岡谷川岸中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡谷川岸中継局(おかやかわぎしちゅうけいきょく)は、長野県岡谷市に設置されているテレビジョン放送とFMラジオ放送の中継局

概要[編集]

岡谷市においては、地形の関係上その中心部及び川岸地区に岡谷諏訪中継局の電波が及びにくいため、その地域に向けて電波を送信している。全局、岡谷諏訪中継局を受信し、水平偏波にて送信している。

中継局概要[編集]

NHK及びSBCの送信設備

デジタルテレビ放送[編集]

リモコン
キーID
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 NHK
長野総合
25 300mW 1.35W 水平偏波 長野県 - 2007年
12月7日
2 NHK
長野Eテレ
27 全国
4 TSB
テレビ信州
22 長野県
5 abn
長野朝日放送
24
6 SBC
信越放送
23
8 NBS
長野放送
26
  • 所在地: 岡谷市大久保
  • 放送エリア: 岡谷市の一部
  • 2007年10月25日に予備免許交付[1]、12月5日に本免許が交付され、12月7日に本放送を開始した[2]

アナログテレビ放送[編集]

チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
42 NBS
長野放送
映像3W/
音声750mW
映像19.5W/
音声4.9W
長野県 - 1973年
12月9日
12 → 50 SBC
信越放送
映像16W/
音声4.1W
1963年
10月1日
10 → 52 NHK
長野総合
映像15W/
音声3.8W
3 → 54 NHK
長野教育
全国
56 TSB
テレビ信州
映像16.5W/
音声4.1W
長野県 -
58 abn
長野朝日放送
  • 所在地: 岡谷市川岸上
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。
  • 開局当時、NHKとSBCがVHFの垂直偏波で送信していた名残で、現在もVHFアンテナを縦にして送信施設に向けている世帯がエリア内の各所に見られる。

LCV-FM岡谷川岸放送局[編集]

周波数 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
76.9MHz エルシーブイFM769 10W 24W 諏訪地方6市町村 3194世帯[3] 2009年12月
  • 所在地: 岡谷市川岸上
  • 放送エリア: 岡谷市(川岸地区)の一部

出典・脚注[編集]

  1. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局の予備免許-長野県内の5中継局(総務省信越総合通信局)
  2. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局の免許-長野県内の3中継局が12/7に開局予定(総務省信越総合通信局)
  3. ^ コミュニティ放送局の予備免許-“LCV-FM”岡谷市川岸地区の受信改善(総務省信越総合通信局)

関連項目[編集]