山下耕作

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山下 耕作(やました こうさく、1930年1月10日 - 1998年12月6日)は日本の映画監督である。

時代劇任侠映画の巨匠である。愛称は同姓の軍人・山下奉文に因んで「将軍」。ただし両者に姻戚関係はない。

息子は、映画監督の山下耕一郎(長男)・山下智彦(次男)

目次

[編集] 略歴

[編集] 作風

  • 「花」は山下演出の特徴である。山下作品の「花」には、登場人物の万感の思いがこめられている。
    • 『関の彌太ッぺ』ではやくざの彌太郎と旅籠の娘・お小夜が槿の花を挟んで会話する。
    • 「やくざ」と「堅気」が一つになることが許されない世間の厳しさの中で、槿の花は2人の心がしっかりと交流していることを見守るように咲いている。
    • 緋牡丹博徒』では牡丹の花が白から赤に変わることで、ヒロインが堅気からやくざに転換する心情を鮮やかに示した。
  • 1974年に発表した『山口組外伝 九州進攻作戦』は当時東映において新たなジャンルとして隆盛を見せていた「実録路線」の作品だがこの映画でも山下は情感と暖かさを演出に溢れさせ、主演菅原文太の熱演と共に強烈な印象を見る者に与えた。
  • 1970年代後半以降、客足が遠のき始めた仁侠映画について多くの作品でコンビを組んだ笠原和夫が史劇など他ジャンルに進出したのに対し「自分はあくまで仁侠映画にこだわる」と語った。両者は互いの能力を高く評価しあっていたため、痛恨の決別となった。

[編集] 監督作品

[編集] 映画

[編集] テレビ監督作品(一部)

[編集] 著書

  • 『将軍と呼ばれた男 映画監督山下耕作』(1999年) 共著者:円尾敏郎 ワイズ出版

[編集] 参考文献

  • 『日本映画テレビ 監督全集』(1988年) キネマ旬報社
  • 『浪漫工房』 第十号 「特集松方弘樹 いま最も映画を愛する男」(1997年) 創作工房
  • 『将軍と呼ばれた男 映画監督山下耕作』(1999年) 共著者:円尾敏郎 ワイズ出版
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