小嶋潤

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小嶋 潤(おじま じゅん、1908年11月6日 - 1997年9月1日[1])は、日本のキリスト教神学者立教大学名誉教授。本名、小嶋 次男(おじま つぎお)。姓は「小島」との表記もある[2]

兵庫県生まれ。1933年京都帝国大学文学部哲学科卒。1962年「マルコ伝研究」で京都大学文学博士東京女子大学教授、立教大学教授、茨城キリスト教大学教授、静岡英和女学院短期大学学長を歴任。

1997年9月1日、純赤芽球ろうのため死去[1]

著書[編集]

  • 基督教概論 学生のための』小島次男 日本基督教青年会同盟 1939
  • 『基督教の理解』小島次男 日本基督教青年同盟 1941
  • パウロ神学の根柢 ガラテヤ書に拠る』春光社 1947
  • 『基督教の話』宝文館 1948
  • 『基督教の中心思想』春光社 1949
  • キリストの愛について』アテナ書院 1949
  • 聖書 キリスト教叢書』東京創元社 1955
  • 福音書物語選釈』創文社 1967
  • 『キリスト教 その由来と成立と特質と』宝文館出版 1969
  • 『福音書のキリスト論』創文社 1971
  • 『続・福音書物語選釈』創文社 1971
  • 『キリスト教の起源と定礎』聖公会出版 1972
  • 新約聖書正典の編成と伝承』聖文舎 1972
  • 『福音書物語選釈 第3巻 山上の説教・その他』創文社 1974
  • イエス降誕の物語 福音書物語選釈』創文社 1978
  • 『新約聖書名言集』1978 講談社学術文庫
  • 『聖書小事典』社会思想社現代教養文庫 1981
  • 『西洋教会史』刀水書房・人間科学叢書 1986
  • イギリス教会史』刀水書房・人間科学叢書 1988
  • 『西洋思想史上のキリスト教』刀水書房・人間科学叢書 1992
  • 旧約聖書の時代 その語る歴史と宗教』刀水書房 1995
  • 『新約聖書の世界 原始キリスト教の発足と展開』刀水書房 1997

共著[編集]

翻訳[編集]

参考[編集]

  • 『西洋思想上のキリスト教』著者紹介

脚注[編集]

  1. ^ a b 『現代物故者事典 1997~1999』(日外アソシエーツ、2000年)p.145
  2. ^ Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)