小田島 (医薬品)

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株式会社小田島
ODASHIMA LIMITED
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
025-0311
岩手県花巻市卸町68番地
設立 1949年1月7日
業種 卸売業
法人番号 1400001005238 ウィキデータを編集
事業内容 医薬品・医療関連商品総合卸業
代表者 代表取締役社長 小田島欣一郎
資本金 3,000万円
売上高 535億円(2008年3月現在)
従業員数 450名(2008年3月現在)
主要株主 アルフレッサ ホールディングス(株) 100%
外部リンク http://www.kk-odashima.co.jp/
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株式会社小田島(おだしま)は、 岩手県花巻市に本社を置く、医薬品・衛生材料・医療機器を販売する卸業者であった。現在は東北アルフレッサである。アルフレッサ ホールディングスグループの一社である。

沿革[編集]

営業所[編集]

  • 岩手県:花巻本社、岩手第一営業部(盛岡市)、盛岡支店、二戸支店、宮古支店、岩手第二営業部(花巻市)、花巻支店、水沢支店(奥州市)、一関支店、釜石支店、陸前高田支店
  • 青森県:青森営業部(青森市)、青森支店、弘前支店、八戸支店
  • 秋田県:秋田営業部(秋田市)、秋田支店、横手支店、大館支店、能代支店、由利本荘支店
  • 宮城県:宮城営業部(仙台市)、仙台支店、石巻支店、古川支店(大崎市)、情報システム部(仙台市)
  • 福島県:福島営業部(福島市)、福島支店、いわき支店

主な取引メーカー[編集]

特記事項[編集]

  • かつては医療用食品・介護用品・臨床検査事業にも力を入れていた。特に臨床検査事業においては「盛岡臨床検査センター」「宮古臨床検査センター」の二つを持ち、北東北唯一の大型臨床検査センターとまで言われていた。現在は別法人化しており、医療用食品・介護用品は『小田島アクティ』が、臨床検査事業は『小田島盛岡臨床検査センター』の名称となっている。
  • また医薬品副作用データベース『ARIS』を開発。日本では数少ない副作用データベースとして発売当初は高い評価を受け、医薬品メーカーや大規模病院、同業他社のD.I室などで採用されていた。しかし追記式のデータベースであったのと、IT化により医療機関や製薬メーカーの副作用情報収集能力が格段に向上したため、その存在価値が急速に落ちていった。廉価版の作成やデータベースの利便性向上も図られたが、開発費用などで多額のコストがかかることが判明し、2004年末に開発と販売を打ち切った。このことについて元幹部は「もっと早くに改良を施せば、息の長い製品になったのに」と悔しがったという。

外部リンク[編集]