川崎絵都夫

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川崎 絵都夫(かわさき えつお、1959年 - )は、東京都生まれの作曲家。血液型はA型。現代邦楽作品を多く手がけている。

略歴[編集]

父は合唱曲『山のいぶき』『大雪山』などで知られた作曲家の川崎祥悦東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業した後、東京交響楽団坂本龍一の編曲(オーケストレーション)を手がけた。

現在ではクラシック音楽、合唱曲、現代邦楽、テレビ番組テーマ曲[1]など広いジャンルの各種委嘱作品を発表しており、舞台音楽作曲家としても活動している。音楽を担当した1999年のTVドキュメンタリー「ロシアにアメリカを建てた男」は第14回世界テレビ映像祭において地球の時代賞コンクール審査員特別賞を受賞した。教育出版の音楽教科書の著作にも携わっている。

主な作品[編集]

  • 2台のピアノのための組曲「黄昏に...」
  • 筝・尺八・チェロのための「春霞の曲」
  • ヴァイオリン・フルート・ピアノのための「愛と哀しみのソナタ」
  • 子供の為のピアノコンチェルト「不思議の国の冒険」
  • 子供の為の室内楽「わらべ唄幻想」
  • 児童合唱組曲「ともだちっていいね」

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 細川周平片山杜秀監修『日本の作曲家-近現代音楽人名事典』日外アソシエーツ、2008年6月、206頁。

外部リンク[編集]