寄附講座
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寄附講座(きふこうざ)とは、大学や研究機関における教育・研究形態の一つである。
[編集] 概要
民間企業や行政組織など、大学や研究機関の外部組織から教育・研究振興のために寄附された資金や人材を活用し、研究教育を行う活動を指す。
理系の学問分野における寄附講座は外部から寄附された資金を元に、開設講座を組織化し研究活動を行う(一例として、医薬品メーカーから寄附された資金を元に、難病の治療法を研究するなど)。
営利目的の研究が主軸ではないが、寄附者の意図を汲んだ研究内容が多い(新技術の開発等)。
他方、文系の学問における寄附講座は、その多くが大学において行われ、授業の一環(多くの大学では、自らの大学で特に力を入れている教育・研究の分野で行われる)として実施される場合が大半である。
寄附の内容は資金の提供ではなく、カリキュラムやテキストを作成し、講師を派遣するといったノウハウ・人材面での寄附が多い。
なお、寄附講座の実施にあたっては、寄付者の篤志を称え、講座名に寄付者の名称を付ける事が出来る。
実施大学と提供組織との関連は、同じ専攻領域での活動を主体としたものや、地場産業と大学組織との関連など、その形態はさまざまであり、特に偏りを持つ組織連携は見られない。
[編集] 日本の主な寄附講座実施大学と提供者
- 「痛み学寄附講座」-愛知医科大学とファイザー製薬による。
- 「稲盛経営技術アカデミー」-鹿児島大学と京セラによる。
- 「電力フロンティア講座」-熊本大学と九州電力による。
- 「電力系統制御工学講座」-九州電力と九州工業大学による。
- 「電気エネルギー環境工学講座」-九州大学と九州電力による。
- 「エネルギーシステム寄附研究部門」-中部電力と名古屋大学による。
- 「先端電力工学寄附講座」-東北電力と東北大学による。
- 「ベンチャービジネス創生工学講座」-香川証券と香川大学による。
- 「ITS寄附講座」-日本自動車研究所と慶應義塾大学理工学部による。
- 「商船三井寄附講座」-青山学院大学経営学部と商船三井による。
- 「日税連寄附講座」-専修大学商学部と日本税理士会連合会による。
- 「日本通運寄附講座」-日本通運と流通経済大学による。
- 「流通・サービスを科学する」-ニトリと北海学園大学による。
- 「特殊講義・明日の地方自治」-東京都武蔵野市と亜細亜大学による。
- 「感染制御学(肥後銀行)寄附講座」-熊本大学大学院医学薬学研究部と肥後銀行による。
- 「医薬品理論設計学講座」-京都大学大学院薬学研究科と藤沢薬品工業(現・アステラス製薬)による。
- 「ナノマテリアルテクノロジー講座」-徳島大学と日亜化学工業による。
- 東京大学22世紀医療センター - 22の寄附講座が集まる。
- 「知的財産権とビジネスモデル」-慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部と株式会社PFUによる。