岡山理科大学附属中学校・高等学校
| 岡山理科大学附属中学校・高等学校 | |
|---|---|
| 過去の名称 | 岡山電気工業高等学校 |
| 国公私立の別 | 私立学校 |
| 設置者 | 学校法人加計学園 |
| 校訓 | 自主・努力・友愛 |
| 設立年月日 | 1961年(昭和36年) |
| 学園創立記念日 | 5月4日 |
| 創立者 | 加計勉 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 中高一貫教育 | 併設型(外部混合無) |
| 課程 | 全日制課程・通信制課程 |
| 単位制・学年制 | 学年制 |
| 設置学科 | 普通科 機械科 電気情報科 |
| 学期 | 2学期制 |
| 高校コード | 33508J |
| 所在地 | 〒700-0005 |
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岡山県岡山市北区理大町1番1号
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| 外部リンク | 公式サイト(中学校) 公式サイト(高等学校) |
岡山理科大学附属中学校・高等学校(おかやまりかだいがくふぞくちゅうがっこう・こうとうがっこう、英字表記:Okayama University of Science High School、英略称:OUSHS) は岡山県岡山市北区理大町にある私立中学校・高等学校。経営は学校法人加計学園で本部も同敷地内に置かれている。岡山理科大学の附属学校であり、これを頂点とする「加計学園系列学校」の一つ。
通称は中学・高校共通で「岡理」「岡山理大附(理大附)」であるが、高校側に限定した場合には「理大高」「理大附高」、中学側に限定した場合は「理大中」「理大附中」「理中」などの通称が使われる事もある。[1]なお、岡山県内で単に「附中」とすると岡大附中を指すので呼称には注意が必要である。
目次 |
[編集] 特色
高等学校は、加計学園系列学校では最初に設立された学校教育法上に定義される一条校であるため、付属校でありながら上位校にあたる岡山理科大学よりも歴史が古い。系列のルーツは広島県に本拠を置く英数学館予備校(学校法人英数学館。現在の並木学院高校)だが、これはあくまでも私塾(予備校)としての設立であり並木学院に代表される英数学館配下の学校は理大附設立後の組織改組における新設校であるため「学校」としてくくるなら理大附高が系列内で最も古い学校ということになる。
所在地である岡山県以外にも、近県である兵庫県や広島県など全国単位で生徒を募集し、生徒数も時に一学年につき千人単位と県下私立高校にしては非常に多いレベルにあるために岡山県下随一のマンモス高校の呼び声も高い。
なお、中学校と高等学校普通科の中高一貫コースが連携して、中高一貫教育を行っているが、高校課程からの募集もあるため、「併設型中高一貫校」に分類される。
1999年、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)において、岡山県勢初にして悲願の夏の大会の決勝進出を果たした[2]高校として知られる。
[編集] 沿革
- 同年同月 岡山電機工業高等学校(岡山理大附高の前身)設立。
- 電気科、電子工業科の2科編成。
- 同年4月 - 岡山理科大学設立開校。大学進学を目的とした普通科(現在の普通コース)と工業化学科を新設
- 1965年4月 - 機械科を新設。
- 1966年2月 - 電子工業科を電子科に改称。
- 1970年4月 - 電子計算機科を新設
- 1971年3月 - 工業化学科を廃止。
- 1977年9月 - 普通科・体育コースを新設
- 1982年4月 - 通常の普通科(普通学級)を普通コースに改称。普通科・英数コースを新設
- 1985年4月 - 笹ヶ瀬校舎新設。体育コースを移し笹ヶ瀬分校とする
- 1986年4月 - 電子計算機科を情報科と改称
- 1987年4月 - 普通科・英数コースを理大コースに改称
- 1992年4月 - 電子科を電子情報科に改称(後に情報科に統合)
- 1993年4月 - 普通科に特別進学コースを新設
- 1998年4月 - 普通コースに情報クラスを新設
- 1999年4月 - 普通コースにデザインクラスを新設
- 同年8月 - 野球部全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)第81回大会、岡山県勢初の準優勝
- 2002年4月 - 岡山理科大学附属中学校 設立・開学
- 2003年4月 - 笹ヶ瀬分校廃止、体育コースを本校に移譲する
- 2005年4月 - 高等学校普通科に中高一貫コースを新設。中高一貫カリキュラムが本格化。
- 2006年4月 - 情報クラス・デザインクラスを再編成し「情報・デザインコース」を新設。
- 同年同月 - 理大コースを進学理大コースと改め、受験学校幅を広げた高度カリキュラムに変更。
[編集] 学科編成
[編集] 中学校・中高一貫教育
中学校と高等学校の普通科・中高一貫コースとの連携による、完全6年制カリキュラムに基づく中高一貫教育が行われている。その特徴は以下の通り。
- 前後期日程によるカリキュラムを採用。
- 外国にある加計学園の提携姉妹校を利用した海外研修が行われている。
- インターネットを介して情報提供を行う「ウェブでお知らせ」システムがある。
- 中学入学後2年間で中学教材を、3年より高校教材を学び、入学5年目の後期より大学受験用の各専門教材を行うカリキュラムを組んでいる。ただしカリキュラムの進捗具合によっては5年終了時にすべての教科は終わらない場合もあり、実際のカリキュラムの進行過程は各年度に入学した生徒全体の質を考慮して決定される。
- 高校教材への移行時に面談を行い、文理選択を決定する。また、高等課程においては2つのクラスに分類される。
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- PREP(難関大学進学)クラス
- PREP(プレップ)とはアメリカではハーバードをはじめとする名門大学への進学を目指した私立高校のことを呼ぶが、そのように難関国公立・私立大学などに進学するための準備を行うクラスのことをいう。
- MEDICAL(医系進学)クラス
- 国公立大学医学部をはじめとする医歯薬獣系の学部に進学できるよう、主に数学・理科の授業を多く取りながら、医療機関での実験や体験学習などを行なう。
- 運動系の部活が近年増えており、中学卒業時点で、中高一貫コースを離れて他の科へ入学する生徒も増えてきている。この点は、「6年一貫教育」を全面に打ち出している学校の方針と合致していないが、一般地方私学の全国的な傾向として、学校側が運動系の部活に年々力を入れている現実がある。
- 中学3年の時点で他校を受験し、中高一貫コースの高等部へ入学しない(6年一貫教育を受けない)生徒が毎年出ているが、昨年度末に発行されたパンフレットには、岡山県内某高校への合格と人数が、堂々と記載されている。これは岡山県内および周辺域において根強い、岡山五校および倉敷四校を頂点とした学力ヒエラルキーおよび県立学校のブランド力に由来する。つまり学校の本来の方針とは異なっていても某高校への進学率がそのまま地域における学校への大きな評価に直結する現実があるためである。(逆に言えば、某高校への進学率を公表していない学校は私立の附属学校といえども地域社会から「真っ当な学校」と認めてもらえない「地域性ゆえの現実」が存在している)
[編集] 高等学校・普通科
- 特別進学コース
- 国立大学・都市圏有名私立大学進学のための特別カリキュラムコース
- 普通コース
- 通常コース。特徴は無いが、その分ツブシがきく。本人の希望と学力により他カリキュラムへの移動が可能。
- 情報・デザインコース
- 進学理大コース
- 岡山理科大学などの「加計学園系列大学」進学のための特別カリキュラムコース。ただし他の国公立・私立大も受験可能。
- より深い基礎学習を行う。
- 体育コース
- 体育系企業への就職、体育会系部活動において成果を挙げるための特別カリキュラムコース。
- 中高一貫コース
- 附属中学校からの進学者が無条件で入学できる特別カリキュラムコース。中高一貫教育については上記参照。
- 通信制普通科
- 全国を対象とする通信制高校。不登校者や非高校進学就業者が対象。
[編集] 専門各科
[編集] 過去に存在した学科・コース
[編集] 普通科(廃止)
- 吉備国際大コース
- 吉備国際大学への進学を主眼としたコース。進学理大コースに統合され廃止。
- 国際教養コース
- 吉備国際大学への進学、ないしは留学および海外への進学を目標としたコース。吉備国際大学への進学は吉備国際大コース=進学理大コースに統合。留学等に関しては特別進学コースに統合されて廃止。
[編集] 専門各科(廃止)
- 電子情報科
- 電気科
- 現在の電気情報科。その中でも電気工学方面の職工人養成の専門カリキュラムを担った。情報科と統合される。
- 情報科
- 現在の電気情報科。その中でもプログラマおよびシステムエンジニア養成の専門カリキュラムを担った。電気科と統合される。
[編集] 建学の精神
- 建学の精神として「生徒各自が持っている能力を、それぞれの適性に応じて最高度に開発し、明日の学問を修得するに足る基礎知識の涵養につとめ、十分な知力と豊かな情緒を持つ、調和ある人間を形成する」という言葉が掲げられている。そのためか学内における学生の自由度は非常に高く、学生の質も多岐に亙る。
[編集] 校訓
以下の言葉が生徒心得たる「校訓」に掲げられている。
- 自主
- 努力
- 友愛
[編集] 教育理念
「一人一人の能力を最大限に引き出し伸ばすとともに、自ら学び自ら考える人間を育てる教育」を旗印に、重点的な教育方針として以下の目標を掲げている。
- 確かな学力を育成する教育
- 感性豊かな生徒を育てる教育
- 国際感覚を養う教育
[編集] 関係有名人
[編集] 出身者
- 森廣二(元千葉ロッテマリーンズ-中日ドラゴンズ・投手。ドラフト指名2位)
- 岡本直也(元横浜ベイスターズ-メキシコシティ・レッドデビルズ・投手。ドラフト指名4位。第81回甲子園大会、決勝投手(控))
- 西川雅人(オリックス・バファローズ投手)
- 田村潔司(格闘家、プロレスラー)
- 土田尚史(元浦和レッドダイヤモンズ選手。現ゴールキーパーコーチ)
- 高見藤英希(大相撲力士)
- 藤定孝章(ファジアーノ岡山選手。MF)
- 松井香(女優『週刊ヤングジャンプ』第5回全国女子高生制服コレクション・第1期ワンギャル )
- 妹尾隆佑(ファジアーノ岡山FC選手)
- JOY (ファッションモデル、タレント) - 通信制課程を卒業
[編集] 系列大学・短期大学
これらの大学では理大附高に対して「関連校入試」が開かれており、より有利な条件で以下の学校に進学することができる。ただし、そのためには校内指定条件(学業評定平均値と数回に亙る学内進学選抜試験)をクリアすることが必須となっている。付属高校ではあるが、いわゆる完全エスカレーター方式は採用しておらず、一種の半エスカレーター方式となっている。
[編集] 学校法人 加計学園
[編集] 学校法人 順正学園
詳細は「加計学園グループ」を参照
[編集] 第81回全国高等学校野球選手権大会
この年の前年の選抜では、初戦こそ、その年の夏の甲子園(80回記念大会)にてエース松坂大輔率いる横浜高校と決勝戦で対戦することとなる京都成章のエース古岡基紀を攻略し18-2のスコアで大勝するものの、2回戦で敗退。この時のメンバーは2年生主体で組まれていたので、翌年に期待を持たせるチームであった。
そしてこの大会に出場した理大附は、春の準優勝チームの水戸商、好投手福沢卓宏率いる滝川第二高校(理大附の4番打者・森田和也と福沢は、同じボーイズリーグ「兵庫尼崎」出身)のような強豪をなぎ倒して、準決勝に進出。
準決勝にて強豪・智弁和歌山と対決。実力は明らかに智弁和歌山が上と見られていたが、8回まで4-3と食らいついていた。そして9回、2死満塁で打席にはこの試合で足を怪我した5番打者の馬場雅央が、足を引きずりながら打席に立ち、左中間を抜ける逆転サヨナラタイムリーを放ち(打った馬場は足をひきずりながら1塁まで走った)、奇跡の逆転サヨナラ勝ちで決勝進出をもぎ取る。
しかし格上の智弁和歌山戦で体力も運もすべて使い果たしてしまったのか、翌日の決勝戦(対桐生第一戦)にて満身創痍で当たる結果となってしまい、決勝戦では一回表で既にボロボロ。結局1-14で敗れ、優勝までには至らなかった。そして、5年後の2004年の第86回夏の大会で同じカードが初戦で激突し(監督も当時と同じ)、15-9で勝利し、リベンジを果たす。だが、2回戦の東海大翔洋では、0-3の完封負けとなった。
[編集] 大会戦績
点数表記は「岡山理大附-対戦相手」として表記。
- (決勝戦、理大附は1回表に先制1点を入れたのみで力尽きる)
[編集] アクセス
- 天満屋経由する為、西口発より時間がかかる。
- JR岡山駅東口より岡電バス妙善寺行き「保育所前」バス停より徒歩20分。
- こちら側からは住宅地を抜けてなだらかな坂を上る。
- この坂はその形状(終盤になると蛇のようにうねる)から通学生徒より「まむし坂」と呼ばれている。
- こちら側からは津山線踏切を越え、植物園と墓地の間にある坂を上る。
- この坂はその勾配の急(平均斜度35~40度程度)とそれによるスタミナ消費から通学生徒より「地獄坂」と呼ばれている。
[編集] 周辺スポット
- 岡山大学本部津島キャンパス
- kankoスタジアム(旧、桃太郎スタジアム)
- 岡山放送
- 半田山
- 岡山市半田から津島地区を経由し津島笹ヶ瀬まで続く小高い丘。正式名称はダイミ山。
- しかし、地元住民には半田山で通る。実質、学校法人加計学園の本拠。
- 半田山麓(半田地区。住所は岡山市法界院)にある市営植物園。
- 三野浄水場
- 岡山市水道局の浄水場。旭川から水をくみ上げている。
[編集] 関連項目
- 岡山県中学校一覧
- 岡山県高等学校一覧
- 日本の工業高等学校一覧
- 岡山県の高校野球
- R.K.クラシック - サッカー部OBによって設立されたチーム。
[編集] 外部リンク
[編集] 備考
- ^ 理大附中設立が2002年であるため、それ以前の卒業生・関係者の中には高校のみを指して「理大附」と呼称し、中学側を「理大中」ないしは「中学」などと呼称し異なる学校として区別する者もいる
- ^ 決勝には敗れて準優勝
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