帯広広尾自動車道

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一般国道自動車専用道路(B)

帯広広尾自動車道

帯広広尾自動車道
Japanese National Route Sign 0236.svg国道236号
総距離 約80 km
開通年 2003年 -
起点 芽室町帯広JCT
主な
経由都市
帯広市
終点 広尾郡広尾町(広尾IC)
接続する
主な道路
記法
道東自動車道
帯広空港道路
国道236号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

帯広広尾自動車道(おびひろひろおじどうしゃどう)は、帯広市を起点とし、広尾町を終点とする延長約80km国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)国道236号)である。北海道横断自動車道道東自動車道)から分岐する帯広JCT芽室町であり、北海道横断自動車道も国土開発幹線自動車道としての経過地は「帯広市付近」とされているが高速自動車国道としての経過地は「北海道河東郡音更町」とされている。

構成する道路[編集]

帯広川西道路[編集]

  • 起点:北海道河西郡芽室町芽室町字北明(帯広JCT)
  • 終点:北海道帯広市川西町基線53番地(帯広川西IC
  • 延長:17.0km
  • 幅員:12.0m / 23.5m
  • 構造規格:1種2級
  • 設計速度:100km/h
  • 車線:暫定2車線 / 4車線

川西中札内道路[編集]

  • 起点:北海道帯広市川西町基線53番地(帯広川西IC)
  • 終点:北海道河西郡中札内村字協和(中札内IC
  • 延長:19.0km
  • 幅員:12.0m / 23.5m
  • 構造規格:1種2級
  • 設計速度:100km/h
  • 車線:暫定2車線 / 4車線

中札内大樹道路[編集]

  • 起点:北海道河西郡中札内村字協和(中札内IC)
  • 終点:北海道広尾郡大樹町北4線(忠類大樹IC
    • 幕別町と大樹町の境界となる道路との交点
  • 延長:23.2km
  • 幅員:13.5m
  • 構造規格:1種3級
  • 設計速度:80km/h
  • 車線:完成2車線

当初計画の後、地元協議の結果忠類ICを置くことになり、更別村と幕別町の境界付近より南は忠類市街地寄りのルートに変更された。

大樹広尾道路[編集]

  • 起点:北海道広尾郡大樹町北4線(忠類大樹IC)
  • 終点:北海道広尾郡広尾町(広尾IC)

計画中

インターチェンジなど[編集]

  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
IC番号 施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考 所在地
9 帯広JCT
帯広JCT.料金所
道東自動車道 0.0 芽室町
1 芽室帯広IC 道道1152号芽室帯広インター線 4.5
2 帯広川西IC 道道1153号帯広川西インター線 16.3 帯広市
3 幸福IC 道道1157号幸福インター線帯広空港道路 29.4
4 中札内IC 道道1166号中札内インター線 35.4 中札内村
5 更別IC 北海道道716号駒畠更別線 41.9 更別村
- 忠類IC 2014年度開通予定 幕別町
- 忠類大樹IC 国道236号
- 大樹IC 国道236号 - 計画中 大樹町
- 広尾IC 国道336号 - 広尾町

歴史[編集]

沿線自治体からの意見書提出[編集]

沿線の自治体の一つである忠類村(現幕別町)議会は2002年3月8日、同道路の建設を帯広空港付近で打ち切り、建設財源などを減額傾向にある地方交付税に振り向けるよう求める意見書を全会一致で可決した[3]。利用がなかなか進まない十勝港船舶の定期航路は需要がないため廃止)へのアクセス需要が殆ど望めず、現状では交通量が少ない既存道路に不便を感じている住民が少ない事、開通後のマイナス面を考えると逆にストロー現象になってしまう事も考えられ、村全体の経済効果が無く逆にさびれる事になりかねないという思いが背景としてあったとされる[3]

これに対し、沿線自治体やそれら自治体で構成される“高規格幹線道路・帯広広尾自動車道早期建設促進期成会”からは「高速道路は地域全体の問題」として忠類村の議決に難色を示す声が上がったほか[3]、建設推進の立場を取る有志の忠類村民らが「村全体が建設に反対していると見られかねない」「多くの村民が意見書可決に至る経過を十分に知らされていなかった」として、2カ月後の5月8日に“高規格道路推進を考える会”を設立した[4]

2005年の9月には忠類村は「道路整備にコスト削減の改善点がみられた」として、一転して建設を推進する要望書を可決しているが、これら一連の動きは、本来は地域経済の発展のために地域の要望に沿うかたちで整備されるものと捉えられていた国主体の道路整備に一石を投じるものとなった。

交通量[編集]

平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

  • 河西郡芽室町西士狩北4線 : 602
  • 河西郡芽室町北伏古東14線 : 2,898

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ “道路に関する件(平成25年3月15日北海道開発局告示第32号)”, 官報 号外第53号: 8, (2013年3月15日) 
  2. ^ 帯広・広尾自動車道 中札内大樹道路 中札内IC〜更別ICが開通します<通行無料> (PDF)” (プレスリリース), 北海道開発局帯広開発建設部, (2013年2月18日) 
  3. ^ a b c “忠類村議会 見直し意見書可決 -建設財源、振り向け要望-”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社). (2002年3月9日) 
  4. ^ “忠類に建設推進組織 -帯広・広尾自動車道-”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社). (2002年5月8日) 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]