御名御璽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

御名御璽(ぎょめいぎょじ)とは、君主の名前(の署名)及び公印のこと。漢字圏においては君主に対してをもって呼称することは伝統的に不敬とされるため、このように表記される。署名のことを御名といい、公印のことを御璽という。

日本国[編集]

大日本帝国憲法原本に記された御名御璽(ネガ画像)

日本国においては、現在も天皇署名・公印をさして公的に用いられる呼称である。

官報において公布される法令の天皇の署名・捺印部については「御名 御璽」と表記される。その際、「御名 御璽」は当該文書の題名と同程度の高さに置かれる。その後につづく首相閣僚副署は通常のように各行の最下部に署名どおりの実名をもって表記される。官報以外の公文書および民間で出版される法令集においても公布された形式の通り、同様に表記される。

御名、御璽を偽造した者は刑法により無期又は2年以上の懲役とされ、同じく刑法によって3月以上5年以下の懲役とされる公務員の印章・署名の偽造や3年以下の懲役とされる私印等の偽造より重罪となる。

関連項目[編集]