小沼氏

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小沼氏
家紋
佐竹扇(五本骨扇に月丸)
種別 武家
凡例 / Category:日本の氏族

小沼氏(おぬまし)は日本武家のひとつ。[1]

概要[編集]

御家人[編集]

江戸時代[編集]

出雲母里藩4代藩主 松平直員の正室 佐竹義道の娘 の近侍として、出羽秋田新田藩岩崎藩)より、出雲母里藩へ移る。 母里騒動の小沼臺八(出典:御家騒動の研究 吉永昭 著 清文堂出版, 2008.9 / 雲州橘之巻)以降、禄高200石、上士、家老格/江戸家老として勤める。 母里騒動については、政争の色合いが強く、真実は不明であるが、3代藩主が4代藩主に競り勝ったという事実だけが伝わっている。 なお、4代藩主の近侍であった小沼氏が、その後、母里藩内で重きをなした理由は不明であるが、佐竹氏に対して慮る旨があったとも、そもそも母里騒動の結末が無理筋であったことの証左ともいわれる。(母里騒動の結末が、平山弾エ門以外の処罰以外、微罪ともいえる扱いで済んでいることも、傍証としてとらえられている)

維新後[編集]

陸軍、名古屋工廠熱田兵器製造所

系譜[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 本姓源氏。時代により藤原氏