崔健

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崔健

崔健(ツイ・ジェン、Cuī Jiàn、朝鮮語 チェ・ゴン、최건1961年8月2日 – )は中華人民共和国歌手演奏家作曲家。中国におけるロックンロール創始者のひとりとみなされる。北京生まれ、北京育ちの朝鮮族である。

崔健は中国のロック音楽界のパイオニア的存在であり、中国の大衆音楽にロックのスタイルを取り入れた最初の中国人アーティストである。代表曲『一無所有』(何もない)は1980年代後半の中国を風靡した。

北京の朝鮮族音楽家の家庭に生まれた。母親は朝鮮舞踊団員で、父親はトランペット演奏の専門家だった。崔健自身も14歳でトランペットの演奏を始め、1981年に20歳で北京交響楽団に入団した。この頃、友人が香港から非合法に持ち込んできたロック・ミュージックに引かれ始め、ギター演奏も始めた。1986年、中国100人の歌手が参加する国際平和年の記念コンサートで『一無所有』を初めて披露して一挙にスターダムにのし上がった。翌年には交響楽団を辞め、1989年に第1集『新長征路上のロック』を出した。同アルバムは海賊盤を含め1億枚が売れたという。

1989年に北京で天安門事件が起こった頃、人気の絶頂にあり、『一無所有』はストライキ学生たちの愛唱歌となった。崔健のコンサートは余りに人気があるため、当局によって許可が下りないようになり、2003年まで大きなコンサートは開けなかった。しかも2003年に予定されたコンサートはSARSでキャンセルされたため、2004年3月に開かれたコンサートが活動再開第1弾となった。

ディスコグラフィ[編集]

  • 1989年 『新长征路上的摇滚』、日本版『俺には何もない (一無所有)』(1993) 東芝EMI
  • 1991年 『解决』、日本版『解決』(1994) 東芝EMI
  • 1994年 『红旗下的蛋』、日本版『ボールズ・アンダー・ザ・レッド・フラッグ』(1994) 東芝EMI
  • 1998年 『无能的力量
  • 2005年 『给你一点颜色

出演映画[編集]

  • 1993年 『北京バスターズ』(原題:『北京杂种』
  • 2003年 『再見 また逢う日まで』(原題:『我的兄弟姐妹』

関連する著作[編集]

外部リンク[編集]