工場萌え
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(工場観賞 から転送)
日本において、コンビナートや工場の、夜間照明や煙突・配管・タンク群の、マッシヴな「構造美」を愛でる、工場観賞(工場鑑賞)を趣味とする人々が増えており、従来悪い景観とされていた工場に美を見出すムーヴメントがインターネットを通じて拡大した。
[編集] 社会的影響
千葉県商工労働部観光課は、試験的に京葉工業地帯の工場の眺めのよい場所などを巡る1泊2日ツアーのモデルコースを旅行会社に売り込んだ。
また、阪神工業地帯の一角を占める尼崎市では町おこしに工場鑑賞を利用しており、尼崎公害訴訟の和解金で設立された市民グループ「尼崎南部再生研究室」によって2004年より年2回の運河クルージングが開催されており、人気を集めている。
近畿大学理工学部社会環境工学科の岡田昌彰准教授は「公害が顕在化した1970年代に、工業地帯の緑地化が進み、工場は市民から目隠しされてきた。市民にとって疎遠になった工場が、ユニークで迫力がある景観としてブログなどで紹介されるようになったことが大きい」と分析している[1]。
[編集] 石井哲による活動
mixi内のコミュニティ「工場・コンビナートに萌える会」の管理人にして個人ブログ「工場萌えな日々」を運営するイラストレーター石井哲(wami)は2007年3月に写真集『工場萌え』(共著 大山顕、東京書籍 ISBN 978-4487801633)を出した。同氏はテレビ朝日の「タモリ倶楽部」に出演し、ブログが紹介された。テレビ東京の「ブログの女王」にて京浜・京葉・多摩・群馬などの工業地帯を撮影したDVD『工場萌えな日々』の商品化が決定した。更に第二弾として西日本の工業地帯にスポットを当てた『工場萌えな日々 2』の発売が決定されている。

