山口正義 (生理学者)

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山口 正義
(やまぐち まさよし)
人物情報
居住 日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国山口正義 (生理学者)
国籍 日本の旗 日本
出身校 静岡薬科大学薬学部卒業
静岡薬科大学大学院
薬学研究科修了
学問
研究分野 薬学
研究機関 静岡薬科大学
静岡県立大学
エモリー大学
主な業績 レギュカルチンの発見
RGPR-p117の発見
主な受賞歴 佐藤記念国内賞(1992年
斉藤賞(1992年)
三島海雲記念財団学術奨励賞
1999年
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山口 正義(やまぐち まさよし)は、日本アメリカ合衆国薬学者生物系薬学医療系薬学)。学位薬学博士静岡薬科大学)。エモリー大学医学部客員教授

静岡県立大学大学院生活健康科学研究科教授などを歴任した。

来歴[編集]

1971年静岡薬科大学薬学部製薬学科を卒業。同大学の大学院に進み、1973年薬学研究科製薬学専攻を修了した。以来、静岡薬科大学の薬学部にて、助手講師を務めた。静岡薬科大学が静岡女子大学静岡女子短期大学と統合され、新たに静岡県立大学が発足すると、同大学の薬学部にて引き続き講師に就任した。1991年に静岡県立大学大学院の生活健康科学研究科にて助教授に就任し、1993年には教授に昇任した。また、静岡県立大学で教鞭をとる傍ら、アメリカ合衆国大学研究機関の職を兼任しており、ペンシルベニア大学テキサス工科大学テキサス大学医学部にて研究職を得ていた。2007年ジョージア州エモリー大学に転じ、同大学の医学部にて客員教授に就任した。2011年に「Outstanding Professor and Researcher」の資格 (EB1) でアメリカ合衆国の永住権を取得し、2013年より Adjunct Professorとして研究に従事する。

研究[編集]

専門は生理学薬学であり、特にカルシウム代謝ならびに細胞内情報伝達系の仕組みの解明に関する内分泌代謝学にまつわる分野の研究に取り組んでいる[1]細胞内のカルシウムの研究に従事していた際に、細胞内情報伝達系の制御因子として機能するカルシウム結合性蛋白質の一種である「レギュカルチン」を世界で初めて発見した[1][2]。さらに、転写因子である「RGPR-p117」を世界で初めて発見したことでも知られている[1][2]。その関連で、特に、レギュカルチン遺伝子の発現調節の仕組み、レギュカルチンの肝臓、腎臓、骨、心臓および大脳における細胞機能調節と病態生理的役割およびバイオマーカーとしの役割の解明など多面的に研究。また、新規転写因子RGPR-p117の機能の解明、さらには、骨粗鬆症の予防と修復、がん細胞骨転移による骨破壊の制御について薬学的臨床応用に関する研究などを展開。抗骨粗鬆症因子ならびにその関連で20余の国際および国内特許を取得。また、「レギュカルチン過剰発現モデル動物」にて国際特許を取得した。なお、査読された500報を超す英文論文を発表、60余の国際誌の編集委員(編集委員長10誌余)を務める。

略歴[編集]

賞歴[編集]

  • 1981年 - 日本薬学会東海支部学術奨励賞。
  • 1987年 - 武田科学振興財団研究助成 (武田賞)。
  • 1992年 - 佐藤記念国内賞。
  • 1992年 - 斉藤賞。
  • 1994年 - 薬学研究奨励財団研究助成。
  • 1999年 - 三島海雲記念財団学術奨励賞。
  • 2004年 - 財団法人病態代謝研究会研究助成。
  • 2004年 - International Order Merit (International Biographical Centre:IBC, Cambridge, England).
  • 2004年 - The IBC Lifetime Achievement Award (IBC, Cambridge, England).
  • 2004年 - The World Lifetime Achievement Award (The American Biographical Institute, USA).
  • 2005年 - The Founder of American Order of Excellence (USA).
  • 2005年 - Lifetime Achievement Award (The World Congress of Arts, Sciences and Communications (Cambridge).
  • 2005年 - Lifetime Achievement Award 2005 (The United Cultural Convention, USA).
  • 2006年 - 宮田記念学術論文賞。
  • 2007年 - 日本微量元素学会学会賞。
  • 2008年 - Gold Medal for Japan (American Biographical Institute, USA).
  • 2003年 - Marquis Who’sWho in Science and Engineering に登載 (USA) (2003-2004年 7th Edition - ).
  • 2005年 - Marquis Who’sWho in the World (USA) に登載 (USA) (22nd Edition - ).
  • 2007年 - Dictionary of International Biography に登載 (The International Biographical Centre, Cambridge, England) (2007年 - ).
  • 2007年 - Marquis Who’sWho in the Asia (USA) に登載 (USA) (2007年 1th Edition - ).
  • 2009年 - Marquis Who’sWho in America (USA) に登載 (USA) (63rd Edition - ).

著作[編集]

単著[編集]

  • 山口正義著 『骨粗鬆症の予防と栄養』黒船出版 1999年。ISBN
  • 山口正義著 『骨の健康と食因子 ― 骨粗鬆症の予防と修復へのアプローチ』食品資材研究会 , 1997年ISBN 9784879910028
  • Masayoshi Yamaguchi 『Nutritional Factors and Osteoporosis Prevention』, Nova Science Publishers, Inc., New York, USA 2010.
  • Masayoshi Yamaguchi 『Regucalcin: Genomics, Cell Regulation and Disease』, Nova Science Publishers, New York, USA 2012.
  • Masayoshi Yamaguchi 『Biomedical Osteoporosis Treatment』, Nova Science Publishers, New York, USA 2013.

編纂[編集]

  • 山口正義編 『カルシウムと生命 ― 遺伝子から生体機能の調節』黒船出版、1997年ISBN 9784876180202
  • 山口正義編 『バイオメタル ― 生体調節の多彩な役割と病態』黒船出版、1998年。ISBN
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『Carotenoids: Properties, Effects and Diseases』 Nova Science Publishers, Inc., New York, USA 2011.
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『Calcium Signaling』 Nova Science Publishers, Inc., New York, USA 2011.
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『Osteocalcin: Production,Regulation and DiseaseNova Science Publishers, New York, USA 2012.
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『Adiponectin: Production, Regulation and Roles in Disease』 Nova Science Publishers, New York, USA 2012.
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『 Zinc: Characteristics, Uses and Benefits』Nova Science Publishers, New York, USA 2012.
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『New Developments on Signal Transduction Research』Nova Science Publishers, New York, USA 2013.
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『Carotenoids: Food Sources, Production and Health Benefits』 Nova Science Publishers, New York, USA 2013.
  • Masayoshi Yamaguchi (Editor) 『New Development of Calcium Signaling Research』 Nova Science Publishers, Inc., New York, USA 2014.

脚注[編集]

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  1. ^ a b c "Research", Masayoshi Yamaguchi,[リンク切れ] Emory University.
  2. ^ a b 第342回つくば分子生命科学セミナー』。
  3. ^ 学位論文書誌データベース

関連項目[編集]

外部リンク[編集]