志水辰夫

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文学
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志水辰夫(しみず たつお、本名・川村光暁(かわむら みつあき)、1936年12月17日 - )は日本の作家。高知県出身。一部ファンからは「シミタツ」と呼ばれている。

叙情的な文体で冒険アクションから恋愛小説時代小説まで手がけ、その腕は「このミステリーがすごい!」などでも高く評価されている。

目次

[編集] 来歴

高知商卒業後、公務員等の職を経て、出版社勤務。のちに雑誌のフリーライターとなり、40代で本格的に小説を書き始める。1981年8月に『飢えて狼』(講談社刊)でデビュー。

[編集] 「行きずりの街」大ヒット

自他共に認める「永久初版作家」だった志水だが、1990年日本冒険小説協会大賞受賞作にして「このミステリーがすごい!」で1992年度第1位に選出された『行きずりの街』が、2006年ごろから全国で18万部を売り上げるベストセラーになった。「このミス」1位作品であることをPRした帯がヒットの要因であるといわれている。著作は2年に一度新版が出るかどうかであったために志水自身も驚いているという。

[編集] 受賞歴

[編集] 著作リスト

  • 飢えて狼』(1981年 新潮文庫:長編)
  • 『裂けて海峡』(1983年 新潮文庫:長編)
  • 『あっちが上海』(1984年 集英社文庫:長編)
  • 『尋ねて雪か』(1984年 徳間文庫:長編)
  • 『散る花もあり』(1984年 講談社文庫:長編)
  • 『背いて故郷』(1985年 新潮文庫:長編)
  • 『狼でもなく』(1986年 徳間文庫:長編)
  • 『オンリィ・イエスタデイ』(1987年 新潮文庫:長編)
  • 『こっちは渤海』(1988年 集英社文庫:長編)
  • 深夜ふたたび』(1989年 徳間文庫:長編)
  • 『カサブランカ物語』(1989年 集英社文庫:オムニバス)
  • 行きずりの街』(1990年 新潮文庫:長編)
  • 『帰りなん、いざ』(1990年 新潮文庫:長編)
  • 『花ならアザミ』(1991年 講談社文庫:長編)
  • 『夜の分水嶺』(1991年 徳間文庫:長編)
  • 『滅びし者へ』(1992年 集英社文庫:長編)
  • 『冬の巡礼』(1994年 角川文庫:長編)
  • 『いまひとたびの』(1994年 新潮文庫:短編集)
…「赤いバス」「七年のち」「夏の終わりに」「トンネルの向こうで」「忘れ水の記」「海の沈黙」「ゆうあかり」「嘘」「いまひとたびの」収録
  • 『虹物語』(1995年 『いつか浦島』と改題して集英社文庫:短編集)
…「いつか浦島」「きみにかぐや姫」「身ぐるみシンデレラ」「プレーオフ」「虹物語」収録
  • 『あした蜉蝣の旅』(1996年 集英社文庫:長編)
  • 『情事』(1997年 新潮文庫:長編)
  • 『暗夜』(2000年 新潮文庫:長編)
  • 『きのうの空』(2001年 新潮文庫:短編集)
…「旅立ち」「短夜」「イーッ!」「家族」「かげろう」「息子」「高い高い」「夜汽車」「男親」「里の秋」収録
…「人形の家」「五十回忌」「こういう話」「うつせみなれば」「燐火」「逃げ水」「曼珠沙華」「赤い記憶」収録
…「扇風機」「再会」「サウスポー」「パイプ」「長くもない日」「あかねの客」「岬」収録
  • 『ラストドリーム』(2004年 新潮文庫:新聞連載長編)
  • 約束の地』(2004年 双葉文庫:長編)
  • 『うしろ姿』(2005年 文春文庫:短編集)

[編集]

  • マイ・ベスト・ミステリー 1」(日本推理作家協会編)
    • 「もっとも好きな自作」・・・・『ダチ』(『負け犬』に収録)
    • 「もっとも好きな他人の作品」・・・・『入れ札』(菊池寛)
    • 「頭の隅から」
  • 「日本推理作家協会賞受賞作全集ー51」:『背いて故郷』収録(双葉文庫)ISBN4-575-65850-2

[編集] 対談

  • エンパラ 大沢在昌対談集