宮廷の諍い女

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宮廷の諍い女
各種表記
繁体字 後宮・甄嬛傳
簡体字 后宫・甄嬛传
拼音 Hòugōng・zhēnhuánzhuàn
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宮廷の諍い女』(きゅうていのいさかいめ、原題:後宮・甄嬛伝)は、中国作家・流瀲紫によるネット小説を原作にしたテレビドラマ。2011年末より2012年春にかけて、中国各地で放映され、大きな話題を呼んだ。テレビドラマは雍正年間を舞台にしているが、原作は雍正時代を特定しているわけではない。

日本では2013年6月18日よりBSフジ(每週月曜日 - 金曜日 17:00 - 18:00)で放送開始。全76話。 放送終了後、人気が高かったことから放送終了100日経った2014年1月7日から再放送、1日2話を放送したが、再放送終了後も人気が衰えず、再再放送が待たれる。

あらすじ[編集]

1722年、9人の皇子達による皇位争い「九王奪嫡中国語版」の末、愛新覚羅胤禛康熙帝の後を継いだ。 それは清の第5代皇帝・雍正帝の時代の幕開けと同時に、皇帝の寵愛を巡る妃嬪たちの激しく哀しい諍いの始まりでもあった……。

漢民族の娘・甄嬛(孝聖憲皇后)は秀女に選出され、後宮入りする。そこは皇帝の寵愛を巡り、皇后と年羹堯大将軍の妹・華妃(年世蘭)が勢力を二分する女の嫉妬と陰謀が渦巻いていた。 後宮で平穏な暮らしを望む甄嬛だったが、皇帝から寵愛を受けることにより華妃とその一派から激しく嫉妬され、冷酷な罠を仕掛けられる。 数々の危機を乗り越える甄嬛だったが、失うものも多かった。やがて身も心も疲れ果て後宮を後にする。 外の世界で待ち受けていたのは皇帝の弟・果郡王との安らぎのひととき。甄嬛は真の愛を手に入れるが、それは新たな悲劇の始まりでもあった。

果郡王の訃報を知った(のちに、生存が判明)彼女は、報復のためそして、果郡王の子を産み守るため再び後宮へ戻った。そこで目にしたものは、相も変わらず激しい諍いを繰り広げる、妃嬪たちの姿だった。皇后の陰謀で窮地に立たされた甄嬛だったが逆に彼女から後宮の実権を奪うことに成功。だが、皇帝から果郡王との仲を疑われ、毒殺する事を命じられた甄嬛。 果郡王を呼び出し、盃を交わすが彼女の真意に気付いていた果郡王は、自ら毒の入った酒を呑み、息絶えた。やがて皇帝は病に倒れ、最期の時を迎えた。枕元で甄嬛は、亡き沈眉荘が産んだ公主が温侍医の子であることを告げ、止めを刺す形で死に追いやった。

皇后は皇太后の遺書が公開され、辛うじて廃后を免れたが雍正帝の信頼を失い、一生を宮で終える。

新皇帝の即位で、「聖母皇太后」の称号を得た甄嬛。長くつらい諍いから開放され、平穏な日々を送る。


第1部 - 諍いの始まり〜第一子懐妊(第1話〜第25話)
第2部 - 攻防〜諍いからの脱出(第26話〜第45話)
第3部 - 決意〜諍いの終結(第46話〜第76話)

ただし、この第1部から第3部の部分けは、日本における放送でのものであって、オリジナルとはなんの関係もない。

清朝側室制度[編集]

清朝における側室のランキングは、以下のようになっている。

  • 皇貴妃(定員1人)
  • 貴妃(定員2人)
  • 妃(定員4人)
  • 嬪(定員6人)
  • 貴人(定員なし)
  • 常在(定員なし)
  • 答応(定員なし)
  • 官女子(定員なし)

ただし、このドラマにおいては、実際の清朝側室制度と異なる点も多々ある。 日本において清朝における側室ランキングを説明している民間Webでは、ほとんどが常在が最下位で、その上が答応になっている。これは間違いなので、このドラマを見るにあたっては注意が必要である。

登場人物[編集]

雍正後宮妃嬪[編集]

甄嬛

演 - 孫儷、声優 - 季冠霖
居住宮殿 - 碎玉軒→甘露寺(出宮・在家出家)→凌雲峰禅庵(出宮・在家出家)→永壽宮(回宮)→壽康宮(乾隆即位後)
莞常在→莞貴人→莞嬪→莞妃(未正式受封)→莞嬪→莫愁(出家法号)→熹妃→熹貴妃→副皇后→聖母皇太后
出自:漢軍下五旗・正藍旗、熹妃として回宮する際に「鈕祜祿氏(満族八大姓の一つ、満軍上三旗・镶黄旗)」を賜姓される。
子女:実子:朧月公主(父は雍正帝、敬妃に扶託)、六阿哥弘曕、靈犀公主(実父は果親王)
  養子:四阿哥弘暦(実母は宮女、のちの乾隆帝)、静和公主(沈眉荘と温実初の子) 
主人公。莞の封号は故・純元皇后(烏喇那拉柔則、雍正帝の親王時代の嫡福晋、皇后の嫡姉)の愛称である「菀菀(菀と莞は同音)」に由来する。容姿、性格が似ている主人公と純元皇后を重ねていた皇帝から寵愛を受ける。登場初期では後宮の残酷な争いに衝撃を受け病気と称して引きこもっているが、一度皇帝に認識させられると破格の待遇で侍寢前に貴人に昇格する。その後第一子を妊娠するも華妃の虐待により流産してしまう。この復讐のため寵愛を盾に後宮の実権を握り、策略を用いて華妃を自死に追いやる。その後は子宝に恵まれ、朧月公主(出家後、敬妃に扶託)を産んだのちに、果郡王との間に双子を授かり、のちに皇帝となる第四皇子・弘暦と眉荘の娘・静和公主を養子に迎え、皇子・公主を多く育てることに。
その後妃へと昇格する儀式の際、皇后の策略により純元皇后の衣装を着てしまったことで皇帝の怒りを買い昇格を白紙にされ禁足させられる。皇帝は自分を純元皇后の代わりとしか視てないことが判明し、寵愛も失い甄家を窮地においやったことに失望し出家する。そこで一途に愛を告白してくる果郡王と結ばれ妊娠するが、妊娠が判明した直後に果郡王が死んだという誤報をきかされる。これから産まれてくる子供と家族を守り、果郡王の報復を行うため、再度後宮に戻ることを決意する。
再び寵愛を得るが、皇后の策略で窮地に陥るも機転を利かせ、逆に皇后を窮地に追いやる。その後、果郡王との仲を疑われ、毒薬を飲ませるよう命じられるが、気付いていた果郡王が自ら毒をあおり、死亡。果郡王没後にすぐ、「副皇后」の位を賜るが、果郡王の死でショックを受け、桐花台の階段から足を踏み外し転倒・骨折。蘇首領太監の報告で、自分への事伝てを記した手紙が原因で果郡王が死に追いやられた事を知る。果郡王と妹・玉隠の死などの心労の末、まだ二十代(薫妃として回宮する際、弘暦との年齢差を調整するため、公式には三十代とされた。)だというのに白髪が生えてしまう。
それからしばらくして、病に倒れた皇帝に止めを刺す形で、死に追いやる。養子・乾隆帝の即位で、「聖母皇太后」の称号を得る。挨拶に伺った新帝の皇后(富察氏)と妃になった青桜(鳥粒那粒氏)に、自身の経験を踏まえた上で後宮での諍いを避けるように硬く戒めた。

沈眉荘

演 - 斕曦中国語版
居住宮殿 - 咸福宮(常熙堂)→咸福宮(存菊堂)→碎玉軒
沈貴人→惠貴人→沈答應→惠貴人→惠嬪→惠妃→惠儀貴妃(追封)
出自:漢軍上三旗
子女:静和公主(実父は温実初)
甄嬛の幼少の頃からの友人。同じ選秀で選ばれ入宮。
同時期に入宮した6人の内一番早く皇帝の寵愛を受ける。またその温和な性格より将来の後宮をまとめることを期待される。しかし、この寵愛が華妃の嫉妬を生み、真夜中に呼び出され、灯りを減らされた室内で書類を書き写させられた上、宮からの帰り道に池へ突き落とされたり、妊娠してないにもかかわらず妊娠を偽装され皇帝の怒りを買い、答応へ格下げられてしまう。
さらに追い討ちをかけるように、華妃の陰謀で疫病に感染。一時重体に陥るが、温太医の治療により回復。数々の酷い虐待を受けた事からのちに、「(華妃から)数々の仕打ちを受けたからこそ、私も鬼になれたのよ。」と振り返っていた。
偽の報告をした医者の白状により貴人へと復位するが、この時の心の傷が癒えず、皇帝への不信感から仲は冷え切り、中後半期までほぼ皇帝と接触がなくなる。代わりに病気の太后のもとに通い世話をするとともに、太后の助けを借りながら甄嬛を助ける。唯一頻繁に顔を合わせる温太医に恋心を抱き、年答応が起こした碎玉軒放火事件で火傷を負った際、火傷を治す薬湯を処方されたが、温太医に会いたいためわざと火傷の治りを遅らせ、後に酒がはいった勢いで結ばれ妊娠。その後、診察にやって来た彼に妊娠の兆候を告げる。事の重大さに青ざめる温太医に「九族皆殺しだなんて、言わないで」と懇願。
すぐに皇帝とも機会をもうけ皇帝との子供を妊娠したと偽装する。甄嬛の双子が雍正帝の子供ではないとする事件が発生した際に温太医が自殺をはかったことに気を失いそのまま破水。靜和公主を産むものの死去。後、皇帝が死ぬ間際に恵嬪が産んだ子供は温太医の子供であると甄嬛が告げる。

安陵容

演 - 陶昕然中国語版
居住宮殿 - 延禧宮
安答応→安常在→安貴人→安嬪→鸝妃→監禁の後、自害
出自:父親は地方官(県の次官。のちに地府(長官)へ昇格。)であるが、もとは香料を扱う商人。
子女:なし。(流産1回)
家柄の低さに引け目があり、物語後半の亡くなる直前。薫貴妃に「貧しい香料売りだったが、金で地方官の地位を買った」と告白。また、容貌も皇帝の目には止まらなかったが、太后の機転により後宮入りを果たす。甄嬛の妹として甄嬛を慕い、その美声により一時皇帝の寵愛を得る。皇帝と華妃に歌を披露したところ、華妃から妓女のような扱いを受け、恨みを募らせ呪いの人形を隠し持っていたが、皇后に見つかり叱責された。
しかし、次第に甄嬛との距離感を感じるようになり皇后について甄嬛と敵対するようになるが、皇后から懐妊を禁じられ避妊薬を服用させられていた。薫妃回宮からしばらくして、欽天監(天文を司る部署。)の占いで、母方の実家・林氏が「不吉な方角」と出たため、一時期皇帝から遠ざけられた。
祺貴人の陰謀で喉をつぶされるが、皇后の計らいで泳嬉(現在で言えば、フィギュアスケート。)の訓練を行い復活。共に皇后派ではあるが対立していた祺貴人の冷宮送りと祺貴人の実家・瓜爾佳氏の失脚と同時期、自身の父・安氏が80万両もの銀子を着服していた事が発覚。皇帝に父親の釈放を懇願するも取り合ってもらえず、皇后に助けを求め、ようやく懐妊の許しを得て、安胎薬を処方された事で懐妊。妃に封じられ、「鸚」の封号を賜り父・比塊の恩赦が認められ、故郷で隠居させてもらえることに。
だが妊娠中に皇帝の夜伽をしたため、流産。さらに追い討ちをかけるように、皇貴妃の調べでかつて薫妃へ送った軟膏に麝香の成分が含まれている事が発覚。宮に捜索が入り、香に媚薬を調合していた事が明るみに。皇帝の怒りを買い、宮に監禁されてしまう。その後、甄嬛に今までの自分の経緯を話した後、杏仁を大量に摂取し自害する。

華妃(年世蘭)

演 - 蒋欣
居住宮殿 - 翊坤宮
華妃→年嬪(未貶成)→華妃→華貴妃→年妃→華妃→年答応→冷宮送りの後死罪→敦肅貴妃(追封)→敦肅皇貴妃(再追封)
出自:漢軍上三旗・镶黄旗、年羹堯大将軍の妹。
子女:なし。(流産1回)
皇帝から最大の寵愛を受ける後宮の実質的権力者。太監の周寧海を用いて、邪魔する者を次々と迫害していくなど寵愛を得るために手段を選ばない。しかし、年羹堯の朝廷内での派閥の大きさを警戒していた雍正帝により、麝香が混ぜられた香を特別に賜っており、それが原因で子供を産めなくなっていることを知らない。寵愛の大きさを武器に皇后にさえ不遜な態度を取るも責任を不問とされており、前半では主役級の存在感がある。
虐待により甄嬛を流産させたため、一時封号も剥奪・格下げされる。まもなく復活するが、年羹堯失脚後に甄嬛の策略により曹貴人よりすべての悪事を暴かれ、さらに周寧海が捕らえられ、拷問の末にこれまでの悪行の数々を告発されてしまい、答応に格下げされる。甄嬛に復讐するためその宮殿に放火を図るも失敗し、冷宮に送られ、皇后により自死を求められる。最期まで皇帝の寵愛を信じていたが、皇帝が自分を愛していたわけではなくむしろ警戒していた事実を甄嬛より聞かされ、発狂し泣き叫びながら、部屋の壁に自ら頭をぶつけて死亡。

皇后(烏喇那拉宜修)

演 - 蔡少芬中国語版
居住宮殿 - 景仁宮
皇后→事実上の離別を言い渡された後、終生景仁宮に監禁→死去
出自:故・純元皇后の庶妹、烏喇那拉氏(烏喇氏とも)は満族八大姓の一つ。
子女:大阿哥(夭折)
養子:弘時(第三皇子、実母は斉妃)
息子が夭折した際に、姉を寵愛していた皇帝より見向きもされなかったことに嫉妬し、妊娠した自分の姉(純元皇后)を殺害に追い込んだ過去を持つ。実は庶出である事に、コンプレックスを抱いている。
理解ある公正な後宮の主として振舞う一方で、各妃の子供を堕胎させる計画を立てるなど自分の地位を守るために手段を選ばない。医学の心得があり、妃嬪たちに薬を処方する事もある。
華妃死後は後宮で圧倒的な権力を保持、第三皇子の生母である斉妃を策略により自死に追い込み、自らが第三皇子の母となり皇太后の位置をも確実なものにするが、第三皇子よりも第四皇子の方が英明な事を知り、毒殺しようと第四皇子に毒入りの粥を送り、殺害しようと計画。だが、失敗に終わりその事がきっかけで皇太后から警戒されるように。
甄嬛が戻ってきた後は甄嬛との敵対を激化させ、祺貴人や安陵容を利用して策略をしかけるが失敗し皇帝の信頼を失い、謹慎処分を受ける。その後、甄嬛を毒殺しようとして失敗した侍女の剪秋と太監・江福海の拷問により過去の悪事がすべて暴かれ廃位および冷宮送りにされそうになるが、太后の侍女・竹息(後述)が持参した太后の遺書と純元皇后の死後の遺言により廃位は免れるが、皇帝から「死ぬまで景仁宮から出てはならぬ」と言われ、これまでに賜った聖旨を没収された上さらに「朕と皇后は死んでも見(まみ)えぬ」と事実上の離別を言い渡され、皇帝が危篤状態になり「見舞いに訪れたい」と要望するが、それすらも拒絶された。
皇帝の死後、昼夜泣き暮らしていたために目を患っている事が、宮女から明かされた。
皇太后となった貴妃と4年ぶりに再会。積年の恨みをぶつけ、小允子から咎められた。皇太后から止めを刺すように「あなたは妃嬪の墓に入れる」と告げられ、さらに「編纂される史書では、朝廷にも後宮にもあなたの名前はない」と、静かに余生を送るよう言われてしまい、「滑稽だわ」と泣き崩れた。それからしばらくして、この世を去った。

夏常在(夏冬春)

演 - 劉穎中国語版
居住宮殿 - 延禧宮
夏常在→冷宮送り
甄嬛とともに入宮した6人の一人。武家豪族の家柄を鼻にかけ選秀前から傲慢な態度で周囲を見下し家柄の低い安陵容を執拗に虐待する。入宮後は勢力関係を見誤り、最大権力者であるはずの皇后へ礼をつくし華妃をないがしろにする態度を取る。
安陵容が不遜な態度をとったと騒動を起こした際、入宮前より目をつけられていた華妃により「一丈紅」を賜り下半身不随になる。その後は冷宮に送られ物語には登場してこない。(第3話)

欣貴人

演 - 萬美汐
居住宮殿 - 儲秀宮
欣常在→欣貴人→欣嬪→欣太嬪
子女:なし。(流産1回)
甄嬛入宮前は皇帝よりもっとも寵愛を受けていたが、皇后の計略により流産させられている。また、寵愛を受けていることから華妃にも目をつけられている。甄嬛入宮後は中後半期まで出番は少なく、祺貴人の登場の際寵愛を争う場面がある。
第58話で、祺貴人が元甄嬛付きの宮女・凧児をはじめ、宮女たちを虐待していると訴えた事から、諸秀宮の管理を任される事に。
瓜爾佳氏の失脚と同時期に発覚した、陵容の父・安比塊(後述)の横領事件を薫貴妃に報告。
以後、祺貴人との争いの際に助けられたことから、甄嬛派の一人として甄嬛を擁護していく。

祺貴人(瓜爾佳文鴛)

演 - 唐芸昕中国語版
居住宮殿 - 儲秀宮交蘆館
祺貴人→祺嬪→祺貴人→冷宮送り→庶人→撲殺
出自:満軍上三旗・镶黄旗、瓜爾佳氏は満族八大姓の一つ。父は年羹堯排斥に功績があった瓜爾佳鄂敏。
子女:なし。(流産歴もなし。)
実父は後に甄嬛の父を告発し甄家を没落させてもおり、後々甄嬛とは犬猿の仲になる。相手の位によって態度を変え、甄嬛が寵愛を受けていた際は甄嬛を姉としたうが、甄家の没落とともに態度を変え以後は皇后派として甄嬛に敵対する。
高飛車な性格で、答応に格下げされた華妃が礼をとらなかったことに対して輿の上から叱責したり、皇帝の訪れがない事を知ると、宮女や太監たちを殴打するなどの虐待を行う。その後も皇后について野心的な発言や態度を繰り返すが、皇后から与えられている麝香の首飾りによって妊娠できない身体となっていることを知らない。安陵容とともに皇后派だが自分が欣貴人との争いで諸秀宮の管理から外され、安陵容より格下の貴人に格下げられると、寵愛を受ける安陵容の妨げをするため策略を用いて安陵容の声を潰す。
甄嬛が後宮に戻ってきた後は、皇后の指示を受け甄嬛の子供は温実初の子供であると主張するが、甄嬛の機転により看破され冷宮へ送られる。生家の瓜爾佳氏が悉く処刑された際、雨の中冷宮から脱走し皇后に家族の助命を懇願するが、見つかり逃走。
皇帝の温情で庶人におとされるが、雨の中家族の助命をするとともに執拗に甄嬛を罵ったため甄嬛派の蘇培盛の命により、宦官たちから撲殺される。

端妃(斎月賓)

演 - 李宜娟
居住宮殿 - 延慶殿
端妃→皇貴妃→皇貴太妃
子女:なし。
養子:温宜公主(実母は曹貴人)
最古参妃。華妃に自分の子供を堕胎させられる薬を飲まされたと勘違いされ、迫害を受け続ける。
物語初期では常に病気療養中として表に出てこない。華妃への復讐に純元皇后に似た甄嬛を利用し、かつ擁護しながら華妃を孤立させていく。華妃の死後は甄嬛派の一人として数々のシーンで主人公を擁護し窮地を救う。
華妃が死後に賜った諡号が「敦粛(「敦」とは「穏やか」という意味。)」であったことから、「皮肉な諡号ね」と生前の彼女の気性の激しさを振り返っていた。敬妃同様、子供がなかったため曹貴人の死後。温宜公主を自らの養子に。
陵容の懐妊後、敬妃や他の妃嬪と共に昇格。皇貴妃に。直後、陵容の流産で不審を抱き、調べたところ、彼女がかつて薫貴妃に送った怪我を治す軟膏に、強力な麝香の成分が含まれている事を突き止めた。
皇帝の死後。皇貴太妃になるが、再び寝たきりになり温宜公主に看病されている事が、敬貴太妃から明かされた。

敬嬪(馮若昭)

演 - 楊鈁涵
居住宮殿 - 咸福宮
敬嬪→敬妃→敬貴妃→敬貴太妃
子女:なし。
養子:朧月公主(実母は甄嬛)
子供がなかったため、甄嬛が出家した際にその女児(朧月公主)を預かり実の子のように育てる。甄嬛が戻ってきた際、朧月がなつき離れないこともあり情が移り、皇后に崔槿汐と蘇培盛の情事の情報を流し甄嬛を窮地に追い込む。
その後、薫妃の宮へ呼ばれた際「華妃が突出しないよう、均衡を保つため妃の位を賜っていた。皇帝からの寵愛を受ける事も無く、淋しかったが、朧月がいたおかげで、幸せだった」と寵愛されなかった淋しい日々と朧月への愛情を涙ながらに訴えた。
窮地を脱し更に寵愛を得た甄嬛により、罪を許された上で公主が成人するまでの教育も依頼され、甄嬛への忠誠を誓う。以後は甄嬛の片腕として敵対する皇后を失脚へ追いやる手助けを行う。

斉妃

演 - 張雅萌
居住宮殿 - 長春宮
齊妃→自害
子女 :弘時((第三皇子)皇后の養子に。)
第三皇子弘時の生母。視野が狭く愚か。一時寵愛を失った莞貴人を血がでるまで殴らせるなど虐めるが、寵愛を回復した際すぐに謝罪に向かうなど軽率な言動が目立つ。第三皇子が皇帝になった際に太后になるという野望を抱くが、その考えを皇后に知られる。
皇后の暗示の下、当時寵愛を受けていた寧貴人に棗の汁物を届けて妊娠できない体にするが、皇帝に露見。皇后に助けを求めるが、知らぬふりをされ第三皇子を巻き添えにしないため自ら首を吊り自害する。

曹貴人(曹琴默)

演 - 陳思斯
居住宮殿 - 景陽宮
曹貴人→襄嬪→毒殺
子女 :温宜公主(母の死後、端妃の養女に。)
温宜公主生母。華妃派の一人。前半では華妃派の頭脳とみられており、献策をすることで華妃派を支える。
甄嬛が華妃の虐待により堕胎後、最大の寵愛を得る甄嬛に脅され、甄嬛への忠誠を誓う。年羹堯失脚後は華妃の悪事のすべてを告発し、死に追いやる直接の原因となる。
後に、華妃の処遇をどうすべきか尋ねられた際、殺すべきと述べ皇帝と太后にその冷徹さを警戒され、密かに少しずつ毒を盛られ、毒殺される。

余答應(余鶯兒)

演 - 崔漫莉
居住宮殿 - 春禧殿
倚梅園宮女→官女子→余答応→妙音娘子→余答応→余官女子→処刑
元倚梅園宮女。一時寵愛を得る。
その後、甄嬛に対して傲慢な態度を取っていたところを皇帝に咎められ、官女子に降格。
後、処刑された。

麗嬪

演 - 李佳璇
居住宮殿 - 啟祥宮
麗嬪→冷宮送り
子女:なし。(流産歴不明。)
華妃派の一人。
余答應に指示を出し甄嬛を毒殺しようとするが、余が処刑され、その黒幕を引きずり出そうとする甄嬛の策略にはまり冷宮送りにさせられる。

富察貴人(富察儀欣)

演 - 趙秦
居住宮殿 - 延禧宮
富察貴人
子女:なし。(流産1回。)
満軍旗出身。入宮当時は周りと距離を置き無関心を装っていたが、同時期に入宮した6人の内一番早く子供を宿し傲慢な態度を顕す。
皇后の策略により安陵容の撒いた香によって凶暴になった猫に飛びつかれ、流産してしまう。以後は寵愛を失った甄嬛を虐めるが、再度寵愛を得た甄嬛に呂皇后の人豚の話を例えにあげて脅され、恐怖のあまり気が狂いその後物語に一度も出てこない。(第35話)

瑛貴人(采蘋)

演 - 毛曉彤
居住宮殿 - 長春宮
果郡王府侍婢→瑛答應→瑛常在→瑛貴人→死罪
子女:なし。(流産歴もなし。)
元果郡王の侍女。甄嬛の3番目の妹に目をつけた皇帝の注意を逸らすため、果郡王の側福晋になっていた浣碧により送られる。三阿哥に見初められ求愛されるも拒絶する。後に、三阿哥の恋文が見つかり無実を訴えるが、三阿哥の面子を守る皇帝により皇子を誑かした罪により死を賜る。

寧貴人(葉瀾依)

演 - 熱依紮
居住宮殿 - 春禧殿
百駿園馴馬女→葉答応→寧貴人→寧嬪→自害
子女:なし。(斉妃から届けられた、棗の汁物を飲んだため妊娠できない体に。)
元は円明園の馬馴らしで、幼少の頃命を救ってくれた果郡王のことを一途に慕っている。
風変わりな性格のため、他の妃嬪たちからは煙たがられている。自身の宮では、鳥や猫を山ほど飼育している。
雍正帝に見初められ後宮入りするも、自分の意見の有無さえきかずに後宮入りさせた皇帝を恨んでおり、自ら避妊薬を飲んで妊娠しないようにしていたが、斉妃から届けられた棗の汁物を飲んで腹痛を起こし、侍医の診察の結果、妊娠できない体に。
中秋の宴の際、中座した薫貴妃と果郡王のやりとりを立ち聞きしていて、嫉妬のあまり宮へ戻る途中の彼女の輿へ猫の大群を放ち、襲撃させた。だが失敗に終わると、眉荘のお見舞いへ行く途中の薫貴妃を呼び止め、自身の宮へ言葉巧みに誘い出し、浣碧と2人にさせ、短刀を突き付け殺害しようとするが、「あなたは寵妃なのよ。助けた女がこんな残忍だと知ったら、果郡王はどう思うかしら?」と窘められるも、彼女が果郡王から贈られた腕飾りを見て、さらに逆上するが、捨てセリフを吐きその場から引き下がる。
双子事件で窮地に立たされた、薫貴妃を救うため、浣碧たちを手助けした。
物語終盤、夏刈(後述)が第六皇子の血液を採取しているところを目撃。慌てて第六皇子と公主を保護し、貴妃に報告。双子が果郡王の忘れ形見である事を知り、驚くと共に貴妃への協力を誓う。
果郡王を第一に考えており、果郡王の毒殺を甄嬛に命じた皇帝を殺害するため毒薬を飲ませ殺し、自らも自害する。

芝答應(喬頌芝)

演 - 劉釔彤
居住宮殿 - 翊坤宮
華妃宮女→芝答応→年答應宮女
華妃の侍女。華妃が寵愛を失い窮地に立たされた際、頌芝に目をつけていた雍正帝の心意を知っていた華妃より献上され答応になる。答應になったあと寵愛を得るも、華妃に今まで通り仕えるとともに、甄嬛と敵対する。

淳常在(方淳意)

演 - 譚松韻
居住宮殿 - 碎玉軒
淳常在→淳貴人(没後追封)
14歳で甄嬛とともに入宮。甄嬛と同じ宮殿に住み、甄嬛を姉のように慕う。
17歳を迎えた冬。ついに皇帝と侍寝した。
甘いものが好きで天真爛漫。昇位を控えていたが、華妃と年羹堯部下との間の賄賂の話を聞いてしまい、周寧海により溺死させられる。没後、仕えていた宮女が「泳ぎの得意な小主が、溺死するはずがない」と甄嬛に訴えた。

貞嬪

演 - 郭宣中国語版
居住宮殿 - 延禧宮
貞嬪
第56話から登場の嬪。皇后派。康常在とともに寵愛を失った安陵容を虐待する。
双子事件の際には皇后の肩を持つ発言により減給される。

康常在

演 - 何亞男
居住宮殿 - 延禧宮
康常在
第56話から登場の常在。皇后派。貞嬪と行動を共にする。
貞嬪と共に陵容の宮へ押しかけ、「魔よけだ」と称して室内で水をかけたり、屑同様の炭を差し入れて煙だらけにするなどの虐待を加えるが、皇后付きの侍女・箭秋に咎められ引き下がる。

孫答応

演 -
居住宮殿 -
孫答応→謹慎処分→死罪
物語終盤から登場の答応。離宮の部屋で皇帝と寛いでいた答応の内の一人と思われる。
皇帝が病に倒れた直後、侍衛と私通していて、情事の最中。たまたま宮を通りかかった、敬貴妃と欣嬪に見つかり不義が発覚。即刻捕らえられ、謹慎処分に。
病床の皇帝の怒りを買い、死罪を言い渡された。

その他[編集]

清皇族[編集]

雍正帝(愛新覚羅胤禛)
演 - 陳建斌中国語版
早逝した、純元皇后(先述)を深く愛しており、亡き后に良く似ている彼女を見初め、寵愛する。だが立后の儀式で純元皇后の衣装を着た(皇后の策略に、気付かなかった)彼女に怒り、禁足とする。
その後、甄嬛とは疎遠になっていたが、果郡王が戦場で死亡した(のち、生存が判明)事がきっかけで後宮に戻った、甄嬛に薫妃の位を与え、再び寵愛する。
幼い頃、母后と隆科多(後述)が密会している所を目撃。その事が原因で心に深い傷を負い、そのため不義には厳しく、厳罰も辞さない。物語後半、貴妃と果郡王(後述)の関係を疑い、夏刈(後述)に調べさせた上で果郡王を毒殺させた。
その後、第六皇子が亡き果郡王の子である事を確信。その直後、病に倒れた。
危篤状態に陥り、密かに果郡王を愛していた寧嬪から止めを刺す役目を託された貴妃に「いくら(皇帝が)憎いとは言え、温侍医の子である静和公主は立派に育てます。眉荘さんも、草葉の陰で喜んでいる事でしょう。」と静和公主の出生の秘密を明かされ、激怒。彼女に止めを刺される形で憤死した。
皇太后(烏雅成璧)
演 - 劉雪華
皇帝の母。高齢のため、病気がちで臥せっている事が多く、恵貴人がしばしば通って世話をしている。
甄嬛が甘露寺でつらい日々を送っている事を恵貴人から知らされ、自分の宮女・竹息を寺へ遣わせた。
実は皇帝の叔父で長年の功臣・隆科多(後述)と密かに愛し合っており、後に彼が粛清の対象になった事を知り、密かに救おうと会いに行く。実はさかのぼる事数十年前。皇太后が3年に1度の宮女選びに行く事になり、隆科多から「皇帝(当時。)は青色がお嫌い」と言われ、青色の衣装を着て宮女選びに挑んだが、実は青色が好きだったため、心ならずも妃嬪に選ばれてしまう。
その事を恨んでおり、差し入れに持って来た酒に毒を入れて隆科多を毒殺した。
毒殺されそうになった、第四皇子・弘暦に助けを求められ自身の宮に匿い、弘暦を殺害しようとしたのが皇后だと確信。「このままでは、子供たちが減る一方だ」と危機感を抱き、皇帝を呼び出す。
弘暦の毒殺未遂事件で、「第四皇子には母親が必要だ」と皇帝を諭し、殺人未遂の黒幕でもある皇后にさりげなく釘をさす。
双子事件からしばらくして、危篤状態に。隆科多の件や皇弟たちへの非情な仕打ちを恨みつつ、この世を去った。
果郡王(允礼)
演 - 李東学中国語版
居住宮殿 - 清涼台
果郡王→果親王
舒太妃の子。雍正の十七番目の弟。甄嬛を一途に愛する皇子。甄嬛が甘露寺に出家した際に手助けを行う。その後甄嬛と結ばれ子供を授かるが、戦場で行方不明になったことで、果郡王は死亡したと勘違いした甄嬛は後宮へ戻ることを決心する。
最期は二人の仲を怪しんだ雍正帝により、甄嬛は自分の手で果郡王を毒殺するように命じられる。この際甄嬛は自らが毒を呑むように手配していたが、これに気づいていた果郡王が毒の入った方の酒杯を呑み死亡する。
慎貝勒(允嬉)
演 -
第二十一皇子。慎貝勒→慎郡王
皇帝の二十一番目の弟。皇宮に来たばかりの薫妃の3番目の妹と交際するようになり、後、正式に嫡福晋として迎える。
恒親王
演 -
皇帝の弟。
皇帝の弟。しばしば宴席に呼ばれている事から、皇帝との仲は良好。
皇帝の没後、葬儀にて貴妃が遺言を代読する事に不満を露わにし、允嬉と言い争いに。
舒太妃
演 - 劉岩
居住宮殿 - 安棲觀(宮外)
叙太妃→沖静元師(出家法号)
果郡王の母。出家しており、法号は沖静元師。甄嬛が出家して、甘露寺に移った時に知り合う。
お茶をごちそうになった際、彼女が皇帝から下賜された長相思の元の持ち主である事を知る。糸が切れた事を知り、修理を申し出た。果郡王の死(のちに生存が判明)を聞かされ、食事を取る事も出来なくなり、さらに甄嬛から「允礼の復讐のために、皇宮に戻る」と聞き、ショックを受ける。
孟靜嫻
演 - 楊淇
居住宮殿 - 清涼台
果郡王側福晋、沛国公の女、元澈の生母
果郡王に想いをよせており沛国公の希望もあって、側福晋となる。果郡王との子供を授かるが、皇后の侍女の剪秋が甄嬛とその皇子を殺害するために入れた毒を飲んでしまい命を落とす。
甄玉嬈
演 - 徐璐、声優 - 毛毛頭 
居住宮殿 - 永壽宮永寶堂
慎郡王嫡福晋
甄嬛の3番目の妹。性格は豪胆で率直。容姿も美しく甄嬛より純元皇后に似ており、皇帝に妃嬪になるように求められる。しかし、当時後宮内で親しくなった慎郡王允禧と付き合っており、皇帝の申し出を断る。
その後。正式に慎郡王嫡福晋として嫁ぐ。果郡王の没後、孟氏が産んだ元撤を引き取り育てている。
青桜
演 - 張妍
皇后の姪→第四皇子側福晋→妃
皇后の姪で、第三皇子・弘時の福晋(夫人)候補として薦められた。だが子供が嫌いで、自分の衣装をほめた朧月を振り払った事から、弘時からの第一印象は最悪。
果物を弘時に勧めるなど、懸命にアタックするが「高飛車でわざとらしい」(弘時談)事やお見合い当日に、弘時が瑛貴人に恋してしまった事などから、結局うまくいかなかった。縁談の翌日。箭秋から「まずは側女からはじめてみては?」と勧められるが、皇后が嫁いだ当初に側福晋だったことを挙げ、不満を露わにして断った。
側福晋だった事を引き合いに出された事に怒った皇后から、第四皇子・弘暦の側福晋候補に挙げられた。
乾隆帝の即位で妃となり、皇后(富察氏)と共に皇太后の元へ挨拶に伺った。

雍正帝の皇子・公主たち[編集]

弘時(愛新覚羅弘時)
斉妃の子、皇后の養子、第三皇子→八皇弟の養子に
母の死後、皇后の養子となり勉強に励んでいるが、弘暦と比べあまり賢くないことから皇后から心配されている。
第69話で、皇后から皇后の姪との縁談を薦められるが、父帝の妃嬪である瑛貴人に恋をしてしまい、恋文を渡そうとしていた事が発覚。その事が原因で、瑛貴人は死罪を賜り自身は長子という事で罪を免れたが、父帝からの評価が下がる事に。
その後。弟・弘暦の言葉に乗せられ、八皇弟や十四皇弟を許すよう懇願。父帝の怒りを買い、「八皇弟の息子にする」と命じられてしまう。
弘曆(愛新覚羅弘曆/乾隆帝
宮人李金桂の子、甄嬛の養子、第四皇子
皇帝が親王時代、手を付けた宮女との間に生まれた。早くに母親と死別。
皇帝からはあまり省みられず、淋しい生活を送る。避暑のため、皇帝たちと離宮にやって来た甄嬛と知り合う。
成長後。皇帝に認められるため、学問に励んでいたが、彼の英明さを警戒した皇后から毒入りの粥を送られ、代わりに食べた宮女が落命し、あわてて恵嬪を通じ、皇太后に助けを求める。
その後、甄嬛の養子となり成人後。乾隆帝として即位。
朧月公主
甄嬛の娘。
一時期、後宮を去った甄嬛に代わり、敬妃に養育される。だが甄嬛よりも敬妃になつき離れないため、その後も、敬妃の元で暮らしている。甄嬛の策略で、皇后が甄嬛に手をあげる現場を目撃し、皇帝に証言。
謀らずも、皇后の失脚の片棒をかつぐことに。
溫宜公主
曹貴人の娘。
母・曹貴人の死後、端妃の養女に。
父帝の没後、再び病を患い寝たきりになった養母・端皇貴太妃を看病している事が、敬貴太妃から明かされた。
静和公主
沈眉荘の娘。
眉荘が酒に酔った勢いで、太医・温実初(後述)と結ばれて誕生した娘。
眉荘亡き後は、薫貴妃の養女に。
霊犀公主
薫貴妃の娘。
貴妃が果郡王との間に儲けた、娘。
物語終盤、雍正帝の命を受けた夏刈から双子の兄弟である第六皇子の血液を採取された時、一緒に眠っていたが偶然目撃していた寧嬪に保護された。

侍女[編集]

崔槿汐
演 - 孫茜
甄嬛の侍女。後、蘇培盛夫人
甄嬛が入宮時より献身的に仕える侍女。後に甄嬛が出家する際もついていき、その忠誠心と能力から甄嬛の片腕的存在。
甄嬛が後宮に戻る際、かつて太鑑の長である蘇培盛より求婚を受けていたこともあり、それを受け入れることで裏から甄嬛の後宮への再入宮を支える。
再入宮からしばらくして、敬妃の密告で蘇培盛との仲が発覚し、皇后により慎刑司へと収監され苦役を科されていたが、端妃の口添えにより放免。皇帝にも蘇との事を認められたため、薫妃出産後。正式に蘇首領太監と結婚。その後も、薫妃の下で仕えている。
浣碧
演 - 藍盈瑩
甄嬛の侍女。後、果郡王側福晋→嫡福晋(没後追贈)
甄嬛の腹違いの妹であり侍女。一時同じ姉妹でありながら、位が違うことに対して恨みをもち甄嬛を裏切るが、甄嬛が自分を実の妹であることを知っていたことを打ち明けられその後は献身的に甄嬛を支える。
果郡王に恋心を寄せており、甄嬛と果郡王の恋が露見しそうになった際に自らが果郡王の想う女性だと名乗り出たことで両者を庇う。その際皇帝より果郡王の側福晋として嫁ぐように命じられる、その後改名鈕祜祿玉隱(正式に甄嬛の2番目の妹になる)。
果郡王に嫁いでからは、清涼台にある邸内を取り仕切っている。その後、皇帝の目にとまった薫貴妃の3番目の妹から皇帝の関心をそらすため、郡王邸に仕える侍女(瑛貴人)を皇帝に差し出す。
果郡王が亡くなり、出棺の直前。「私を捨てて逝かないで!」と叫び、号泣しながら祭壇に頭をぶつけ、後を追う様に亡くなった。
流朱
演 - 戦菁一
甄嬛の侍女
甄嬛に幼い頃より仕える侍女。入宮時も従う。活発な性格で甄嬛を献身的に支え、姉妹同然の待遇で仕えている。
後に甄嬛が禁足の際、意識を失った甄嬛を助けるため、衛兵の刀に自らとびこみ命を失う。
剪秋
演 -
皇后の侍女。
皇后に仕える侍女。忠誠心が強く、貴妃が流産した件で皇后が謹慎処分を受け、「主(あるじ)がこれほどまでの辱めを受けるのは、許せない」と太監・江福海(後述)と共謀し、甄嬛とその息子を毒殺しようと宴席の際、料理に毒を盛るが、誤って果郡王側福晋・孟氏を死に至らしめてしまう。
皇帝の前に連行された際、貴妃を毒殺するために用意した「鶴頂紅」で自害しようとしたが、気付いた寧嬪に阻止され、捕らえられ連行された。
その後、慎刑司に収監され、針刑などの拷問を受けた末、これまでの皇后の悪事を自供する。
寶鵑
演 -
安陵容の侍女。
安陵容に仕える侍女。彼女が入宮した当時から、献身的に仕えている。
貞嬪と康常在から虐待を受ける陵容を守り、泳嬉の訓練にも付き添うが、彼女が流産後に監禁されてから、皇帝より「使用人を召し上げる」と命じられた事から、その後は陵容から遠ざけられたと思われる。
凧児
演 -
祺貴人の侍女。
元は甄嬛の下で仕えていたが、後に祺貴人の侍女に。だが祺貴人の虐待に遭い、腕を負傷。
甄嬛の出家後、共に彼女の元で宮女をしていて、陵容の下へ移った菊青(後述)が亡くなった事を明かした。
菊青
演 -
安陵容の侍女。
元は甄嬛の下で仕えていた。彼女の出家後、陵容の侍女に。
しばらくして亡くなるが、凧児(前述)が「遺体を確認したら、毒殺されていた」と打ち明けた。
景泰
演 -
棋貴人の侍女。
向かいの宮から水を撒いた、欣貴人の宮女に対し「悔しかったら、陛下を取り戻してみたら?」と侮辱。
竹息
演 -
皇太后の侍女。
長年皇太后に仕える侍女。恵嬪から「莞嬪が甘露寺でつらい日々を送っている」と聞いた皇太后から、彼女の元へ遣わされる。皇太后が密かに隆科多を訪問するときにも、付き添った。
皇帝との仲が冷えたままの恵嬪を案じた、皇太后の命で恵嬪に酒を差し入れした。
薫貴妃と第六皇子毒殺未遂事件直後、皇后が皇帝から召喚され言い争いの末、皇帝が「冷宮送りにする」と書に認めていた最中、養心殿を訪れ、故・皇太后の遺書を持参。「鳥粒那粒氏を廃してはならぬ」という遺詔を代読。
「皇太后の遺言を、無視してはなりません」と皇帝を諌め、皇太后の後を追わなかったのも、この遺言のためだったと告白した。さらに、純元皇后の遺言にも「妹(皇后)を大切にするように」とあった事から、純元皇后のためにも皇后を許すように諭した。
斐霙
演 -
薫貴妃の実家で仕えていた侍女。
かつて貴妃の実家で仕えていたが、没落後は路頭に迷い瓜爾佳氏の屋敷で仕えていた。
双子事件で、棋貴人に脅され貴妃に不利な証言をさせられた。貴妃の潔白が証明され、清白と共に死罪となった。

太監[編集]

周寧海
演 - 王一鳴
華妃の太監
片足が不自由。華妃の手足となり、華妃の寵愛の敵となるものを抹殺、傷つけていく。
最後慎刑司で拷問を受け、華妃の行ってきたことのすべてを自供する。
蘇培盛
演 - 李天柱
雍正帝付き首領太監
長年雍正帝に仕える太監。時には、皇帝を諌める発言をする事も。
後に甄嬛の侍女崔槿汐と通じ、再入宮を手助けするが、敬妃の密告により情事が発覚。彼女と共に捕らえられ、慎刑司へと送られるが、端妃の口添えで放免。再び皇帝の首領太監として仕える事に。
釈放後。薫妃出産の後、皇帝に認められ正式に夫婦となる。
小允子
演 - 羅康
甄嬛の太監
甄嬛入宮時より仕え、元碎玉軒の碎玉軒首領太監・康祿海が冷遇される甄嬛の下を去った際も残る。
功夫の使い手でもあり、以後甄嬛を裏で支える。
寧嬪からの知らせで、第六皇子の血液を採取していた夏刈を口封じのため、殺害した。
江福海
演 -
皇后の太監
長年皇后に仕える太監。のち、慎刑司に捕らえられ、拷問の末、これまで皇后が行ってきた悪行の数々を自供する。
夏刈
演 -
皇帝の密偵
皇帝に仕える、密偵。粘竿処((でんがんしょ)皇帝の命で、主に密偵や暗殺を行う機密機関。)に勤めている。別名・「血滴子(けってきし)」。
物語終盤、雍正帝の命で果郡王が宛てた手紙を押収し、手紙に貴妃への事伝てが記してあったことから、貴妃が果郡王の暗殺を命じられるきっかけに。
その後、第六皇子の血液検査を再度行うよう命じられ、貴妃の留守中。第六皇子と公主の宮へ忍び込み、第六皇子の血液を採取。たまたま通りかかった寧嬪に目撃された。
その直後。小允子に殺害された。
小履子
演 -
皇帝の太監
物語後半から登場の太監。夏に、養心殿の外で蝉がうるさく鳴いているため、
皇帝が執務に集中できない事から蘇首領太監から「蝉を捕まえてまいれ」と指示を受けた。
第74話では、果郡王の死後。貴妃に皇帝からの聖旨を読み上げる役目を果たした。
小楽子
演 -
第三皇子・弘時の太監
物語後半から登場。弘時に仕えている。
弘時が恋の詩を口ずさんでいるのを見て、相手が瑛貴人とは知らずに「手紙を送ってみては?」と助言した。
だが、この事が原因で瑛貴人が「皇子を誘惑した」として、死罪を賜る事に。

太医院[編集]

温実初
演 - 張曉龍
太医
甄嬛を一途に愛しており、宮女選びの直前。告白するが、「兄として慕っている」と断られた。全編通して、献身的に甄嬛を助ける。医者としても優秀で疫病を沈める薬の調剤にも成功しており、太医院を統括する存在になっていく。
甄嬛は温のことを兄と慕っているが、果郡王と結ばれた際の嫉妬により甄嬛への想いが本物であることに気づき、以後は警戒されるようになる。流産事件後精神病になっていた沈眉荘を診察していく中で沈より好意を抱かれ、酒が入った状態ということもあり結ばれ子供を授かるが、事の重大さに青ざめる。
甄嬛の産んだ双子は温実初の子供であると主張された際、血液を調べるために用意された水に明礬が含まれている事を確認。さらにその嫌疑を晴らすため自宮(自己去勢)を行う。一命を取り留めるが、以後一線からは身を引く。
恵妃の死後、酒びたりの生活を送るようになり、薫貴妃から叱責された。
薫貴妃の懐妊で、再び現場復帰。
衛臨
演 - 秦一銘
太医
温実初が自宮後の太医の長として、甄嬛の策略の手助けを行う。
陵容の懐妊で、彼女の宮で焚いている香の成分を調べたところ、媚薬等母体に害を及ぼす成分が含まれている事を突き止めた。薫貴妃に、「おそらく流産の兆候が、表れているでしょう」と報告。
毒殺未遂事件では、貴妃母子の食事に毒が盛られていた事を突き止めた。

廷臣・その他[編集]

年羹堯
演 -
華妃の兄。
戦功により、皇帝の信任を得るが次第に傲慢な態度を取る様になり、ついには周囲から告発されてしまい、皇帝の兄弟である敦親王と共に、粛清の対象に。
敦親王から送られた密書に書かれていた、皇位を奪うように頼んでいた内容が皇帝の逆鱗に触れてしまい、ついに将軍から門番へと降格処分を受ける。その後、自害を命じられ、この事が華妃及び実家である年一族の没落への発端に。
隆科多
演 -
皇帝の叔父、皇太后の幼馴染であり愛し合っていた。
長年の功臣だったが、やがて粛清の対象になる。その事を知った皇太后は、密かに面会するが、実は数十年前の宮女選びの件で彼女から恨まれていた。
皇太后から差し入れとしてふるまわれた酒に毒を盛られ、毒殺された。
甄遠道
演 - 沈保平
甄嬛の父。
娘を宮廷に上げるが、後に瓜爾佳氏の罠に嵌り、一時は失脚する。流刑地で病に倒れ、放免後は都で療養生活を送る。
甄嬛の回宮後。復帰し、娘達と再会。皇帝から「典儀」の地位を賜る。
瓜爾佳顎敏
演 -
祺貴人の父。
甄嬛の父・遠道と共に、年将軍粛清に携わっていた。後に年氏を称える書物の件で、遠道を失脚させるが、甄嬛が薫妃として回宮後。双子事件で娘が冷宮送りとなった後、自らも失脚。
その後。牢獄に入れられ自害。顎敏の死後、一族の成年男子は死罪・女子は使用人に落とすなどの過酷な刑罰を処された。
安比槐
演 -
安陵容の父。
長年、県の次官を勤めていたが現在は府の地府(地方(府)の最高長官。現在でいえば都道府県知事。)を勤めている。元々は香料を扱う商人の出身。そのため、娘の陵容も香を扱う事に長けている。
瓜爾佳氏の失脚と同時期、自身が80万両もの銀子を着服していたことが発覚。皇帝の怒りを買い、罷免・投獄された。
事件の発覚後、欣貴人から「白い鸚鵡も、安比塊には白銀の鸚鵡に見えるのでしょうね」と皮肉られた。
陵容の懐妊・昇格で恩赦を賜り、故郷で隠居させてもらえる事になったが、その後。陵容が自身の宮に監禁され、恩赦を取り消された後。処刑された。
張廷玉
演 -
皇帝の重臣。
長年、雍正帝に仕える重臣。政務で皇帝を支えるが、物語終盤の皇位継承問題で、第六皇子を皇太子に就ける事に反対。
貴妃が一時廃妃となり、甘露寺にいた事を持ち出し「幼帝の後ろ盾となり、朝廷を我が物にするのは必至でしょう」と訴え、「皇太后の器ではない」と述べた。
摩格
演 -
ジュンガル部の新ハーン(国主)。
薫貴妃が甘露寺にいた頃、果郡王と共に助けたジュンガル部(現在の蒙古方面)の男。彼女に興味を抱くが手当てを受けた後、立ち去った。彼女が回宮してから数年後。新たなハーン(国主)として即位し、雍正帝に謁見。
歓迎の宴席で自国にて作らせた玉石の輪飾りを贈り、皇帝が「輪を外した者には褒美を与える」と廷臣などに外させるが、誰も外す事が出来ず、機転を利かせた貴妃が朧月に割らせ、気分を害した。
貴妃が中座してすぐ、甘露寺にいた頃、果郡王と恋仲だった事をほのめかし、貴妃に接近。宴の後。皇帝に「薫貴妃を嫁がせれば、兵を引き上げる」と交換条件を提示。その事が原因で、貴妃は果郡王との仲を疑われる事に。

甘露寺[編集]

静白法師
演 -
甘露寺の尼僧。→死罪
莞嬪が出家し、甘露寺に入ったときから過酷ないじめを行い、薪割りや水汲み等を課していた。
のちに彼女が病に倒れた時に、「労咳を患った」と言いがかりをつけ、甘露寺を追い出し、凌雲峰禅庵へと移した。
甄嬛が薫妃として回宮する事になり、出立する日。更迭を言い渡され、戒めとして「板打ち20回」の刑を科された。
その後、棋貴人の陰謀に加担し、舌を切り取られた上偽の証言をした罪で死罪に処された。
静岸住職
演 -
甘露寺の住職。→尼僧に格下げ。
甘露寺の住職。温厚な性格。莞嬪が出家して、寺で暮らすことになり心配りをするが、清白たちが甄嬛一行を寺から追放する事を阻止する事が、出来なかった。そのため、「住職として、気が弱すぎる」と格下げされた。
のちに薫妃として回宮し出立する日、彼女が書いた写経を下賜された。
莫言法師
演 -
甘露寺の尼僧→住職。
甘露寺の尼僧。他の尼僧たちが甄嬛達につらく当たっていたが、唯一親身に接していた。
のちに、格下げされた静岸に代わって、住職に就任。
清白が棋貴人の陰謀に加担した際、浣碧と小允子たちに請われ、薫貴妃側の証人として皇宮へ出向いた。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 流瀲紫
  • 監督 - 鄭暁龍
  • 音楽 - 劉歓
  • 主題歌「紅顔劫」
    • 作詞 - 崔恕 / 作曲 - 劉歓 / 編曲 - 孟可 / 歌 - 姚貝娜

外部リンク[編集]