年画

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年画(ねんが)とは、農民を中心とする民衆の世界で、来たるべき新しい年の幸福・豊作・金儲けなどを願って、門や入口の戸や居間の壁などに貼る版画(手彩色だけのものもある)をさしていう。一般にその色彩は鮮やかで、表現される内容は日常生活・労働・生産・教育・説話・伝説から芝居・花鳥もの、あるいは“反帝愛国”などの思想ものまで幅ひろく、社会生活のあらゆる面が反映されている。

年画の起源[編集]

年画の起源は「門神」(門を守る一対の神像の絵)にあり、その歴史は漢代にまでさかのぼる。とくに仏教が盛んになった唐の頃から貴賎を問わず吉祥を題材にした年画が盛んになりはじめ、宋をへて明清の時代に最盛期をむかえた。生産地でいえば四川の棉竹、天津の楊柳青、河南の朱仙鎮、山東の楊家埠、蘇州の桃花■(土+烏)などで、近代以後になると山西の臨■、陝西の鳳翔、河北の武強、広東の仏山なども知られるようになった。

生産地[編集]

  • 四川の棉竹
  • 天津の楊柳青
  • 蘇州の桃花塢
  • 山東の濰県(濰坊市
  • 河南の朱仙鎮
  • 山西の臨■
  • 陝西の鳳翔
  • 河北の武強
  • 広東の仏山

などがある。