市橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

市橋駅(いちはしえき)は、かつて岐阜県大垣市西濃鉄道市橋線上にあったである。

貨物駅であり、石灰石輸送が行なわれていた。また、戦前の一時期は旅客駅でもあった。

概要[編集]

  • 西濃鉄道は、現在旅客扱いを行わない貨物専業鉄道となっているが、戦前戦中にあたる1930年 - 1945年の間は鉄道省初のガソリンカーキハニ5000形)を用いて、東海道本線支線(大垣駅 - 美濃赤坂駅)に乗り入れる旅客列車を運行していた。そのときのこの市橋駅まで乗り入れていた。美濃赤坂駅の構内配線の関係上、市橋線に乗り入れる旅客列車は美濃赤坂駅のホーム(行き止まり式)に発着できず、同駅を通過扱いにしていたという。
  • 旅客駅の営業を辞めた後も貨物駅としては引き続き営業していたが、1990年代後半からは実質上休止となり、2006年に廃駅となった。
  • 旅客駅当時の駅施設は不明であるが、1線1面のホームと推測される。
  • 貨物取り扱いが実質休止した当時は、本線と3本の側線があり、石灰石を積むためのホッパーが存在した。引き込み線は貨車緩急車の留置場として使用されていた。

歴史[編集]

  • 1928年昭和3年)12月17日 - 美濃赤坂 - 当駅間の開業に際し終点駅として開設。貨物営業のみであった。
  • 1930年(昭和5年)2月1日 - 美濃赤坂 - 当駅間で旅客営業開始。国鉄線からガソリンカー直通運転。大垣 - 当駅間7往復の運行であった。
  • 1934年(昭和9年)5月頃 - 赤坂本町 - 当駅間の旅客営業の休止を申請。受理はされなかったという。
  • 1935年(昭和10年)6月16日 - 赤坂本町 - 当駅間の旅客営業廃止。貨物営業のみとなる。
  • 2006年平成18年)3月31日 - 猿岩 - 当駅間廃止に伴い廃駅。

現在[編集]

  • 線路以外の施設はすべて撤去されている。残された線路も順次撤去されているという。

隣の駅[編集]

市橋線
猿岩駅 - 市橋駅

座標: 北緯35度24分29秒 東経136度34分39秒 / 北緯35.40806度 東経136.57750度 / 35.40806; 136.57750