安芸飯室駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
安芸飯室駅
安芸飯室駅(1990年12月25日)
安芸飯室駅(1990年12月25日)
あきいむろ - Aki-Imuro
毛木 (1.7km)
(2.4km)
所在地 広島県広島市安佐北区安佐町飯室
所属事業者 西日本旅客鉄道
所属路線 可部線
キロ程 25.1km(横川起点)
電報略号 イム
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1936年(昭和11年)10月13日
廃止年月日 2003年(平成15年)12月1日
備考 JR area HIRO.png 広島市内駅
路線廃止にともなう廃駅。
安芸飯室駅で行き違う列車(2003年8月)

安芸飯室駅(あきいむろえき)は、広島県広島市安佐北区安佐町飯室に存在した西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線廃駅)である。

可部線非電化区間(可部 - 三段峡間)の廃線に伴い、2003年平成15年)12月1日に廃止された。

駅構造[編集]

1面2線の島式ホームと1線の側線(行き止まりの留置線)を持つ地上駅であった。晩年には、可部駅・三段峡駅間で列車交換が可能な駅は加計駅と当駅の2駅のみであった。

晩年は無人駅であったが、平屋建ての駅舎がホームの南側にあった。駅舎とホームは下り線を渡る通路で結ばれ、通路はホームの東側に繋がっていた。

利用状況[編集]

以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。

年度 1日平均
乗車人員
年度毎
総数
定期券
総数
普通券
総数
1968年(昭和43年) 283.0 206,576 184,154 22,422
1969年(昭和44年) 247.4 180,634 162,692 17,942
1970年(昭和45年) 226.4 165,252 146,726 18,526
1971年(昭和46年) 185.1 135,511 117,486 18,025
1972年(昭和47年) 174.8 127,581 112,178 15,403
1973年(昭和48年) 169.4 123,661 101,506 22,155
1974年(昭和49年) 159.7 116,616 93,952 22,664
1975年(昭和50年) 152.0 111,300 87,124 24,176
1976年(昭和51年) 142.0 103,649 78,086 25,563
1977年(昭和52年) 149.8 109,334 85,028 24,306
1978年(昭和53年) 139.0 101,495 77,486 24,009

以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。

年度 1日平均
乗車人員
1979年(昭和54年) 120
1980年(昭和55年) 102
1981年(昭和56年) 100
1982年(昭和57年) 101
1983年(昭和58年) 95
1984年(昭和59年) 87
1985年(昭和60年) 80
1986年(昭和61年) 76
1987年(昭和62年) 76
1988年(昭和63年) 110
1989年(平成元年) 94
1990年(平成2年) 92
1991年(平成3年) 72
1992年(平成4年) 59
1993年(平成5年) 58
1994年(平成6年) 57
1995年(平成7年) 61
1996年(平成8年) 64
1997年(平成9年) 62
1998年(平成10年) 52
1999年(平成11年) 56
2000年(平成12年) 51
2001年(平成13年) 49
2002年(平成14年) 43
2003年(平成15年) 40

乗車数グラフ Aki-Imuro sta graph.jpg

駅周辺[編集]

駅前を国道191号が通り、駅舎との間には駅前広場があった。国道191号のすぐ南側には太田川が流れている。

駅前にある長沢橋(広島市道)と駅の少し西側にある長沢大橋(広島市道)で太田川の対岸にある広島市安佐北区安佐町久地に渡ることができる。駅から東に行くと広島市安佐北区役所安佐出張所(旧安佐町役場)や広島市消防局安佐北消防署安佐出張所、安佐町商工会がある。安芸飯室駅は安佐町の代表駅だったことがこのことから伺える。

歴史[編集]

  • 1936年昭和11年)10月13日 - 国鉄可部線 可部 - 安芸飯室間開通時に開業。一般駅
    • 当時の所在地表示は広島県安佐郡飯室村であった。
  • 1946年(昭和21年)8月15日 - 可部線が布駅まで開通。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 安佐町成立に伴い、所在地表示が広島県安佐郡安佐町飯室に変更。
  • 1960年(昭和35年)6月1日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
  • 1971年(昭和46年)5月20日 - 安佐町の広島市編入に伴い、所在地表示が広島市安佐町飯室に変更。
  • 1980年(昭和55年)4月1日 - 安佐北区成立に伴い、所在地表示が広島市安佐北区安佐町飯室に変更される。
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本が継承。
  • 1991年平成3年)10月30日 - 無人駅
  • 2003年(平成15年)12月1日 - 廃止。

駅名の由来[編集]

開業当時の駅所在地の村名(広島県安佐郡飯室村)から。

現状[編集]

出入口は閉鎖されているが駅舎は当時のまま残されている。 ただし、ホームの屋根は撤去されている。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
可部線
毛木駅 - 安芸飯室駅 - 布駅

参考書籍[編集]

  • 各 広島市統計書
  • 各 広島市勢要覧

関連項目[編集]