小林研一郎

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小林 研一郎(こばやし けんいちろう、1940年昭和15年)4月9日 - )は日本作曲家指揮者。愛称は「コバケン」、通称「炎のマエストロ」。

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[編集] 経歴

福島県いわき市小名浜生まれ。高校教諭の父・正穀と小学校教諭の母・喜代子の長男として生まれる。音楽家を目指していた父親の持っていた楽譜などをもとに独学。小学5年生の時には作曲をしている。音楽だけではなくスポーツや学業も優秀だったといい[要出典]、本人談によると、三段跳びの県の記録を持っていたほか、100メートル走で11秒台(スパイク無し)の記録も持っていたという。

当初はピアノを東京芸術大学の先輩でもある、いわき市在住ピアノ講師の若松紀志子氏に師事していたが、彼女のアドバイスにより、志望変更に至る。福島県立磐城高等学校を経て、東京芸術大学作曲科、同大学指揮科の両科を卒業。作曲を石桁眞禮生、指揮を山田一雄渡邉曉雄に師事する。

1974年第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞。ヨーロッパのオーケストラを多数指揮し、プラハの春、アテネ、ルツェルン音楽祭などの音楽祭に出演、指揮をする。グスタフ・マーラー以来2人目の外国人としてハンガリー国立交響楽団(現ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団)常任指揮者、音楽総監督(GMD)兼 常任指揮者を歴任(1987年 - 1992年常任、1992年- 1997年音楽総監督兼務、現在は同楽団桂冠指揮者)。アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団(現在のネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団)客演指揮者、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団客演常任指揮者、2006年 - 2007年シーズンより、オランダのアーネム・フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者を務める。アーネム・フィルのメインスポンサーは帝人のヨーロッパ法人で、社長と小林はゴルフを通じて親交があった。

日本での活動は、1978年の東京交響楽団客演指揮者、東京都交響楽団正指揮者を始め、京都市交響楽団常任指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者(1988年 - 1990年)、常任指揮者(1990年 - 1994年、1997年 - 2004年)、首席客演指揮者(1994年 - 1997年)、関西フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、九州交響楽団首席客演指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽総監督・音楽監督(現在は同楽団桂冠指揮者)、また2004年より2007年まで日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督の重責も務めた。

2000年に日蘭交流400年の作曲を委託され、管弦楽曲「パッサカリア」を作曲、ネーデルランド・フィルを自ら指揮をして初演、大成功をおさめる。

2002年には、「プラハの春」音楽祭のオープニングコンサートにて、東洋人として初めてチェコ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して登場。スメタナ交響詩わが祖国』を演奏し全世界に同時放送され大成功をおさめる。

2007年12月31日にはベートーヴェンの全交響曲を1人で指揮する「ベートーヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会」を行う。

音楽教育者として、東京音楽大学客員教授を務め、後進の指導をしている。

オクタヴィアレコード、ポニーキャニオンを中心に、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団を含め、40を超える収録CD、DVDを発表している。

[編集] 人物

  • 妹の佑子はソプラノで東京藝術大学卒業。長女の小林亜矢乃はピアニストで東京音楽大学卒業。親子共演をすることもある。
  • 指揮をする際、身振りが激しいだけでなく、うなり声が大きいことでも知られる。録音でもそれとわかるため、鑑賞に差し支えるとする批判的な意見もある。
  • 小林が指揮する演奏会では、終演時に客席に話しかけて挨拶をすることがしばしばある。外国のオーケストラの日本公演では、「皆様お立ちになって拍手をお願いします」と言うこともあるが、日本語のわからない外国人にとってはスタンディングオベーションが自然に起きたように見え、「コバヤシの人気は凄い」と尊敬を集める結果となっている[要出典]
  • 趣味のひとつにゴルフがあり、持ち前の運動神経の良さを活かしコンスタントに80台で回る[要出典]。同伴プレーヤーの各ホールのショットおよびスコアをすべて憶えているという。ゴルフ仲間には企業のトップなどもおり、スポンサーとして活用されている。アーネムフィルのメインスポンサーは、ある日本企業のヨーロッパ法人であるが、同社の社長ともゴルフ仲間である。

[編集] 主な受賞歴

  • 1974年 第1回ブタペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞
  • 1986年 ハンガリー政府より、リスト記念勲章授与
  • 1990年 ハンガリー文化勲章
  • 1994年 ハンガリー政府より、星付中十字勲章授与(民間人として最高位)

[編集] 主な著作

  • 指揮者のひとりごと(騎虎書房 1993年)
  • 小林研一郎とオーケストラへ行こう(旬報社 2006年)

[編集] 参考文献

  • 小林研一郎「指揮者のひとりごと」騎虎書房(ISBN4-88693-260-6 C0095 P1900E)

[編集] 外部リンク

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