徳島ラーメン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
徳島ラーメン(とくしまラーメン)は、徳島県(東部)のご当地ラーメン。地元では「中華そば」や「そば」と呼ばれている。ご当地ラーメンの中でも個性的な特徴を確立するに至っていない、典型的な企画型ご当地ラーメンである。
[編集] 概要
1999年に徳島市内にあるラーメン店「いのたに」が、新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店した事から有名になった。茶色の豚骨醤油スープに中細麺、トッピングには豚バラ肉・ネギ・もやし・生卵…というのがもっとも一般的に知られている徳島ラーメンだが、地元では生卵を入れずに食べる人も多い。スープに甘味があるのも大きな特徴である。また徳島ラーメンは基本的に「ご飯のおかず」として食べるものなので、通常のラーメンに比べて量がやや少なめになっているのも特徴の一つである。このため、ほとんどの店でライスがメニューにあり、ラーメンを注文した客にライスを無料で提供する店も少なくない。
徳島で豚骨醤油が主流になったひとつの理由として、県内にハム工場がありそこで大量の豚骨が出たため、安く簡単に手に入れることができたからといわれている。
「金ちゃんラーメン」で知られる、徳島市に本社を置く徳島製粉では、徳島ラーメンのカップ麺を日本国内では静岡県以西の地域で発売している。
2009年にはフジテレビ「桑田佳祐の音楽寅さん」で取り上げられた、徳島ラーメンの具材をご飯にかけた徳島丼が有名となった。
[編集] 主な店舗
- いのたに
- 徳島ラーメンのブレイクのきっかけとなった店。中でもスープが濃い醤油味である。徳島市西大工町に本店がある。
- 広東
- 濃い醤油味のスープが特徴。県内ではいのたにと並ぶ有名店。徳島市南矢三町に本店がある。
- 三八
- メニューには支那そばと書いてある。さっぱりとしているが、コクのあるスープが特徴。鳴門市撫養町に本店がある。
- 東大
- 比較的最近出来たラーメン店。生卵が無料で入れ放題である。徳島市大道に本店がある。
- ふく利
- あっさりとしたスープに、豚バラではなくチャーシューを使ったラーメン。北島町に本店がある。
- 巽屋
- 黒系の徳島ラーメンを丁寧に作っている。 メニューにはチャーシューメンと肉入り麺の二種類があり、肉入りの肉は豚のバラ肉を使用している。

