小須田部長
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小須田部長(こすだぶちょう)は、FNS系列局で放送されていた番組「笑う犬の生活」から「笑う犬の冒険」で放送されたコント、およびその主人公である架空の人物。内村光良が演じた。
注意:以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 概要
内村演じる「小須田部長」がさまざまな場所へ引っ越すさまをおもしろおかしく描いたコント。引越しの際には「いるもの」「いらないもの」と書かれた箱にそれぞれの地の思い出の品などを詰めて行くが、大半が元部下の原田(原田泰造)によって「いらないもの」に分類される(第三部からは「どうでもいいもの」という箱も登場する)。
当初は『小須田』という名前は付いておらず、コントの名前も『引っ越し』であった。第三話目から『小須田部長』と言う名前が付く。毎回小須田はその場所に驚異的なまでに順応していくのだが、順応するたびに一つ余計なことをしてとんでもない場所へと引越しを余儀なくされる。
北海道へ赴任する前に女子社員から渡され、原田に「冬をおナメにならない方が・・・」とアドバイスを受け付けた黄色い耳当てが最終話までのトレードマークとなる。また、どんな過酷で危険な場所に行っても「名刺」「スーツ」「携帯電話」の3点は欠かさずに持って行った。そして赴任先を知ると「がんばれ~負けんな~力の限り生きてやれ~」[1]と泣きながら歌うのが定番であった。
日本に一時帰国した際には番組の催し物として、名刺交換イベントなるものも行われた。
なお、役職が『部長』であったのはほんのわずかで実際には『支社長』『博士』『艦長』『男爵』など様々な役職についている。
全3部作+番外編があり、内村+原田コンビの番組の黄金期を支えた名コントの一つとして今でも語り継がれている。
- ^ ちなみにこの曲は、小須田が大学時代に作詞・作曲した歌の一節という設定である。
[編集] プロフィール
本名は小須田 義一(こすだ・ぎいち)。
1945年8月16日(太平洋戦争終戦の翌日)、内村と同じ熊本県人吉市生まれ。北九州大学(現実の北九州市立大学の旧校名とは異なる架空の大学)を卒業後、上京して「吉田宗之介商店」(現:「ヨシダ・エンタープライズ」)に入社、総務部長の地位まで登りつめる。特技は歴代日本の首相のモノマネ。多才な人物で転職先で無茶な任務をしっかりとこなしていく。
妻に益江、娘にエミリがいるが、両方とも小須田を見限ってしまって別居し、後に原田によって協議離婚が成立。その後益江は12歳年下の歯科医と再婚するも離婚。さらにヨシダ・エンタープライズ社長の娘の彼氏だった大学生と交際した後、社長・吉田正樹と結婚する。エミリはAV女優を経て、吉田宗之介(ヨシダ・エンタープライズの会長・創業者(102歳))と結婚し、程なく亡くなった彼の遺産を受け継いで同社の会長となったのち、原田と交際を始める。
(元)部下として原田淳一郎がいる。小須田が左遷されるたびに昇進していくと共に、死の宣告にも等しい会社からの辞令を小須田に伝える強烈なメッセンジャーでもある。第一部では、立場が逆転しても小須田を尊敬する好青年として描かれていたが、第二部より次第に腹黒さを露呈していく。
[編集] 転勤遍歴
元々は総合商社「ヨシダ・エンタープライズ」に勤めるごく普通のサラリーマン部長であったのだが、宴会で社長のモノマネをしたことから北海道開発事業部土壌調査課利尻支部へ支社長として左遷される。
その後、決算表の隅に社長の似顔絵を書いたことでベネズエラへ飛ばされた後、社長の誕生日プレゼントに年の数だけ松明を送ってしまったためにタイタニック号を引き上げる任務を引き受け、タイタニックを発見し、これからと言う所で、来年の社長の運勢を星占いしたことが原因でハワイのキラウエア火山に飛ばされ、ちょっとした茶目っ気で社長宛のファックスに「マグマ大使より」と書いたことで砂漠の紛争地帯へ赴き、CNNの取材のときにVサインしたことが原因で会社のマスコットであるピンクのペンギンを発見するために南極へ向かう。
南極では部長最初の偉業(?)とも言えるピンクペンギンを発見するも、基地で生まれた子犬に社長の名前をつけたことが原因でニューヨークのスラム街へ。しかし、国連本部の日の丸の旗の横に会社の旗を上げてしまった事が原因で「エベレストを1m高くする」という任務のためにエベレストへ登頂(なお、実際にこの後エベレストの標高が高くなっている)。
報告書に「雪男でも探しましょうか?」と書いたことが原因で、この次は彼も行く場所は宇宙かと思っていたものの、ある意味さらに過酷なナイアガラでの樽落下というチャレンジを強いられることになる。
ナイアガラでの奇跡的な生還を経てようやく日本へ一時帰国し静岡支店長となるも、会社がチャン名倉率いる香港の企業「アンヌグループ」に買収されてしまったことにより、「アンヌミラーズ」のウェイトレス、アンヌタイガースのプロ野球選手、宝塚のアンドレ役を経て横綱に昇進する。
アンヌグループの撤退後、一時期秘書室長となるが、またしても様々な所へ赴任することになる。今度はその目的が、会長に就任したエミリや、社長と再婚した益江のわがままを叶えさせるためのものに変化していき、白鯨の発見、CIA潜入、アトランティス大陸上陸、ドラキュラ伯爵との対面、「少林寺」を「小林寺」に改名などの任務をこなした。この間に副社長に昇進している。
ICBMミサイル受け止めの任務を期に、ついに会社に反旗を翻そうという時に地球に巨大隕石が接近。ニューヨーク時代のコネを使い、NASAに「自分は日本のサラリーマンである」という理由で単身地球を救うため宇宙へ引越し。益江とエミリの幻影を見つつ、隕石衝突から地球を救う。
死後、4年経って一度原田の前に現れ、ついには墓地をも引越しすることに。墓跡は現在小須田家に婿入りした原田の家になっているようである。
[編集] コントサブタイトル
[編集] 第一部
- 第三話以降は『小須田部長の引越し』と言うタイトル。
- 引越し -Good bye!-
- 引越し2 -Good bye!-
- Good bye!
- Atrantic Ocean
- the Top of Hawaii
- AREA8508
- THE SOUTH POLE
- from N.Y.
- エベレスト山頂編
- to HEAVEN
[編集] 第二部
第二部は全て『Show must go on!』で固定される。「アンヌグループ」に買収された為、原田も一緒に飛ばされることに。
- アンヌミラーズ
- アンヌタイガース
- 宝塚
[編集] 第三部
最終前話まで英語サブタイトルは『Show must go on!』(ドラキュラ編以降は日本語で「○○編」とサブタイトルがつけられた)。最終話のみ『LOVE IS ENERGY』と言うサブタイトルで映画『アルマゲドン』の壮大かつ感動的ですらあるパロディで締めくくられた。益江役は大竹しのぶ、エミリ役は一色紗英。
()内は便宜上のもの。
- (秘書室編)
- (白鯨編)
- (CIA編)
- (アトランティス編)
- ドラキュラ編
- 少林寺編
- 自由の女神編
- ホワイトハウス編
- 東京本社編
- ローマ編
- 南太平洋・日本新領土編
- ICBMミサイル東京直撃編
- (最終回)
[編集] 番外編
サブタイトルは第三部と同じ『Show must go on!』。 小須田の死から4年後の話。墓を移動させることになったために墓の引越しと聞いて原田の前に死んだはずの小須田が現れると言う内容。

