安井佑輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安井 佑輝(やすい ゆうき、1980年3月5日 - )は、日本のベーシスト。元CHARCOAL FILTERベーシスト。現在は、静岡県三島市で評判の良い整体院を営む。父は国際連合大学名誉副学長の安井至

概略[編集]

東京都出身(出生地は群馬県伊勢崎市若葉町)。身長166cm。慶應義塾高等学校卒業、慶應義塾大学経済学部中退。

エモーショナルなベースでバンドの演奏を支え、コーラスでも活躍している。また、斬新でありながら、懐かしさや親しみやすさのある独特のメロディーを多数生み出し、曲作りにおいて小名川高弘と共に大きな役割を果たしている。

絵が得意で、Tシャツのデザインを手掛けたこともある。油彩画を嗜み、自身が「隊長」を務めるファンクラブの会報の表紙も担当している。

略歴[編集]

CHARCOAL FILTERの略歴も併せて参照のこと

エピソード[編集]

生い立ち[編集]

  • 父親は元東京大学教授。世界一受けたい授業に講師として出演したこともある。
  • 彫りの深い顔立ち故、頻繁に外国人と間違われる(過去には警官さえも間違えた)が、純日本人。
  • 京都の「安井」という地名の土地にルーツを求めて行ってみたが、結局自分とは関係がなかった模様。

音楽的側面[編集]

  • 幼少時に初めて作詞・作曲した歌のタイトルは『バット、ボール、帽子』。
  • 結成当初は、小名川と二人でギターとベースを交互に弾いていたが、自然とベース担当になった。
  • メンバーの中でも特に音楽を勉強する姿勢の強い1人。特に日記・ブログでその内容を紹介する。

趣味・嗜好・特技[編集]

  • 自身の絵を大塚に買ってもらった日を「画家デビューの日」と呼んでいる。ゆくゆくは個展を開くのが夢。
  • 大塚に「喋りの天才」と言われ、ライヴの前説も頻繁に任されている。

作曲活動[編集]

卒業 (小名川高弘と共作) / Kazematic / Lonely holiday (小名川高弘と共作) / 日常 (小名川高弘と共作) / White winter song
やさしさライセンス / 7port / My girl
Party on!
Music Monster / スパイダー / 一人じゃとても歩けない世界の上で / ありがとう (大塚雄三と共作)
  • 代表曲
    • White winter song (2002年) - 『Brand-New Myself ~僕にできること』に次ぐヒット曲
    • やさしさライセンス (2003年) - 大塚ベバレジMATCH」CMソング
    • 一人じゃとても歩けない世界の上で (2006年) - 日本テレビ系「女優魂」エンディングテーマ

「笑っていいとも!」出演[編集]

2001年4月、「森田一義アワー 笑っていいとも!」内コーナー「身内自慢コンテスト」にて、「小泉内閣組閣スペシャル」と称して同閣僚のそっくりさんが募集された。かねてから小泉純一郎総理(当時)に似ているとメンバーの間で言われていた安井が出演を試みることになり、大塚と共に参加(小名川・高野は寝坊)。素人と共にオーディションを受けるも、落選した。そして翌週、今度は4人全員で会場に向かい、オーディションを通過。「リチャード・ギアが入った小泉首相」として出場を果たした。結果はゲストの岡田眞澄のみが「その通り」の札を挙げただけだったが、登場の際に、推薦人の大塚が「CHARCOAL FILTERです」とハッキリ名乗り、小名川がシングル「はじけよう」のパネルを持ち、高野がタモリにCDを渡し、ばっちりプロモーションを行った。ちなみに関根勤には「デーブ・スペクターにも似ている」と言われた。

1年後にミュージックステーションに出演した際、番組の中でこの時の話をすると、それが印象に残ったのか、番組終了後に廊下でメンバーとタモリが擦れ違った際、タモリが「Brand-New Myself」を口ずさんでくれたという。

安井はその後も、2003年のDVD『CHARCOAL FILTER MEN SOUL』内で、小泉首相のパロディーの「安泉(やすいずみ)首相」というキャラに扮している。

外部リンク[編集]