)
特別編1・2での寄木の部下で階級は巡査。野田同様に借金があり情報屋に捜査情報を横流ししていたが、彼の素性を暴き逆に脅迫する。原作の諸田同様怨み屋の策略により死亡する。
城島進一
演:田中哲司 (REBOOT)
星影静香
演:長谷部瞳 (REBOOT)

[編集] ゲスト

[編集] 怨み屋本舗

# 放送日 サブタイトル 被害者 依頼者 対象者 その他のゲスト
1 2006/7/14 怨みの方程式 笹野高史(伊藤 役) うじきつよし(味山雄大 役) 市川しんぺー(御法川慶太 役)
2 2006/7/21 失わない男 池田実香(社長婦人・明美 役) 海老澤健次(三郷一郎 役) 松重豊(近藤集 役)
3 2006/7/28 イヤな女 渡瀬美遊(松沢恵美子 役) 片桐はいり(佐知代 役) 山崎潤(松沢直也 役)
TAJIRI(ゲイの男 役)
(杉河里奈 役) 廣川三憲(杉河正志 役)
4 2006/8/4 十代の暴走 不二子(佐倉杏子 役) 松田悟志(佐倉真治 役) 落合扶樹(竹内コウ 役)
黒木啓嗣(大石ハルオ 役)
宮田直樹(松本ヒデオ 役)
5 2006/8/11 ストーカーvs十二月田 黒田勇樹(漆原正太郎 役) 小林きな子(下北リカコ 役) 早美あい(マクロイン王国オーロラ姫 役)
6 2006/8/18 女郎蜘蛛 国枝量平(南条ミユキの夫 役) 鈴木砂羽(南条ミユキ 役) 浅野和之(田之島アキラ 役)
7 2006/8/25 踏み台人生 中村圭太(赤沼真介 役) 鈴木蘭々(榊原美帆 役) 秋桜子(赤沼道子 役)
三浦誠己(室田久夫 役)
8 2006/9/1 ハートキャッチャー 柄本佑(五反野進 役) 大谷允保(大野弥生 役) 木村公一(広瀬雅隆 役)
江嵜大兄(鈴木重人 役)
黒田耕平(松岡英輝 役)
9 2006/9/8 怨念のレベル 花澤香菜(青山美香 役) 下條アトム(青山智彦 役)
渡辺典子(青山映子 役)
堀部圭亮(長谷矢透 役)
上田耕一(長谷矢稔 役)
ノゾエ征爾(泉田医師 役)
小野まりえ(中沢看護師 役)
時任歩(さつき 役)
10 2006/9/15 過去を喰う男 太田浩介(内藤喜世子の夫 役) 宮崎ますみ(内藤喜世子 役) 不破万作(竜ヶ崎寅男 役) 桑名里瑛(内藤ちひろ 役)
11 2006/9/22 特権階級 花原照子(吉村珠子 役) 左右田一平(吉村順蔵 役) 寺田農(権藤徳男 役) 池内万作(宮野警視正 役)
小嶋尚樹(田沼警視 役)
夏生ゆうな(高森はづき 役)
黒田勇樹(漆原正太郎 役)
原知佐子(野田文枝 役)
12 2006/9/29 怨み屋の正体
# 放送日 サブタイトル 被害者 依頼者 対象者 その他のゲスト

[編集] スペシャルI・II

# 放送日 サブタイトル 被害者 依頼者 対象者 その他のゲスト
特別編(スペシャルI) 2008/1/6 家族の闇 モンスター・ファミリー 高木涼生(坂下拓実 役) 吹越満(坂下守 役) 馬渕英俚可(坂下ミドリ 役)
相葉弘樹(大久保ユウヤ 役)
島かおり(白川タエ 役)
山田一善(白川幸一郎 役) 三浦理恵子(白川由紀 役) 竹山隆範(白川タカヒコ 役)
美山加恋(白川美咲 役) 三浦理恵子(白川由紀 役)
小阪由佳(白川亜紀 役)
小林正寛(白川義雄 役)
超闇の正義SP 2009/1/7 マインドコントロールの罠 山下容莉枝(佐藤恵子 役) 利重剛(佐藤和也 役) 東てる美(轟花江 役) 山本ひかる(ミサ 役)
柳憂怜(高杉潔 役)
竜雷太(薬師寺昇 役)
野中隆光(渡辺誠 役)
森下千里(篠原彩 役)
江波戸ミロ(アイスクリスタル 役)
佐藤貴広(佐藤信一 役) 佐野史郎(桐生善道 役)
# 放送日 サブタイトル 被害者 依頼者 対象者 その他のゲスト

[編集] 怨み屋本舗 REBOOT

スピンオフとして第0話から始まり、寄木が査問委員会にかけられ、スペシャルIIで寄木が手に入れた情報の顛末及び、今までのシリーズの総集編及びキャラ紹介、次回予告、撮影風景を放送した。

# 放送日 サブタイトル 被害者 依頼者 対象者 その他のゲスト
0 2009/7/3 歪められた正義 -
1 2009/7/10 教室の悪魔〔前編〕

[編集] スタッフ

  • 原作:栗原正尚
  • 脚本:川嶋澄乃
  • 音楽:五十嵐由美
  • 監督:仁木啓介(テレビマンユニオン)
  • 制作:「怨み屋本舗」製作委員会(テレビ東京、テレビマンユニオン

[編集] 主題歌

怨み屋本舗
オープニングテーマ:mihimaru GTいつまでも響くこのmelody
エンディングテーマ:SeanNorth 「final your song」
怨み屋本舗 家族の闇 モンスター・ファミリー
エンディングテーマ:SunMin 「Another wish」
怨み屋本舗 マインドコントロールの罠
エンディングテーマ:たむらぱん 「ライ・クア・バード」
怨み屋本舗 REBOOT
オープニングテーマ:鴉 「夢」
エンディングテーマ:ウニョン 「放熱ララバイ」

[編集] 原作からの主な変更点等

  • シュウは怨み屋の実弟という設定では無く、工作員の一人に過ぎない。また、初登場が原作よりも早い。
  • 里奈の登場が原作よりも早い。そして早い時期に工作員になっている。
  • 里奈の借金総額が500万ではなく300万。
  • 寄木の風貌及び年齢が異なる。
  • Vol.4に原作者・栗原正尚が特別出演している。
  • 漆原が漫画家ではなく役者(電脳探偵K役)。

[編集] その他特筆事項

  • スペシャルにおいて、完全版とTV版に若干の相違がある。完全版では寄木警部が爆発の際、白川家の内部にいて死亡するのに対し、TV版では白川由紀に締め出された後、リビング(と思われる)の窓の外で爆発に遭って重傷を負うも、一命は取り留める。また、白川タエが殺害陰謀の音声を聞く場面がオミットされている。

[編集] ネット局

[編集] 怨み屋本舗

放送対象地域 放送局 系列 放送曜日及び放送時間 放送日の遅れ
関東広域圏 テレビ東京(TX)【製作局】 テレビ東京系列 金曜 24時12分~24時53分 ---
北海道 テレビ北海道(TVh)
愛知県 テレビ愛知(TVA)
岡山県香川県 テレビせとうち(TSC)
福岡県 TVQ九州放送(TVQ)
大阪府 テレビ大阪(TVO) 木曜 24時12分~24時53分 6日遅れ
宮城県 東日本放送(KHB) テレビ朝日系列 土曜 25時10分~25時50分 22日遅れ
広島県 広島ホームテレビ(HOME) 木曜 25時16分~25時56分 約1年3ヶ月遅れ
山形県 テレビユー山形(TUY) TBS系列 木曜 25時55分~26時30分 34日遅れ
新潟県 新潟放送(BSN) 金曜 25時25分~26時05分 約6ヶ月遅れ
長野県 信越放送(SBC) 金曜 25時45分~26時25分 約3ヶ月遅れ
静岡県 静岡放送(SBS) 水曜 26時25分~27時05分 12日遅れ
富山県 チューリップテレビ(TUT) 木曜 25時30分~26時10分 12日遅れ
石川県 北陸放送(MRO) 木曜 25時30分~26時10分 6日遅れ
福島県 福島中央テレビ(FCT) 日本テレビ系列 金曜 25時45分~26時25分 約6ヶ月遅れ
熊本県 くまもと県民テレビ(KKT) 木曜 24時26分~25時06分 約1年2ヶ月遅れ
奈良県 奈良テレビ(TVN) 独立UHF局 金曜 23時58分~24時35分 約1年9ヶ月遅れ

[編集] 怨み屋本舗REBOOT

放送対象地域 放送局 系列 放送曜日及び放送時間 放送日の遅れ
関東広域圏 テレビ東京(TX)【製作局】 テレビ東京系列 金曜 24時12分~24時53分 ---
北海道 テレビ北海道(TVh)
愛知県 テレビ愛知(TVA)
岡山県香川県 テレビせとうち(TSC)
福岡県 TVQ九州放送(TVQ)
大阪府 テレビ大阪(TVO) 月曜 24時12分~24時53分 3日遅れ

[編集] 脚注

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  1. ^ この作品における「オタク」は「特定の事物に強い関心を示し、また知識を持つ者」というよりは「一般人から理解されない奇異な行動を取る者」(いわゆる「奇人」や「DQN」や「電波系」)として描かれている。現実の「オタク」を漫画向けに「極端に戯画化した」ものと言える。
  2. ^ 実態は幼少時からの強制的な走り込みとフォームが悪いと与えられる体罰である。この幼少時における「しごきともとれる特訓の日々」というストイックなスパルタ教育が彼の粘着性を養い、両親の持つ思い込みの強さ(自分達の血を引く息子にはマラソンの才能があるはずという強い思い込み)も継承する結果となり、この後に彼のひきこもり人格を形成することになる。また、この経験(怒られてばかりで愛情を受けた覚えがないこと)が原因で「人間に無関心で物しか愛せなくなったのかも知れない」と十二月田本人は自己分析している。
  3. ^ 原作では所在不明のマンションの404号室
  4. ^ 原作ではミドリガメのトメ吉

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

テレビ東京 ドラマ24スポパラ内金曜深夜0時12分~)
前番組 番組名 次番組
下北GLORY DAYS
(2006.4.14 - 2006.7.7)
怨み屋本舗
(2006.7.14 - 2006.9.29)
クピドの悪戯 虹玉
(2006.10.13 - 2006.12.22)
湯けむりスナイパー
(2009.4.3 - 2009.6.26)
怨み屋本舗REBOOT
(2009.7.10 - )
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