家具の音楽
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| 演奏形態 |
| 器楽 - 声楽 宗教音楽 |
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『家具の音楽』(かぐのおんがく、Musique d'ameublement)は、フランスの作曲家であるエリック・サティが1920年に作曲した室内楽曲。家具のように、そこにあっても日常生活を妨げない音楽、意識的に聴かれることのない音楽、といったものを目指して書かれた曲である。またこの曲に限らず、サティが提唱した「生活の中に溶け込む音楽」という思想そのものを「家具の音楽」と呼ぶこともある。
またそのコンセプトからアンビエント音楽やBGMの祖とされる曲でもあり、ウィリアム・アッカーマンなど多くのアーティストに影響を与えた。
目次 |
[編集] エピソード
サティはこの「家具の音楽」を、ダリウス・ミヨーらの協力を得てバルバザンジュ・ギャラリーでのコンサートで実験的に演奏した。コンサートのプログラムには「休憩時に演奏される音楽をどうぞ聴いてくれませんように……くれぐれも」といった内容の注意書きが添えられていた。しかし休憩時に、劇場のさまざまな場所にスタンバイしていた演奏者により演奏が始まると、聴衆はこの曲に興味を示し、自分の席に戻って静かに聴き入ろうとした。そこでサティが「おしゃべりを続けて!」と呼びかけたものの、聴衆は会話をやめて曲に耳を傾けた。
「意識的に聴かれない音楽」というサティのねらいは失敗したことになったが、のちにこの思想がBGMなどを生むことになったと見る向きもある。
[編集] 楽曲構成
以下の3曲からなる。
- 県知事の私室の壁紙(Tenture de cabinet prefectoral)
- 錬鉄の綴れ織り(Tapisserie en fer forge)
- 音のタイル張り舗道(Carrelage phonique)
[編集] 楽器編成
県知事の私室の壁紙(Tenture de cabinet prefectoral) 1ピッコロ、1B♭管クラリネット、1バスーン、1ホルンin F、1C管トランペット、
ティンパニのマレットにより打ち鳴らすシンバル一枚、大太鼓、小太鼓(打楽器奏者最低2名必要)+弦楽五部
錬鉄の綴れ織り(Tapisserie en fer forge) 1フルート、1B♭管クラリネット、1C管トランペット+弦楽四部(コントラバスなし)
音のタイル張り舗道(Carrelage phonique) 1フルート、1B♭管クラリネット+弦楽四部(コントラバスなし)
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
[編集] 外部リンク
- UBUWEB SOUND - Erik Satie Conceptional Works(「家具の音楽」を含むLP音源がMP3形式で公開されている。)
