岡山県共通バスカード

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岡山県共通バスカード(おかやまけんきょうつうバスカード)は、2008年10月1日に廃止された、岡山県に路線を持つバス事業者(神姫バスを除く)及び岡山電気軌道路面電車で共通に使用できたプリペイドカードである。

前払い式(均一料金)の場合は乗車時に、後払い式(対キロ制)の場合は乗車時と降車時に、それぞれ乗降車口付近にあるカードリーダ・ライタに通して利用する。

目次

[編集] 概要

  • 発売額は500円、1,000円、2,000円、5,000円、10,000円の5種。子供用や複数人用はない。
  • 小児や複数の方が利用する場合は、カードを通す前に乗務員にその旨を告げなければならない。
  • 1,000円券は岡山電気軌道(路面電車)のみの発売(「電車カード」という。)。
  • 500円券は両備バスのみの発売(プレミアは付かない)。
  • 中国ジェイアールバスは2,000円券のみの発売。
  • 1,000円券と2,000円券と5,000円券はそれぞれ発売額の10%のプレミア(1,000円券は1,100円分、2,000円券は2,200円分、5,000円券は5,500円分利用可能)、10,000円券は発売額の13%のプレミア(11,300円分利用可能)が付く。いわば、“回数券カード”の役割を果たしている。
  • 岡山電気軌道、両備ホールディングス、下津井電鉄では、2006年10月1日からICカードHareca」が運用を開始している。
  • イメージキャラクターは「MOBACHAN」(もばちゃん)
  • 精算システムの更新に多額の費用がかかることなどを理由に、2008年9月30日をもって廃止された。

[編集] 利用可能なエリア

[編集] 岡山県

[編集] 広島県

[編集] 利用可能な事業者(共通バスカード廃止前)

[編集] 軌道

[編集] バス

なお、神姫バスが導入を見送ったのは、当時岡山県内の車両の運賃表が幕式で、機器の連動ができないためである(カードリーダーはデジタル式運賃表から運賃データを取り込むためである。なお、同社は子会社の神姫ゾーンバスと共にICカード乗車券NicoPaの導入を進めており、岡山地区の一般路線でもNicoPaが2006年10月20日から利用可能となっている、)。また、バスカード導入後、一部事業者では共通回数券も残されていたが、これも神姫バスには使えなくなった。 車内で、バスカードを入手する時は宇野バスの場合は整理券を取らずに自販機で買って機械に通す。他の会社の場合は 整理券を取って降車時に乗務員に整理券を提示し、乗務員が機械操作をしてからバスカードを通す。

[編集] 共通バスカード廃止後

2008年7月15日岡山県バス協会及び取り扱い事業者各社が、同年9月末を持って岡山県共通バスカードを廃止すると発表した。[1]理由としては、1996年3月の導入開始から約12年が経過し、システムの老朽化や共有する精算ソフトの生産が打ち切られたことにより、維持が困難となったことが挙げられる。[2]

これに伴い、廃止後は各社とも取り扱い方法が大幅に見直された。

  • 中国ジェイアールバス
    • 完全に廃止(中庄駅-清心高校間の1路線しかないため)
  • 両備ホールディングス(両備バス)(旭川荘を除く)・岡山電気軌道(路面電車・バス)・下津井電鉄 バスカードの販売は9月10日まで。
    • ICカードHarecaPiTaPaICOCAも利用可能)に移行。
    • 中国ジェイアールバス・岡山電気軌道・下電バス発行の共通バスカードは使用不可。事業者各社の窓口にて払い戻し可能。両備バス・岡山電気軌道・下電バス発行の共通バスカードの残額をHarecaに移し替え可能。
    • 両備バス・中鉄バス・宇野バス・備北バス・井笠鉄道発行の共通バスカードは使用可能だが、発行会社バスのみ利用可能。
  • 中鉄バス
    • 岡山市内の国道53号を運行する岡山電気軌道との共同運行系統
      • ICカードHareca(PiTaPa・ICOCA)のみ利用可能(Harecaの販売はせず)。Hareca定期券は岡電担当便のみ利用可能。
    • それ以外の路線
      • 中鉄バス発行の元共通バスカードと、中鉄バス専用バスカード(2008年10月1日から販売、中鉄北部バスでも共通利用可能)のみ利用可能。
    • 中鉄北部バス
      • 2008年11月1日に中鉄バス津山営業所担当の全路線の運行移管により運行を開始したが、中鉄バス時代と同じく、中鉄バス発行の元共通バスカードと、中鉄バス専用バスカード(中鉄バス発行で中鉄北部バスでも販売、2社で共通利用可能)が利用可能。
  • 宇野自動車(宇野バス)
    • 宇野バス発行の元共通バスカードと、宇野バス専用バスカード(2008年10月1日から販売)のみ利用可能。
  • 備北バス
    • 備北バス発行の元共通バスカードと、備北バス専用バスカード(2008年10月1日から販売)のみ利用可能。
  • 井笠鉄道(井笠バス)
    • 井笠鉄道発行の元共通バスカードと、井笠バス専用バスカード(2008年10月1日から販売)のみ利用可能。
    • 発売額は2,000円、5,000円、10,000円の3種。プレミアは廃止前の共通バスカードと同じ。

各社とも、2008年10月1日から、無手数料で共通バスカードの払い戻しの取り扱いを実施している。自社専用磁気バスカードのみを導入する各事業者についてもICカードの導入が検討される方針となっている(このうち井笠鉄道については、2009年2月から広島のICカード乗車券:PASPY導入、ただし福山市内のみ利用可能。)。 自社専用磁気バスカードは、将来的には廃止される予定である。

[編集] 関連記事

[編集] 脚注

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  1. ^ 岡山県内の共通バスカード9月末廃止山陽新聞ウェブ版:2008年7月15日)
  2. ^ バスカード:8社共通カード、9月末廃止 一部の会社はピタパなどに切り替え毎日新聞『毎日jp』岡山版:2008年7月16日)