山の音
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『山の音』(やまのおと)は、川端康成の小説。1949年(昭和24年)から1954年(昭和29年)にかけて複数の雑誌に発表された。それらの各編は、部分的にいくつかの単行本に収録されたが、1954年(昭和29年)4月に筑摩書房より刊行された単行本が全編を収録しており、一応の決定版と言える。その後、19巻本『川端康成全集』の第8巻(昭和44年刊行)に収録される際、本文に訂正が加えられ、現在ではこの19巻本全集の本文を基にした37巻本『川端康成全集』第12巻(昭和55年刊行)のテキストが定本とされている。
岩波文庫、旺文社文庫、角川文庫など、各社の文庫にも収録されているが、最も普及しているのは新潮文庫版である。
鎌倉の長谷に住む、62歳になり老いを自覚するようになった尾形信吾が、息子・修一の嫁・菊子に対して抱く情愛を、鎌倉の美しい風物とともに描いた作品。この作品で野間文芸賞を受賞した。文芸評論家の山本健吉は、本作品を「戦後の日本文学の最高峰に位するもの」としている(新潮文庫版解説)。
目次 |
映画[編集]
| 山の音 | |
|---|---|
| 監督 | 成瀬巳喜男 |
| 脚本 | 水木洋子 |
| 製作 | 藤本真澄 |
| 出演者 | 原節子、山村聡、上原謙 |
| 音楽 | 斉藤一郎 |
| 撮影 | 玉井正夫 |
| 編集 | 大井英史 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 95分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
1954年1月15日に公開された日本映画。製作、配給は東宝。モノクロ、スタンダード。
スタッフ[編集]
- 監督:成瀬巳喜男
- 製作:藤本真澄
- 原作:川端康成
- 脚本:水木洋子
- 音楽:斉藤一郎
- 撮影:玉井正夫
- 美術:中古智
- 録音:下永尚
- 照明:石井長四郎
- 編集:大井英史
- チーフ助監督:筧正典
- 製作担当者:馬場和夫
- 特殊技術:東宝技術部
キャスト[編集]
- 尾形菊子:原節子
- 尾形修一:上原謙
- 尾形信吾:山村聡
- 尾形保子:長岡輝子
- 谷崎英子:杉葉子
- 池田:丹阿弥谷津子
- 相原房子:中北千枝子
- 相原:金子信雄
- 絹子:角梨枝子
- 信吾の友人:十朱久雄
- 北川町子
- 斎藤史子
- 馬野都留子
受賞歴[編集]
- 第1回アジア太平洋映画祭音楽賞、録音賞、男優賞、女優賞。