平成日本のよふけ

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日本のよふけシリーズ
ジャンル 教養/トーク/バラエティ
演出 小松純也
出演者 笑福亭鶴瓶
製作
製作総指揮 吉田正樹(CP)
プロデューサー 小松純也
制作 フジテレビ
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
鶴瓶と三宅、ふたりはうさぎ年
出演者三宅裕司
放送期間1999年1月3日
回数1
鶴瓶と南原、日本のよふけ
出演者南原清隆
放送期間1999年4月19日 - 9月27日
放送時間火曜(月曜深夜)0:50 - 1:20
放送分30分
鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ
出演者香取慎吾
放送期間1999年10月10日 - 2001年3月19日
放送時間火曜(月曜深夜)0:50 - 1:20
→0:55 - 1:25
放送分30分
鶴瓶と慎吾、新・平成日本のよふけ
出演者香取慎吾
放送期間2001年4月1日 - 9月23日
放送時間日曜 13:30 - 14:00
放送分30分
鶴瓶と南原、新・平成日本のよふけ
出演者南原清隆
放送期間2001年10月7日 - 2003年3月30日
放送時間日曜 13:30 - 14:00
放送分30分
ミライ
放送期間2003年4月7日 - 9月15日
放送時間火曜(月曜深夜)0:58 - 1:28
放送分30分
まだまだ日本はよふけ2008謹賀新年SP
出演者南原清隆
香取慎吾
野中広務
海野和男
放送期間2008年1月1日
放送時間2:30 - 4:30
放送分120分
回数1
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平成日本のよふけ』(へいせいにほんのよふけ)は、フジテレビ系列局で放送されたフジテレビ製作のトーク番組シリーズ。

概要[編集]

司会の2人には内緒の「とんでもない人」をゲストに迎え、話を聞く番組シリーズである。ゲストが登場するまでは、赤ちゃんの格好をした人形「赤さん」(声の主は当番組の構成担当の木村祐一)が進行。テーマに沿ったゲスト候補3人を畳1枚に引き伸ばした写真とともに紹介、その中の1人が実際にスタジオに登場した(残り2人はダミーだが、出演依頼するも調整付かず資料だけ)。

この番組シリーズの起源は、1999年1月3日に放送された正月特番『鶴瓶と三宅ふたりはうさぎ年』で、同年4月19日深夜0時50分に『鶴瓶と南原、日本のよふけ』と題してレギュラー化。その半年後に『鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ』と題して1年半続いたのち、さらに『新・平成日本のよふけ』と題して2年間続いた。2003年には『ミライ』と題して半年間放送された。

2000年10月からはゲスト候補を紹介せず、ゲスト1人だけ(太字)を紹介するようになった。

鶴瓶と三宅、ふたりはうさぎ年[編集]

ゲスト[編集]

鶴瓶と南原、日本のよふけ[編集]

ゲスト[編集]

鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ[編集]

ゲスト[編集]

リニューアル後

鶴瓶と慎吾、新・平成日本のよふけ[編集]

  • 放送期間:2001年4月1日 - 9月23日
  • 出演者:笑福亭鶴瓶、香取慎吾、木村祐一(赤さんの声)

ゲスト[編集]

鶴瓶と南原、新・平成日本のよふけ[編集]

ゲスト[編集]

リニューアル後

ミライ[編集]

  • 放送期間:2003年4月7日9月15日月深枠)
  • 出演者:笑福亭鶴瓶、ゲスト(聞き手として南原も出演した。)

概要[編集]

『ミライ』では「ミライを担う若者へ」というテーマとなった。 インタビューの最後に鶴瓶が「では、最後に日本の皆さんへ……」と言って、ゲストが自らの思いを述べて締め括る。

ゲスト[編集]

特別版[編集]

年末年始などに特別番組を放送。 佐々淳行はほぼ毎回出演していた。

2000年1月1日(23:30⁻24:45)の『正月も日本はよふけスペシャル』では後半、南原も登場し鶴瓶・香取の3人とゲスト4人(佐々・黒木靖男小田実早坂茂三)によるトークが行われた。

2000年5月9日・16日(前日深夜24:55⁻25:25)、『平成日本のよふけ 新緑スペシャル』が放送。

後藤田正晴は2000年12月の3週スペシャル『平成日本のよふけ世紀末記念スペシャル』(12月5日(4日深夜(24:55⁻25:25))・12日(11日深夜(24:55⁻25:25))・19日(18日深夜(25:15⁻25:45))で初登場、佐々に加えて“援護戦闘機”として的場順三岡本行夫も出演。2001年3月19日の「平成日本のよふけ」としての最終回及び2001年4月29日(13:30⁻13:55)の『新・平成日本のよふけ緊急スペシャル』では後藤田・佐々・的場が登場、3人が香取の質問に回答する形で進行した。こららの放送と前後して、的場と岡本もそれぞれ単独で番組に出演している。

2001年7月22日の27時間テレビで鶴瓶・香取・佐々淳行が聞き手としたスペシャル『鶴瓶・香取の日本のよあけスペシャル』(特番の1コーナー)を日曜朝(07:25⁻09:08)に放送した。

2001年12月9日(13:30⁻14:00)、総集編『新・平成日本のよふけ この人エラなったなぁ~スペシャル』が放送。

2001年12月23日(13:30⁻14:25)、『新・平成日本のよふけIN新宿スペシャル』では都庁にいる石原慎太郎都知事(当時)に会いに行っている。佐々は出演していない。

瀬島龍三2002年新春スペシャル『新・平成日本のよふけ こんな人おったんやスペシャル』(1月2日(23:55⁻24:55)・13日(13:30⁻14:00)・20日(13:30⁻14:00)) に始まり、断続的に9回分を放送した。瀬島龍三自身がこの番組出演を契機として自らの人生を纏め、書籍として刊行したのが『幾山河』という自伝である。

2002年4月7日(13:00⁻14:00)の『新・平成日本のよふけスペシャル』 (ゲスト:森喜朗)が放送。

「よふけ」シリーズとしての最終3回(2003年3月16日・23日・30日(全日13:30⁻14:00))は総決算として『新・平成日本のよふけ 今こそこの男の話を聞け!SP』と題し、後藤田・佐々・的場・岡本が再び出演した。イラク戦争などの当時の国際情勢をめぐる議論や、4者の閣僚官僚時代の経験談を交えながら近未来の日本を展望し、このシリーズを締めくくった。

2008年復活版[編集]

フジテレビにて2008年1月1日に復活スペシャル版『まだまだ日本はよふけ2008謹賀新年SP』を放送。放送時間は、午前2時30分〜午前4時30分。

鶴瓶、南原、香取が司会として、『ご健在の今だからこそ聴いておきたい話』人物としてゲストの野中広務海野和男と対談した。また、過去の出演者の中で鬼籍に入った早坂茂三黒木靖夫岡本敏子小田実後藤田正晴瀬島龍三の映像を『遺言』として放送した。

スタッフ[編集]

書籍[編集]

  • 平成日本のよふけ―人生の大先輩が熱く語る「日本の皆さんへ」(2000年7月1日)著:「平成日本のよふけ」番組スタッフ
  • 平成日本のよふけ〈2〉(2001年7月1日)著:「平成日本のよふけ」番組スタッフ
  • 瀬島龍三 日本の証言―新・平成日本のよふけスペシャル(2003年2月1日)共著:瀬島龍三、「平成日本のよふけ」番組スタッフ

関連項目[編集]

  • チコちゃんに叱られる - 本番組と同じく小松純也がプロデュースしているNHKの番組。本番組の「赤さん」から「チコちゃん」のキャラクターが取り入れられたとされる。

外部リンク[編集]

フジテレビ 月曜24:50枠 → 月曜24:55枠
前番組 番組名 次番組
これがキャイ〜ンだろ!?
(24:40 - 25:10)
→火曜『バラパラ』枠へ移動
鶴瓶と南原、日本のよふけ
(1999年4月 - 1999年9月)

鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ
(1999年10月 - 2001年3月)
フジテレビ 日曜13:30枠
新・平成日本のよふけ
(2001年4月 - 2003年3月)
フジテレビ 月曜24:58枠
ミライ
(2003年4月 - 2003年9月)