山下貴史

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山下 貴史
やました たかふみ
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1952-10-24) 1952年10月24日(71歳)
出生地 日本の旗 日本 北海道留萌市
出身校 東京大学法学部
前職 国家公務員農林水産省
衆議院議員
現職 北海道深川市長
所属政党自由民主党亀井派)→)
無所属

当選回数 4回
在任期間 2007年1月21日[1] - 2023年1月20日

選挙区 比例北海道ブロック北海道10区
当選回数 1回
在任期間 2003年11月9日 - 2005年8月8日
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山下 貴史(やました たかふみ、1952年10月24日 - )は、日本政治家農林水産官僚北海道深川市長(4期)。元衆議院議員(1期)。

概要[編集]

北海道留萌市に生まれ、幌加内町で育つ。北海道深川西高等学校東京大学法学部卒業。1976年、農林省(現農林水産省)入省。本省勤務の他、在ベルギー日本大使館で一等書記官を3年間務めた。1999年、農林水産省を退官。

2000年第42回衆議院議員総選挙北海道10区から自由民主党公認で立候補したが、民主党前職の小平忠正に敗れ、落選。2003年11月の第43回衆議院議員総選挙では北海道10区で再び小平に敗れたが、重複立候補していた比例北海道ブロックで復活し、初当選した。当選後、亀井派(当時)に入会。

2005年7月5日衆議院本会議における郵政民営化法案の採決では反対票を投じ、造反。このため同年9月11日第44回衆議院議員総選挙では自民党の公認を得られず、無所属で北海道10区から立候補。自民党は元青ヶ島村教育長飯島夕雁を擁立した。得票数は小平、山下、飯島の順で、次点の山下は落選したが、3位の飯島は比例北海道ブロックの名簿で1位に登載されていたため、比例復活により当選。

2006年深川官製談合事件により当時の深川市長だった河野順吉逮捕され、辞職。河野の逮捕に伴い、翌2007年1月21日に実施された深川市長選挙に無所属で立候補し、初当選した。2010年12月の深川市長選挙では、山下以外に立候補を届け出た者がいなかったため、無投票により再選。2014年2018年の選挙も無投票で当選した[2]

2022年12月の深川市長選では、5選を目指し立候補。自民党北海道連、公明党中空知総支部からの推薦を受け、3人による16年ぶりの選挙戦に臨んだが、立憲民主党の国会議員らの支援を受けた元同市議会議員の田中昌幸に約700票差で敗れ落選した[3][4]

※当日有権者数:17,021[5]人 最終投票率:60.18[5]%(前回比:pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
田中昌幸61[5]無所属[5][5]4,930[5]48.5%
山下貴史70[5]無所属[5][5]4,222[5]41.5%推薦:自由民主党北海道支部連合会、公明党中空知総支部
佐々木一夫72無所属[5]1,010[5]9.9%

2023年1月20日をもって市長を退任した[6]

政策[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 北海道深川市| 各種選挙の任期満了
  2. ^ 深川市・市長選(北海道):政治データのブログ
  3. ^ 日本放送協会. “深川市長選挙 新人・元市議の田中昌幸氏が現職破り初当選|NHK 北海道のニュース”. NHK NEWS WEB. 2022年12月26日閲覧。
  4. ^ 深川市長選、新人・田中氏が当選 現職の山下氏破る:北海道新聞 どうしん電子版”. 北海道新聞 どうしん電子版. 2022年12月26日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 「深川市長に田中氏 現職山下氏の5選阻む」『北海道新聞』北海道新聞社、2022年12月26日、1面。2023年1月20日閲覧。
  6. ^ 「深川は伸びしろある」 1月20日退任の山下市長インタビュー 人口減対策の結果まだ:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル (2023年1月18日). 2023年1月22日閲覧。
  7. ^ 衆議院議員選挙031109の当選者の回答”. 「子どもに無煙環境を」推進協議会 (2003年11月10日). 2020年11月10日閲覧。

外部リンク[編集]

公職
先代
河野順吉
北海道深川市長
2007年 - 2023年
次代
田中昌幸