小倉駅 (福岡県)

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小倉駅
小倉ターミナルビル(小倉城口)
(2008年11月)
こくら
Kokura
地図
所在地 北九州市小倉北区浅野一丁目
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州・駅詳細
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細
北九州高速鉄道駅詳細
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新幹線口(2019年2月)

小倉駅(こくらえき)は、福岡県北九州市小倉北区浅野一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)・西日本旅客鉄道(JR西日本)および北九州高速鉄道(北九州モノレール)の[1]

概要[編集]

政令指定都市である北九州市最大の駅[1]。JR九州内では福岡市博多駅に次ぐ利用者数を誇る。本州九州の接点として九州の玄関口の機能を有し、山陽新幹線の全列車が停車する。在来線においても大分市宮崎市などの東九州の各都市を結ぶ日豊本線の起点であり、また市内最大の大動脈である鹿児島本線が乗り入れる。また、北九州市 - 福岡市間の都市間輸送(インターアーバン)を担う多数の特急列車が運行され、博多駅 - 大分駅を鹿児島本線・日豊本線経由で結ぶ特急「ソニック」は当駅で進行方向を変える。新幹線と特急列車の乗換駅で、他の路線も含め多くの列車が始発・終着するターミナル駅である。門司駅から直通して山陽本線(山陽線)の下関駅を結ぶ在来線も多数乗り入れ、関門海峡を越えて山口県下関市からの通勤・通学の利用者も多い。駅南側は市内最大の繁華街であり、一般的に「小倉」の繁華街は小倉駅南側を指す。当駅周辺は商業・業務機能が集積した北九州市の都心である。

1891年九州鉄道(初代)の駅として開業。当初は現在の西小倉駅付近にあったが、2度の移転を経て現在の位置となった。1975年には山陽新幹線が開業しその停車駅になり、1998年には現在の駅ビルである小倉ターミナルビル(アミュプラザ小倉JR九州ステーションホテル小倉)が完成[2]、同時に小倉南区とを結ぶ北九州モノレールも乗り入れた[3]ファッションビルのアミュプラザ小倉はJR九州が九州の主要都市で展開する「アミュプラザ」シリーズの第1号店である。

乗り入れ路線[編集]

JR九州の在来線各線(後述)、JR西日本の山陽新幹線、北九州高速鉄道(北九州モノレール)の小倉線が乗り入れている。

JR九州の駅は、当駅の所属線[4]であり博多・熊本方面へ伸びる鹿児島本線と、本駅を起点として東九州を縦断する日豊本線という九州の2大幹線の分岐駅となっている。このほか、鹿児島本線門司駅から分岐する山陽本線下関駅からの大半の列車と、日豊本線城野駅から分岐する日田彦山線の全列車が当駅まで乗り入れている。

JR九州・JR西日本の駅は、特定都区市内制度における「北九州市内」の駅であり、運賃計算の中心駅である。

歴史[編集]

開業当初は現在の西小倉駅付近に存在したが、1915年(大正4年)に同駅の東側に移転し、さらに1958年昭和33年)に現在地に移転した。現在の新幹線口付近には、当時豊楽園球場が存在し、西鉄ライオンズの主催試合が不定期に開催されていたが、小倉駅の移転に伴い閉鎖された(新球場として小倉球場(現・北九州市民球場)が建設された)。

年表[編集]

駅構造[編集]

北東からの小倉駅俯瞰。北側(写真右側)は新幹線ホーム、南側(左)は在来線ホーム。駅ビルから南にモノレールが伸びる。(2019年4月)

地上14階・地下3階の駅ビル内にあり、2階に在来線ホーム、4階に新幹線ホームとモノレールホーム、3階にコンコースと改札口がある。コンコースの南側は3・4階が吹き抜けとなっていて、その空間にモノレールが入り込んでいる。南北それぞれの出口からペデストリアンデッキを張り巡らせ駅周辺の主要施設と連絡している。2011年の九州新幹線全線開業に合わせて、南口は「小倉城口(こくらじょうぐち)」、北口は「新幹線口(しんかんせんぐち)」に呼称が変更された。

小倉城口はセントシティに通じる歩道橋に小倉祇園太鼓の銅像がある。新幹線側は西日本総合展示場アジア太平洋インポートマート (AIM)が駅から少々離れているため、動く歩道が設置されている。

JR九州・JR西日本[編集]

JR 小倉駅
JR線改札口(2021年12月)
こくら
Kokura
所在地 北九州市小倉北区浅野一丁目1-1
北緯33度53分12.3秒 東経130度52分57.6秒 / 北緯33.886750度 東経130.882667度 / 33.886750; 130.882667 (JR 小倉駅)座標: 北緯33度53分12.3秒 東経130度52分57.6秒 / 北緯33.886750度 東経130.882667度 / 33.886750; 130.882667 (JR 小倉駅)
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 コラ
駅構造 高架駅(新幹線)
盛土式半高架+橋上駅(在来線)[33][34]
ホーム 2面4線(新幹線)
4面8線(在来線)
乗車人員
-統計年度-
(JR九州)-2022年度-
30,297人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(JR西日本)-2019年度-
24,242人/日
開業年月日 1891年明治24年)4月1日
乗入路線 5 路線
所属路線 山陽新幹線
キロ程 555.1 km(新大阪起点)
東京から1107.7 km
新下関 (19.0 km)
(67.2 km) 博多
所属路線 JA 鹿児島本線*
JA 山陽本線直通含む)
駅番号 JA  28  / JA  51 
キロ程 11.0 km(門司港起点)
神戸から539.9 km
JA29/JA52 門司 (5.5 km)
(0.8 km) 西小倉 JA27
所属路線 JF 日豊本線*
JI 日田彦山線直通含む)
駅番号 JF  01  / JI  01 
キロ程 0.0 km(小倉起点)
(0.8 km) 西小倉 JF02/JI02
備考 両社とも直営駅[35]
みどりの窓口[30]
九 北九州市内駅(中心駅)
新幹線駅はJR西日本、在来線駅はJR九州管理
* 小倉 - 西小倉間は両線の重複区間
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在来線は島式ホーム4面8線、新幹線は島式ホーム2面4線を有する。改札口はいずれも3階にあり、在来線は1階にも改札口がある。在来線ホーム間の連絡通路は1階改札口に通じる通路と3階改札口に通じる通路の2つに分けられている。新幹線の通路は1つのみである。在来線と新幹線の乗換改札口も設けられている。なお、全改札口に自動改札機が設置されている。在来線の駅番号は、鹿児島本線がJA28、山陽本線がJA51、日豊本線がJF01、日田彦山線がJI01となっている。

新幹線駅は高架駅、在来線駅は盛土式半高架構造の駅として建設され[33]、さらにその上空へ橋上駅舎および駅ビル・モノレール高架駅を併設し、公共連絡通路(自由通路)でこれら施設を連結する複合構造となっている[34]

1958年(昭和33年)の在来線駅建設時、完全高架も検討されたが費用面から盛土式となり[33]、市街地の分断や線路下部の空間不足による駅前広場混雑などの問題が生じていた[34]。そこで市とJR九州で調整の上、同社初の線路上空利用大規模開発により前述の諸問題を解消すべく、幅40メートルの公共連絡通路を中心に各路線の改札口を再編整備を計画した[34]1998年(平成10年)、それらの交通施設とともに新駅ビルが開業し、同時に整備された南北のペデストリアンデッキやバス・タクシー乗り場、地下駐車場などと接続することで交通結節点機能の向上が図られた[34]

在来線の鹿児島本線・日豊本線は、JR九州のSUGOCAの利用エリアに含まれている[27]

小倉駅の事務管コードは▲910106、北九州市内の事務管コードは▲919902が割り当てられている[広報 2]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
JR九州 在来線ホーム
1 JF 日豊本線 下り 行橋中津方面 普通(下関発の列車を含む)
JI 日田彦山線 下り 田川後藤寺添田方面  
2・3 JF 日豊本線 下り 行橋・中津方面
JI 日田彦山線 下り 田川後藤寺・添田方面  
JA 鹿児島本線 上り 門司港方面 普通
JA鹿児島本線・ 山陽本線 上り 下関方面  
4 JF 日豊本線 下り 行橋・中津方面 普通
JA 鹿児島本線 下り 折尾博多方面 大分方面からの特急
上り 門司港方面 普通
JA 鹿児島本線・山陽本線 上り 下関方面  
5・6 JA 鹿児島本線 下り 折尾・博多方面
7 JF 日豊本線 下り 行橋・中津・大分宮崎方面 特急
JA 鹿児島本線 下り 折尾・博多方面 快速・区間快速・普通
上り 門司港方面 特急・普通
JA 鹿児島本線・山陽本線 上り 下関方面  
8 JA 鹿児島本線 上り 門司港方面 特急・普通
JR西日本 新幹線ホーム
11・12 ■ 山陽新幹線 下り 博多・鹿児島中央方面 折り返し始発は14番のりば
13・14 上り 新大阪東京方面  

備考[編集]

  • 当駅より東側には、東小倉駅北九州貨物ターミナル駅などの貨物専用設備と関門鉄道トンネルを通じた本州への連絡がある。一方、西側では鹿児島本線と日豊本線が分岐していく構造となっている。東小倉駅と小倉駅の間に立体交差が造られていて、旅客列車と貨物列車が交差しないように配慮されていると共に、東小倉駅構内を含めて鹿児島本線と日豊本線へのスムースな出入りができるようになっている。また西側では後述のとおり、鹿児島本線と日豊本線の間での折り返し運転が考慮された配線になっている。
  • 鹿児島本線博多方面と日豊本線を直通する列車は前述したように線形の都合上、当駅で折り返しになり進行方向が逆になる。また、鹿児島本線と日豊本線を直通する特急ソニック号、にちりんシーガイア号は大分方面行き列車が7番のりば、博多方面行きが4番のりばから発車する。従って、大分方面行きの特急は駅構内を大きく斜めに横切りながら西小倉方向へと向かう。
  • 2009年3月のダイヤ改正により、日豊本線系統の普通・快速は当駅で分割され、九州内運行分・下関行とも、日中は当駅で折り返し、通し運転はされなくなった。またこれに伴い、1番から8番までののりばでは、路線割が見直された。
  • 自動放送導入駅である。編成両数や特急の座席の種類や号車、停車駅、のりばに停車中の列車などの案内、列車接近時の放送、乗換放送、発車放送などを備えている。2015年5月1日からは、在来線ホームにおいて入線及び発車時に向谷実によるメロディ「Junction」が使われるようになった。また、新幹線ホームでは発車時に銀河鉄道999のメロディーが流れる。
  • ホームの門司寄りの一部が嵩上げ未施工のため、嵩上げされていない箇所の足元表示に「かもめ」 「にちりん」 「ゆのか」などの乗車案内が残る。また、日田彦山線直通列車は、この嵩上げされていない部分に停車する。各案内表示にもその旨が表記されているほか、ホーム上の当該部分の柱は青い色をしている。
  • 隣の西小倉駅との駅間距離は800mしかない。これは、鹿児島本線で最も短い駅間距離である。
  • 博多駅と同様に、在来線ホームに輸送係を配置していたが、2015年3月31日をもって廃止された。
  • 当駅の発車標では、博多駅より博多南線に直通する山陽新幹線こだま号の種別・行先表示を「こだま 博多南」として案内している。

北九州モノレール[編集]

北九州モノレール 小倉駅
改札口(2021年12月)
こくら
Kokura
(0.4 km) 平和通 02
所在地 北九州市小倉北区浅野一丁目1-1
駅番号 01
所属事業者 北九州高速鉄道(北九州モノレール)
所属路線 小倉線
キロ程 0.0 km(小倉起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
-2022年度-
8,378人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
-2019年度-
18,118人/日
開業年月日 1998年平成10年)4月1日
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発着する電車はすべて企救丘行きである。

のりば[編集]

番線 路線 行先[36]
1 小倉線 企救丘方面
2

島式ホーム1面2線を有する。ホームは東側が1番線、西側が2番線である。駅ビルに南から突き刺さる形で乗り入れているため、改札口は3階コンコースの真ん中に設置されており、東西両側ともに改札口が設けられている。

始発・終着駅であり、折り返し運転が行われる。なお、小倉線開業当初は隣の平和通駅が始発駅であった名残で当駅と平和通駅の間は単線並列となっており(平和通駅の企救丘方に渡り線がある)、当駅では1・2番線で相互発着が行われている。

駅設備[編集]

一部店舗で「SUGOCAICOCA」はじめPiTaPaを除く交通系ICカードに対応。

構内[編集]

  • 小倉銘品蔵(土産・キヨスクの後身) - 在来線コンコース(改札内・改札外)
  • ステーショングリル(うどん店) - 在来線3・4番のりば(しかし2020年に閉店した)
  • 玄海うどん(うどん店) - 在来線3階コンコース(改札内)
  • SUGOCA ラーメン店 - 在来線5・6番のりば
  • 北九州駅弁当(愛称「ぷらっとぴっと」)
    • 駅弁販売店 - 在来線1階コンコース(改札外)、在来線3階コンコース(改札内)、新幹線コンコース、新幹線13・14番のりば
    • うどん店 - 在来線1・2番のりば、7・8番のりば
      • 7・8番のりばのうどん店は漫画クッキングパパ』59巻で紹介された(現在の外装は漫画に描かれたものとは異なる)。
  • ファミリーマートJR小倉駅改札口店 - 新幹線連絡通路
  • お土産街道(売店) - 新幹線コンコース(改札内)。この店舗は「ICOCA」の加盟店である[注 1]
  • カフェ・エスタシオン(喫茶店) - 新幹線2階コンコース
  • セブン-イレブン
    • ハートイン小倉新幹線改札内中央店 - 新幹線2階コンコース
    • 九州恵みの玉手箱小倉店(土産) - 新幹線2階コンコース
    • キヨスク小倉新幹線13番乗場西店 - 13・14番のりば
    • おみやげ市場小倉13番乗場店 - 13・14番のりば

小倉城口[編集]

新幹線口[編集]

  • 日本旅行 Tis小倉支店 - 新幹線改札隣
  • セブン-イレブンハートイン JR小倉駅新幹線口東店 - 新幹線高架下
  • ファミリーマート 小倉駅新幹線口店 - 3階
  • ビエラ小倉(旧・小倉エキナカひまわりプラザ) - 新幹線改札向かい・新幹線高架下

駅弁[編集]

調製・販売は北九州駅弁当(愛称「ぷらっとぴっと」)。主な駅弁は下記の通り[37]

  • 九州TRIP弁当
  • 博多幕の内弁当

利用状況[編集]

  • JR九州 - 2022年度の1日平均乗車人員30,297人である。これは北九州市内の駅で最も多く、JR九州の駅としては博多駅に次いで第2位である[38]
  • JR西日本 - 2019年度の1日平均乗降人員は24,242人である[39]
  • 北九州モノレール - 2019年度の1日平均乗降人員は18,118人であり、北九州モノレールの停留場の中で最も多い[40]
年度別1日平均利用客数[41][42]
年度 JR九州 JR西日本 北九州モノレール
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
2000年(平成12年) 79,827 40,091 18,024 8,942 15,988 8,118
2001年(平成13年) 76,424 38,268 17,559 8,742 16,261 8,234
2002年(平成14年) 79,371 39,970 17,011 8,486 16,246 8,207
2003年(平成15年) 80,463 40,375 17,507 8,768 16,392 8,314
2004年(平成16年) 79,734 40,103 17,730 8,866 16,504 8,336
2005年(平成17年) 77,217 38,745 17,982 8,977 16,132 8,150
2006年(平成18年) 75,836 37,979 18,279 9,161 15,959 8,006
2007年(平成19年) 74,667 37,427 18,795 9,437 16,434 8,323
2008年(平成20年) 74,690 37,467 18,671 9,387 16,743 8,494
2009年(平成21年) 72,452 36,315 17,573 8,851 16,149 8,196
2010年(平成22年) 72,376 36,276 18,183 9,148 16,510 8,379
2011年(平成23年) 71,289 35,708 19,583 9,899 16,745 8,461
2012年(平成24年) 71,793 35,942 20,160 10,118 16,863 8,517
2013年(平成25年) 72,350 36,197 21,011 10,553 17,367 8,791
2014年(平成26年) 70,649 35,301 21,197 10,618 16,997 8,577
2015年(平成27年) 71,146 35,510 22,029 11,022 17,256 8,668
2016年(平成28年) 71,071 35,431 22,481 11,263 17,162 8,668
2017年(平成29年)

36,052 23,601

17,883 9,022
2018年(平成30年) 36,183 24,432 18,230 9,124
2019年(令和元年) 35,636 24,242 18,118 9,092
2020年(令和02年) 25,014 6,261
2021年(令和03年) 27,129 7,515
2022年(令和04年) 30,297 8,378

なお、「北九州市統計年鑑」では2003年度以降における各会社の1日平均乗車人員は、下表の通り[42][注 2]

10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
2005年度
2010年度
2015年度
  •   JR九州
  •   JR西日本
  •   モノレール

駅周辺[編集]

北九州市の都心部、市内最大の繁華街であり、商業・業務機能が集中している。北九州市役所小倉城、小倉北区役所は紫川を隔てた対岸にあり、西小倉駅の方が近いが、当駅からも徒歩1km程度である。

観光施設[編集]

大型商業施設・商店街[編集]

金融機関[編集]

「本店」
北九州銀行
「北九州営業部」
福岡銀行(堺町)、西日本シティ銀行(魚町)
「北九州支店」を名乗る地域金融機関
広島銀行伊予銀行筑邦銀行十八親和銀行空中店舗)、肥後銀行(空中店舗)
「北九州支店」を名乗る都市銀行・信託銀行など
三菱UFJ銀行みずほ銀行みずほ信託銀行「合同店舗」、三井住友銀行りそな銀行三菱UFJ信託銀行三井住友信託銀行商工組合中央金庫
「小倉支店」を名乗る地域金融機関
福岡銀行(船場町)、西日本シティ銀行(鍛冶町)、福岡中央銀行(室町)、福岡ひびき信用金庫西京銀行佐賀銀行、十八親和銀行、大分銀行南日本銀行
その他小倉駅近隣の金融機関

宿泊施設[編集]

リーガロイヤルホテル小倉
駅ビル内
新幹線口方面
小倉城口方面

航路[編集]

  • 新幹線口の浅野埠頭から、場所は少し離れるが市営渡船(藍島・馬島行き)、松山・小倉フェリー(小倉 - 松山愛媛県))の航路がある。
  • 付近ではないが、本駅および門司駅より新門司港発着フェリーの連絡バスが出ている。詳細は以下、「バス」の項を参照。

その他[編集]

ミクニワールドスタジアム北九州

バス路線[編集]

小倉駅新幹線口バス停

小倉城口[編集]

小倉駅バスセンター、小倉駅前、小倉駅入口の3か所にバスのりばがある。

新幹線口[編集]

小倉駅新幹線口バスターミナル
西鉄バス北九州
北九州市営バス
日本高速バス
2017年11月4日より本ターミナルに移動[広報 3]
祐徳自動車
  • WILLER EXPRESS:広島
名門大洋フェリーによる、新門司港までの無料送迎バス
阪九フェリー東京九州フェリーによる、新門司港までの無料送迎バス(こちらは、上記の西鉄バス北九州に運行を委託している)
KMMビル前

西鉄北九州線小倉駅前停留場[編集]

小倉駅前に停車中の1000形1028AB(1976年8月)

1958年(昭和33年)の小倉駅移転前、駅南方の電車通り上には西鉄北九州線の小倉駅前停留場が設けられていた。小倉駅の移転に伴い、1958年(昭和33年)に電車通りと平和通りの交差点(小倉駅前交差点)東側に新たな小倉駅前停留場が設置され、旧小倉駅前停留場は室町停留場に改称した。

新旧いずれの停留場も、上下線それぞれに安全地帯のある乗降場を備えた2面2線の構造であった。1992年(平成4年)10月25日の北九州線砂津 - 黒崎駅前間廃止によりいずれも廃止となった。

その他[編集]

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道(JR九州)
JA 鹿児島本線
快速・区間快速・普通
門司駅 (JA29) - (北九州貨物ターミナル駅 - (貨)東小倉駅 - 小倉駅 (JA28) - (紫川信号場) - 西小倉駅 (JA27)
JF 日豊本線
  • 特急「ソニック」「にちりんシーガイア」停車駅、特急「にちりん」一部始発駅
快速(上りのみ運転)・普通
小倉駅 (JF01) - (紫川信号場) - 西小倉駅 (JF02)
  • 一部の列車は鹿児島本線(門司港方面)に乗り入れる。
JA 山陽本線(門司駅 - 当駅間鹿児島本線)
門司駅 (JA52) - (※) - 小倉駅 (JA51)
  • (※)の区間の途中駅は鹿児島本線に同じ。
  • 一部の列車は鹿児島本線・日豊本線(いずれも西小倉方面)に乗り入れる。
JI 日田彦山線(当駅 - 城野駅間日豊本線)
快速(上りのみ運転)・普通
小倉駅 (JI01) - (紫川信号場) - 西小倉駅 (JI02)
  • 当駅 - 西小倉駅間は鹿児島本線と日豊本線の重複区間である。
西日本旅客鉄道(JR西日本)
■ 山陽新幹線
新下関駅 - 小倉駅 - (鞍手信号場) - 博多駅
北九州高速鉄道
小倉線
小倉駅 (01) - 平和通駅 (02)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この店舗は、SUGOCAとICOCA・TOICAの相互利用が開始される前の2009年7月8日より、ICOCAを導入済み。SUGOCAとICOCA・TOICAの相互利用が開始される前までは、この店舗ではSUGOCAは利用できなかった。
  2. ^ JR西日本は2017年以降乗車人員を公表していないため、乗降人員の2分の1を参考値として記載。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、19頁。 
  2. ^ a b “JR九州 小倉TBが竣工式”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1998年3月5日) 
  3. ^ a b c d e “モノレール小倉線 JR小倉駅乗り入れは4月1日”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1998年1月19日) 
  4. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、674頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ a b 鉄輪、p.231。
  6. ^ 鉄輪、p.49。
  7. ^ a b c d e f 鉄輪、p.165。
  8. ^ 鉄輪、p.65。
  9. ^ a b 鉄輪、p.135。
  10. ^ 鉄輪、p.141。
  11. ^ ダイヤモンド社『ダイヤモンド会社要覧 非上場会社版 1967年版』ダイヤモンド社、1967年、1063頁。 
  12. ^ a b 鉄輪、p.151。
  13. ^ 交通年鑑昭和47年度内「交通日誌」
  14. ^ a b 古川明「地方における事業開発の現状――門司局(5)」『国有鉄道』第39巻第381号、1981年3月、18-19頁。 
  15. ^ 小森一男「ホテル・レストランのコンピュータリゼーションの浸透度」『コンピュートピア』第10巻第117号、1976年7月、63-70頁。 
  16. ^ 「南口 - 北口結ぶ地下道完成 国鉄小倉駅」『交通新聞』交通協力会、1976年4月14日、1面。
  17. ^ 鉄輪、p.181。
  18. ^ 「会員の動向」『ショッピングセンター』第233号、1993年3月、98-99頁。 
  19. ^ “JR九州小倉駅 仮駅舎が完成 13日から営業開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年5月10日) 
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  21. ^ 「JR九州小倉駅 大連駅と友好駅締結 技術、経営面で交流」『交通新聞』交通新聞社、1996年4月11日、1面。
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一次資料

参考文献[編集]

  • 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]