平田観光

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平田観光株式会社(ひらたかんこう)は、沖縄県石垣市美崎町にある旅行代理店。かつては貸切バス事業も行なっていた。

概要[編集]

1972年に平田つりぐ店として創業。その後、釣り船観光を始め、離島への観光客の送迎等も行うようになる。小説家の司馬遼太郎は、1974年に八重山諸島を訪れた際に、平田つりぐ店の船で石垣島から竹富島に渡り、片道5,000円であったと紀行文集『街道をゆく』「沖縄・先島への道」に記している。海運業としては、1984年には船舶5隻を保有するまでになるが、1990年に八重山観光フェリーに全ての船舶を委譲し、その総代理店となる。

また、旅行業としては、1976年に竹富島で、1981年に由布島で水牛車観光を始めるなど、八重山諸島での観光開発を行い、石垣島から八重山諸島の島々への日帰りのツアーを中心に八重山諸島内のツアーを企画・運営するほか、前記の通り八重山観光フェリーの総代理店を務めている。

1998年には平田運輸株式会社を設立して、観光・貸切バス事業を開始。石垣島内で観光用貸切バスの運行を行っていたが、2011年3月をもってバス事業から撤退。所有車両は一部を送迎用に残すほかは売却した[1]

貸切バス (画像は平田運輸時代、2003年撮影)

沿革[編集]

  • 1972年 - 平田観光の前身である平田つりぐ店設立。
  • 1976年 - 竹富島で水牛車観光を開始。
  • 1978年 - 社名を平田観光に変更。この頃より新造船を就航させる。
  • 1981年 - 由布島で水牛車観光を開始。
  • 1983年 - 有限会社平田観光設立。
  • 1984年 - この頃、船舶5隻を保有。
  • 1986年 - 損害保険代理業務開始。
  • 1990年 - 平田観光株式会社に商号変更。
  • 1990年 - 八重山観光フェリーに全ての船舶を委譲し、総代理店となる。
  • 1998年 - 平田運輸株式会社を設立。
  • 1999年 - 平田観光農園をオープン。
  • 2005年12月18日 - 旧・平田観光株式会社と平田運輸株式会社を経営統合し、新・平田観光株式会社となる。
  • 2007年1月31日 - 本社、離島観光事業部、貸切・観光バス事業部営業部門を石垣港離島ターミナル(新離島桟橋)に移転。
  • 2008年6月30日 -貸切・観光バス事業部営業部門(予約2課)を再び八島町1-9-3(車両基地)へ移転。運行管理課、乗務員と指揮系統連携強化している。
  • 2011年3月 - バス事業から撤退。

関連会社[編集]

  • 有限会社船浮観光 - 西表島南西部の船浮地域の観光を中心とした旅行代理店。
  • 平田観光農園 - ドラゴンフルーツを中心に、トロピカル・フルーツや島野菜の栽培などを行う観光農園。

脚注[編集]

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  1. ^ 平田観光、バス事業から撤退 旅行形態が変化~八重山毎日新聞 2010年9月24日

外部リンク[編集]