小暮克洋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小暮 克洋(こぐれ かつひろ、1962年5月6日 - )は、日本将棋観戦記者、アマチュア強豪。東京都出身。父の小暮得雄は法学者で、やはりアマチュア将棋の強豪であった。朝日新聞では「剣」名義、三社連合では「小池大志」名義で執筆。

来歴・人物[編集]

東京大学法学部卒業。在学中からアマチュア強豪として有名で、1986年に第42回学生名人。雁木戦法を得意として、雁木について著書も刊行した。2008年、第20回将棋ペンクラブ大賞・観戦記部門大賞を受賞。

その他[編集]

将棋ソフト不正使用疑惑騒動において、iRONNAに掲載された三浦のインタビューで「観戦記者の小暮克洋氏だけは、許せない」と指摘されている[1]

著書[編集]

  • はじめての将棋―図解・すぐ役に立つ実戦入門 小暮克洋著、森内俊之監修 主婦と生活社 1997
  • 寄せの棋本戦術―詰め・必死・手筋のトレーニング 小暮克洋著、森内俊之監修 主婦と生活社 1997
  • 将棋っておもしろい? (イラスト子ども将棋) 小暮克洋著、 日本将棋連盟監修 汐文社 1998
  • これができれば強くなる (イラスト子ども将棋) 小暮克洋著、 日本将棋連盟監修 汐文社 1998
  • 学校名人になれる将棋 (イラスト子ども将棋) 小暮克洋著、 日本将棋連盟監修 汐文社 1998
  • 将棋 (あそびとスポーツのひみつ101) ポプラ社 1998
  • 雁木でガンガン!!―破壊力抜群の痛快!必殺戦法 小暮克洋著、森内俊之監修 主婦と生活社 1999
  • 実戦!!森内の次の一手―勝利の三段論法、優駿流ここでどう指す 小暮克洋著、森内俊之監修 主婦と生活社 2000

脚注・出典[編集]

  1. ^ 「どうしても言いたいことがある」 三浦九段が初めて語った騒動の内幕” (jp). オピニオンサイト「iRONNA(いろんな)」. 2019年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月19日閲覧。

外部リンク[編集]