寝ろ、起きろ、学校行け!

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寝ろ、起きろ、学校行け!』(ねろ おきろ がっこういけ)は、施川ユウキによる日本ホラー漫画。『Eleganceイブ』(秋田書店)にて、2011年6月号(2011年4月26日発売)から同年8月号(2011年6月25日発売)まで全3回の短期集中連載として連載された。[1]

ギャグ漫画家である施川による初のホラー作品。掲載ページ数は毎回6ページ[2]。同誌におけるギャグ漫画家によるホラー漫画作品枠「GAG TO HORROR SERIES」[3]の第1弾として描かれた。

タイトルの由来[編集]

本作品のタイトルについて、タイトルが気に入っている映画『動くな、死ね、甦れ!』(監督:ヴィターリー・カネフスキー)からもじっただけで、特に意味は無いと施川自身は語っている(ツイッター2011年4月26日より)。

各話のサブタイトルは「Go Sleeping!」(第1話)、「Wake Up!」(第2話)、「Go to School!!」(第3話)[4]であり、タイトルの『寝ろ、起きろ、学校行け!』の各句に対応している。

関連企画[編集]

掲載誌である『Eleganceイブ』2011年11月号(2011年9月26日発売)において、「なぜ僕たちギャグ漫画家がホラーを描くのか」と題して「GAG TO HORROR SERIES」の執筆者である施川、カラスヤサトシ石黒正数の三者による鼎談が掲載された。掲載ページ数は3ページ。

脚注[編集]

  1. ^ なお『ヤングチャンピオン』にて『オンノジ』の連載も、当連載の開始と同日に始まった。
  2. ^ 連載第1回目は本編6ページのほか扉絵1ページも描かれた。
  3. ^ 複数のギャグ漫画家がリレー方式で数ページのショート枠にてホラー漫画を短期集中連載していく企画。当作品においては副題的に「GAG TO HORROR SERIES Shikawa's TURN」と記されていた。施川の後はカラスヤサトシ石黒正数サメマチオ木下晋也小坂俊史が同枠を担当していく。
  4. ^ 各話の最後のコマに手書きで記されるサブタイトルと1ページ目のハシラに印字されるサブタイトルとでは、表記に微小な差異(感嘆符の数やローマ字の大文字/小文字)があるため、作者自身による表現と思われる前者を採用した。

参考文献[編集]