山岳戦

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第一次世界大戦中のイタリア陸軍の山岳兵(1915年)。
登攀訓練中のドイツ連邦陸軍の山岳兵。

山岳戦(さんがくせん)とは、山岳地域において行われる作戦戦闘である。

概要[編集]

山岳戦とは山岳地帯高地における作戦・戦闘である。山岳戦の主役は山岳兵のような軽歩兵である。山岳戦では車両類の使用に大きな制限を受け、遮蔽物や視界・射界で優位を占める高台に位置する緊要地形・掩体・陣地・拠点を巡る戦いが多くなる。起伏が激しい地形であるために、隊形や視界などが混乱する場合があり、高地においては体力の消耗が激しい上、呼吸が困難になり高山病の危険性もある。また、高地においては天候の変化が激しく、クレバス雪崩にも注意を要する。山岳地帯においては車両の機動力も著しく減衰する。一方ヘリコプターは機動力を発揮できるものの天候の悪化や降着地点が制限され、低空飛行の場合は地対空ミサイルの的になりやすい。

山岳部隊[編集]

山岳戦を展開するための部隊である。高度な登山技術やサバイバル術を備える。また重装備を多く携行できないため、山岳兵自身の戦闘能力に頼らざるを得ず、空挺部隊や海兵隊と並ぶ精鋭歩兵とされる事が多い。 大陸国家は山岳部を自然国境になっている場合が多いため、大規模な山岳部隊を有している事が多い。とりたて欧州では伝統ある山岳部隊が多く編成されている。

山岳戦が展開された戦争・紛争[編集]

山岳戦を得意とする部隊[編集]

関連項目[編集]