山名八幡宮

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山名八幡宮
所在地 群馬県高崎市山名町1581
位置 北緯36度16分43.22秒 東経139度02分14.33秒 / 北緯36.2786722度 東経139.0373139度 / 36.2786722; 139.0373139
主祭神 応神天皇
神功皇后
玉依比売命
社格郷社
創建 安元年間(1175年 - 1177年)
本殿の様式 三間社流造
例祭 4月15日10月15日
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山名八幡宮(やまなはちまんぐう)は、群馬県高崎市山名町にある神社。旧社格郷社

由緒[編集]

清和源氏新田義重の子で、山名氏の祖の山名義範文治(1185年 - 1190年)または安元年間(1175年 - 1177年)に豊前国大分県)の宇佐神宮の分霊を勧請して社殿を造営し、武運の神(武神)として崇敬したのが始まりとされる。応永年間に南朝尹良親王山名城に滞在の折、城主世良田政義の娘が親王の子(良王君)を懐妊し、当社にその安産を祈願したと伝えられ、以来、子育て・虫封じの神として信仰が篤い。本殿・幣殿は18世紀半ばの建造とされ、市指定の重要文化財

社宝には、義範が奉納したという「天国の宝剣」(鎌倉末期)、政義と良王君が奉納したという太刀、前橋藩酒井家が寄進した乗鞍などがある。縁起物として授与される「張子の獅子頭」は県指定の郷土伝統民芸品で、古来人気が高い。

交通アクセス[編集]

関連項目[編集]

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