岩清水梓

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岩清水 梓 Football pictogram.svg
名前
愛称 いわし
カタカナ イワシミズ アズサ
ラテン文字 IWASHIMIZU Azusa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 1986年10月14日(28歳)
出身地 岩手県滝沢市
身長 162cm
体重 53kg
選手情報
在籍チーム 日テレ・ベレーザ
ポジション DF
背番号 22
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2001-現在 日テレ・ベレーザ 202 (18)
代表歴2
2006-現在 日本の旗 日本 109 (11)
1. 国内リーグ戦に限る。2014年11月24日現在。
2. 2014年10月28日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

岩清水 梓(いわしみず あずさ、1986年10月14日 - )は、日テレ・ベレーザに所属の女子サッカー選手。ポジションはディフェンダー日本女子体育大学出身[1]学位学士 (体育学)称号岩手県滝沢村(現・滝沢市名誉村民など[2]

来歴

岩手県岩手郡滝沢村(現・滝沢市)出身[3]。1歳になる前に神奈川県相模原市に移り住んだ[4]。神奈川県相模原市立大沼小学校のころ大沼SSSでサッカーを始める。相模原市立大野南中学在学中の1999年にNTVベレーザ(→日テレ・ベレーザ)の下部組織・NTVメニーナに入団。2001年2002年にはベレーザの下部組織登録選手となり、2003年には正式にベレーザ登録選手へ昇格。同年の第15回L・リーグ開幕戦で先発デビューし、22試合中17試合で1得点の活躍をした。

その後、U-18、U-19、U-20の女子代表やユニバーシアード・トルコ大会女子代表に選出されると、2006年2月18日の国際親善試合ロシア戦(静岡スタジアム)で途中出場により日本女子代表「なでしこジャパン」でデビューする[5]。 同年5月7日の国際親善試合・アメリカ戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場)で前半3分に代表初ゴールとなる先制点をあげて注目されるようになり、12月の第15回アジア競技大会カタールドーハ)ではグループリーグ・中国戦、準決勝・韓国戦で連続してゴールをあげ、銀メダル獲得に貢献した。またこの年の国内リーグにてベストイレブンに選出された。

2007年のFIFA女子ワールドカップ、2008年北京オリンピックでも日本代表に選出された[5]

2010年アジア競技大会広州)では決勝戦の北朝鮮戦で決勝点となるヘディングシュートを決めた[6]

2011年7月17日、FIFA女子ワールドカップ決勝戦のアメリカ戦、同点で迎えた試合終了間際の延長後半ロスタイム、ディフェンスラインを抜けたFWアレックス・モーガンの独走を阻止すべく、ペナルティエリア外でモーガンを倒しレッドカードで一発退場処分を受けたが[7]、このファウルプレーにより日本は決定的なピンチを凌いだ。

7月18日、ドイツのサッカー専門誌キッカーにてベストイレブンに選出された。

プレーのかたわら、日本テレビ関連会社の日本テレビワーク24に勤務していた[8]が、2011年10月からベレーザとプロ契約を結ぶこととなった。これにより、ベレーザから澤穂希大野忍以来のプロ契約選手が誕生した[9][10]。澤や大野の他、宮間あや山郷のぞみ矢野喬子も所属クラブとプロ契約を結んでおり、なでしこの国内組では6人目となった。

2012年1月17日、岩手県滝沢村の名誉村民の称号が与えられた。

ロンドンオリンピックでは、全6試合に出場し日本代表初の銀メダル獲得に貢献。BBCが選ぶベスト11に日本人選手で唯一選出された[11]

2014年のAFC女子アジアカップでは攻守にわたって活躍。準決勝・決勝と2戦連続で決勝ゴールをあげ、AFC女子アジアカップ初優勝に貢献した[12]

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2001 日テレ・ベレーザ L・リーグ 0 0 -
2002 0 0 -
2003 19 17 1 - 1 0 18 1
2004 L・リーグ1部(L1) 0 0 -
2005 18 16 1 - 4 0 20 1
2006 なでしこ Div.1 17 3 - 3 0 20 3
2007 19 1 1 0 3 0 23 1
2008 16 2 - 0 0 16 2
2009 22 21 2 - 4 0 25 2
2010 なでしこ 17 2 5 0 1 0 23 2
2011 16 1 - 3 0 19 1
2012 17 1 5 0 2 1 24 2
2013 18 2 9 1 2 0 29 3
2014 28 2 - 28 2
通算 日本 1部 202 18 20 1
総通算 202 18 20 1

タイトル

  • 個人
    • なでしこリーグベストイレブン:8回 (2006、2007、2008、2009、2010、201120122013)
    • なでしこリーグ敢闘賞:1回 (2013)

代表歴

選出歴等

日本女子代表 (なでしこジャパン)

試合数


日本代表 国際Aマッチ
出場 得点
2006 10 3
2007 13 2
2008 18 0
2009 3 0
2010 13 3
2011 17 0
2012 11 0
2013 10 0
2014 14 3
通算 109 11

(2014年10月28日現在)

ゴール

# 開催年月日 開催地 対戦国 勝敗 試合概要
1. 2006年5月7日 日本の旗 熊本 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ● 1-3 親善試合
2. 2006年12月7日 カタールの旗 ドーハ 中華人民共和国の旗 中国 ○ 1-0 第15回アジア競技大会
3. 2006年12月10日 韓国の旗 韓国 ○ 3-1
4. 2007年8月4日 ベトナムの旗 ハイフォン ベトナムの旗 ベトナム ○ 8-0 北京オリンピックアジア最終予選
5. 2007年9月2日 日本の旗 千葉 ブラジルの旗 ブラジル ○ 2-1 キリンチャレンジカップ2007(2007 FIFA女子ワールドカップ壮行試合)
6. 2010年1月15日 チリの旗 コキンボ チリの旗 チリ △ 1-1 BICENNTENIAL WOMAN'S CUP 2010
7. 2010年5月20日 中華人民共和国の旗 成都 ミャンマーの旗 ミャンマー ○ 8-0 2010 AFC女子アジアカップ
8. 2010年11月22日 中華人民共和国の旗 広州 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 ○ 1-0 第16回アジア競技大会
9. 2014年5月22日 ベトナムの旗 ホーチミン 中華人民共和国の旗 中国 ○ 2-1 2014 AFC女子アジアカップ
10. 2014年5月25日 オーストラリアの旗 オーストラリア ○ 1-0
11. 2014年9月26日 韓国の旗 華城 香港の旗 香港 ○ 9-0 第17回アジア競技大会

脚注

  1. ^ OGの岩清水梓さん(2009.3卒)が大活躍 ”. 日本女子体育大学公式サイト (2011年7月22日). 2011年10月17日閲覧。
  2. ^ 「滝沢名誉村民 おめでとう なでしこ・岩清水選手 授与式=岩手」『読売新聞』2012年1月17日東京朝刊岩手版33頁参照。
  3. ^ 諦めない姿、復興に力 サッカー女子W杯初優勝”. 岩手日報 (2011年7月19日). 2011年7月19日閲覧。
  4. ^ 岩清水選手 祖父母も声援”. 読売新聞 (2011年7月19日). 2011年7月19日閲覧。
  5. ^ a b 被災地・滝沢村に届けた勇気 岩清水梓 活力の元は嵐”. スポーツニッポン (2011年7月18日). 2011年7月19日閲覧。
  6. ^ Xinhua: Japan wins historic Football gold at Asian Games (英語) 2010年アジア競技大会公式サイト 2010.11.12付ニュースリリース
  7. ^ なでしこV 滝沢村公民館100人が観戦”. 読売新聞 (2011年7月19日). 2011年7月19日閲覧。
  8. ^ なでしこジャパン ワールドカップ優勝 日テレ・ベレーザ、岩清水梓選手、岩渕真奈選手へ 特別顕彰として各100万円贈呈 日本テレビプレスリリース 2011年7月19日参照
  9. ^ 岩清水、日テレとプロ契約 チーム唯一
  10. ^ 岩清水梓選手プロ契約締結のお知らせ”. 東京ヴェルディ (2011年10月5日). 2011年10月17日閲覧。
  11. ^ Olympic women's football: Team of the tournament BBC Sports 11 August 2012
  12. ^ 岩清水2戦連発…めっちゃいいボール来た日刊スポーツ 2014年5月26日 2014年5月27日閲覧)

参照文献

  • 『読売新聞』2012年1月17日東京朝刊岩手版

外部リンク