山口雅也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 山口 雅也 | |
|---|---|
| 誕生 | 1954年 |
| 職業 | 作家 |
| 国籍 | |
| 活動期間 | 1989年 - |
| ジャンル | 小説 |
| 代表作 | 『日本殺人事件』 『奇偶』 |
| 主な受賞歴 | 第48回日本推理作家協会賞 |
| 処女作 | 『生ける屍の死』(1989年) |
山口 雅也(やまぐち まさや 1954年 - )は神奈川県出身の推理作家、小説家、評論家。神奈川県立横須賀高等学校、早稲田大学法学部卒。自作に登場する「観音市」在住を自称。
目次 |
[編集] 概要
大学では、ワセダ・ミステリ・クラブに所属。在学中からミステリーに関するエッセイや評論を書いていた。
1989年に『生ける屍の死』で作家デビュー。1995年には『日本殺人事件』で、第48回日本推理作家協会賞を受賞した。
その作風は既存のミステリの枠組みから逸脱した実験性の高いものでありながら、謎解きを軸とする本格ミステリとしても高い水準に位置している。多方面にわたる博識を活かした特殊な状況設定や、翻訳調の文体による端正な筆運びが特徴で、(死人が生き返る、「パラレル英国」などの)異常状況に関して厳密な法則性の構築を綿密に行なったうえで、論理的に物語が展開されていく。
また、ミステリに関連する古書、映画、テレビドラマなど各種グッズのコレクターでもあり、関連する展覧会のプロデュースや、関連書籍の執筆も行っている。
[編集] 作品一覧
[編集] 小説
[編集] キッド・ピストルズシリーズ
- キッド・ピストルズの冒涜(1991年12月 東京創元社 / 1997年2月 創元推理文庫)
- 13人目の探偵士(1993年1月 東京創元社 / 2002年7月 講談社ノベルス / 2004年2月 講談社文庫)
- キッド・ピストルズの妄想(1993年10月 東京創元社 / 2000年4月 創元推理文庫)
- キッド・ピストルズの慢心(1995年9月 講談社 / 1999年9月 講談社ノベルス / 2000年10月 講談社文庫)
- キッド・ピストルズの最低の帰還(2008年5月 光文社)
- キッド・ピストルズの醜態(2010年9月 光文社)
[編集] 垂里冴子シリーズ
- 垂里冴子のお見合いと推理(1996年6月 集英社 / 2000年4月 講談社ノベルス / 2002年3月 講談社文庫)
- 続・垂里冴子のお見合いと推理(2000年6月 講談社 / 2003年8月 講談社ノベルス / 2004年8月 講談社文庫)
- 新・垂里冴子のお見合いと推理(2009年5月 講談社)
[編集] トウキョー・サムシリーズ
- 日本殺人事件(1994年9月 角川書店 / 1998年5月 角川文庫 / 2007年5月 創元推理文庫 / 2009年6月 双葉文庫)
- 續・日本殺人事件(1997年3月 角川書店 / 2000年5月 角川文庫 / 2007年8月 創元推理文庫)
[編集] Mシリーズ
- ミステリーズ(1994年9月 講談社 / 1997年9月 講談社ノベルス / 1998年7月 講談社文庫)
- マニアックス(1998年9月 講談社 / 2001年2月 講談社ノベルス / 2003年5月 講談社文庫)
- モンスターズ(2008年3月 講談社 / 2011年8月 講談社文庫)
[編集] ノンシリーズ
- 生ける屍の死(1989年10月 東京創元社 / 1996年2月 創元推理文庫)
- 奇偶(2002年10月 講談社 / 2005年9月 講談社ノベルス / 2006年10月 講談社文庫【上・下】)
- PLAY プレイ(2004年9月 朝日新聞社 / 2008年9月 講談社ノベルス / 2010年5月 講談社文庫)
- チャット隠れ鬼(2005年5月 光文社 / 2008年7月 光文社文庫)
- ステーションの奥の奥(2006年11月 講談社ミステリーランド)
- 【改題】古城駅の奥の奥(2009年10月 講談社ノベルス)
- 狩場最悪の航海記(文藝春秋 2011年9月)
[編集] エッセイ
- ミステリー倶楽部へ行こう(1996年1月 国書刊行会 / 2001年7月 講談社文庫)
- マザーグースは殺人鵞鳥(マーダー・グース)(1999年6月 原書房)
- ミステリーDISCを聴こう(1999年11月 メディアファクトリー)
- ミステリー映画を観よう(2005年11月 光文社文庫)
[編集] 編集
- エラリイ・クイーンとそのライヴァルたち(石川喬司共編、1979年3月 パシフィカ / 1987年5月 西武タイム)
- 別冊宝島63 ミステリーの友(ミステリー・グルメになるためのメニュー)(1987年 JICC出版局)
- 名探偵の世紀 エラリー・クイーン、そしてライヴァルたち(森英俊共編、1999年10月 原書房)
- 山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー(2007年12月 角川文庫)
[編集] 翻訳
- チャールズ・アダムスのマザー・グース(チャールズ・アダムス著、2004年10月 国書刊行会)
[編集] 海外への翻訳
[編集] 中国大陸(簡化字)
- 火车站深处的深处 (2009年10月、陽光出版社、何奕欣訳、ISBN 9787806205006)-ステーションの奥の奥
- 第十三位名侦探 (刊行予定、吉林出版集团有限责任公司)-13人目の探偵士
- 活尸之死 (刊行予定、吉林出版集团有限责任公司)-生ける屍の死
- 活尸之死 (2011年4月、译林出版社)
- 日本杀人事件 (刊行予定、吉林出版集团有限责任公司)-日本殺人事件
- 续・日本杀人事件 (刊行予定、吉林出版集团有限责任公司)-續・日本殺人事件
- 奇偶 (刊行予定、吉林出版集团有限责任公司)-
[編集] 中国台湾(正体字)
- 活屍之死 (2008年7月、皇冠文化出版、婁美蓮訳、ISBN 9789573324409) - 生ける屍の死
- 第13位名偵探 (2010年7月、皇冠文化出版、劉姿君訳、ISBN 9789573326793) - 13人目の探偵士
- 龐克基德的冒瀆 (2010年11月、皇冠文化出版、張秋明訳、ISBN 9789573327264) - キッド・ピストルズの冒涜
[編集] 大韓民国
- 살아 있는 시체의 죽음 (2009年11月、シゴンサ(Sigongsa)、キム・ソニョン訳、ISBN 9788952756848) - 生ける屍の死