張修容

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修容張氏(しゅうよう ちょうし、1053年 - 1130年)は、北宋英宗の妃嬪。

生涯[編集]

河南府永安県の人。仁宗の貴妃張氏(温成皇后)の伯父の張堯佐の娘として生まれた。後宮に入って平昌郡君となったが、15歳で英宗が崩じた。後に才人となり、婕妤に進み、修容にいたった。

靖康の変後、元祐皇后哲宗の廃后孟氏)と一緒に戦火を逃れて避難し、南宋建炎4年(1130年)、虔州で死去した。

伝記資料[編集]

  • 『建炎以来朝野雑記』
  • 『皇宋十朝綱要』