宇留千絵
宇留 千絵(うる ちえ)は、漫画『3年奇面組』、『ハイスクール!奇面組』、『フラッシュ!奇面組』のキャラクター。アニメでの声優は松井菜桜子。
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[編集] 人物
[編集] プロフィール
昭和41年(1966年、『フラッシュ』では異なる)4月18日生まれ。星座はおひつじ座。身長は160cm、体重は45kg。血液型はO型。3サイズは 78-58-85。苦手科目は物理[1]。
[編集] 性格・特徴
初登場は『3年奇面組』「HOW MANY へんな顔!?の巻」。初登場時は一応中学、2年10組の生徒。奇面組が落第したため、のちにクラスメイトとなる。河川唯の親友。何かと唯と一緒に奇面組と絡み、厳しい突っ込みを入れる事が多い。
- 転校生だった唯を初めはぶりっこと嫌うが、すぐに打ち解けた。高校では唯と共にバレーボール部に入部し、活躍した。唯と同様スポーツ万能であるが、地道な努力や練習をしないため、実戦ではあまり頼りにならない。また食べ過ぎによる体調不良で大会にもあまり参加できず、唯に代表を譲る場面も多い。
- 名前の通り、うるちぇ(うるせえ=うるさい)性格。それでも初期は比較的おとなしめで奇面組にも敬語を使うなどまともな少女だったが、物語が進むにつれ、ややおとなしくなった唯とは対象的に好戦的な描写が増え、奇面組や作者の新沢基栄に対して言葉で突っ込みを入れるだけでなく、容赦なくどつき回すようになった(時には唯までもどつき回している)。必殺技は「早変わり5人蹴り(他にも突き、投げなどバリエーション多数)」「ふきだしアタック」など。力は強いが女らしさに憧れる性格ゆえ、奇面組・作者・唯以外の相手には基本的に暴力は振るわない。また、相手が自分より強いと見ると途端に弱気になる。
- 中学校時代は緩やかなウェーブのかかったセミロングの髪型だったが、高校に進学してからはポニーテールに変更。テール部分の形から「タコ頭」とからかわれる(彼女の心象を表すようにポニーテールにタコが描かれることがある)。また、「タレ目」と「貧乳」もからかいの対象にされることがある。
- 料理の腕は褒められたものではない。二人組の強盗が学校を乗っ取った回では、千絵の作った料理を食べた強盗が気絶し、結果的に撃退してしまったオチになっている。また、この回の前半で奇面組も「うまそうな焼きうどん(実際はスパゲッティー)」と言って試食し、直後に5人揃って気絶している。またその出来栄えを見た別の女生徒も「とても唯さんと同じ材料使ったとは思えない」と呆れている。それでも本人は「久々の自信作」と自覚症状はない。
- 実家は花屋「フラワーショップうる」であり、配達を手伝うこともある。
- 奇面組の冷越豪とは途中から「喧嘩するほど仲が良い」関係となり、後に結婚。アニメでも二人の不器用すぎる恋愛模様が所々に出てきており、事故ではあるが豪に皆の前で唇を奪われている。自分の恋愛に関しては意外にもかなり鈍い方。ファッションデザイナー志望。
- 「3年」の連載開始当初は、天然ボケ少女である唯に対するツッコミ役という位置づけだったが、だんだんと彼女の方がボケが激しくなっていった。特に家事関係に関しては奇面組メンバーにツッコミを入れられるほど酷いボケをかます。
[編集] 家族
- 宇留冴(うる さえ)
- 声 - 向殿あさみ→吉田理保子
- 昭和19年生まれ 身長:160cm 体重:45kg
- 初登場は『3年奇面組』「悲惨な盲腸炎の巻」。千絵の母。娘と同じくタレ目でそそっかしい。ヘアースタイルはパーマ。
- 宇留才蔵(うる さいぞう)
- 声 - 曽我部和恭
- 初登場は『3年奇面組』「体育祭シリーズその4 二人ゼロ脚!?の巻」。千絵の父。妻や娘と対照的にツリ目。原作では登場が少ないもののアニメでは無理して大人びようと無理する千絵を諭す良き父親として描かれた。
- ビューティー
- 声 - 山本百合子
- 宇留家の飼い犬。種類はスピッツ。強い犬(ひと)が好き。ラッシーの奇行には呆れているが、想いを汲んでいるところもある。
- 宇留聖也(うる せいや)
- 『3年奇面組』「体育祭シリーズその4 二人ゼロ脚!?の巻」のみ登場。千絵の兄。顔立ちは父親似。唯に興味がある。
- 作者によると「そんなに動いてくれるキャラでもなかった、性格上いないほうが思ったことと豪くんと千絵ちゃんの仲がややこしくなるため、お兄さんはいなくなったということで『3年』の登場人物の1人として考えてください」とコメントしている[2]。
[編集] 親類
2人とも初登場は『ハイスクール!奇面組』「悪夢の動物園(前編) ガオーッ来訪者の巻」より登場。
- 阿久野鉄人(あくの てつひと)
- 千絵の叔父。どちらの親の類縁か詳細は不明だが、冴が「鉄人兄さん」、鉄人は「才蔵くん」「冴」と呼び合っている。鉄人28号そのものといった風貌であり、両腕を振り上げ吼えるのが癖。おおらかな性格であり、感覚が鈍い。冬休みに息子を宇留家に預ける。引き取りに来た際、一応町で行われた「寒中ガマン大会」に参加するが体そのものが凍ってしまい零に敗れる。
- 名の由来「悪の鉄人」。
- 阿久野正太郎(あくの しょうたろう)
- 鉄人の息子。千絵曰く「わたしににていい子」であるが、根は非常に陰険な性格であり。気に入らないものがあるとその対象に八つ当たりする癖がある。動物園においては奇面組の前でその本性を剥き出しにし、彼らを振り回した。
- 名の由来は名字の「阿久野」に、鉄人28号の主人公・正太郎少年の名をかけて「悪の正太郎」。
[編集] 番外編の千絵
読切『3年奇面組番外編 ひまわり・ちゅーりっぷ』では体育館の入場券売場の受付嬢として登場。素通りするひまわり・ちゅーりっぷに声をかける受付嬢(唯)に対し、本物のレスラーと勘違いして言ってしまい、2人を中に入れる。
[編集] 千絵ちゃん仮面
「ハイスクール!」単行本版に収録されている4コマ漫画。その名の通り正義のヒロインに扮してはいるが、相手にとっては迷惑な結果しか招かない。豪くんマンと似たもの同士とも言える。
[編集] テーマソング
[編集] 補足
作者によれば適当に女らしく唯の頼もしい相棒としてデザイン。名前は家族の名前がつけやすいから「うるちぇー」にこじつけた[3]。また、連載中期から『テーマを与えればキャラが勝手に動いてくれる』という発言[4]をしており、『ああしなさい、こうしなさい』とうるさいのは千絵だったという。
アニメで千絵を演じた松井は「わたしにとってターニングボイントになった役」と評している。また演技に関してはスタッフに「唯ちゃんと声が似ちゃうからもっと違う感じにしてくれ」と指示され、思い切って「ドラえもんみたいな声にした」と言う[5]。
[編集] 脚注
- ^ 新沢基栄「図書室はてんやわんや!の巻」『ハイスクール!奇面組 第8巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1984年12月15日、ISBN 4-08-851354-1、184頁。
- ^ Popeye増刊「重箱のスミつつき組!? 奇面組探偵局」『帰ってきた ハイスクール!奇面組』マガジンハウス、2000年12月1日、雑誌27136-12/01、174頁。
- ^ 新沢基栄「ウラ話コーナー 各集団のおいたち№3 唯&千絵」『3年奇面組 第2巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1984年12月15日、ISBN 978-4-08-851342-3、52頁。
- ^ 三年奇面組6巻あとがきより
- ^ Popeye増刊「アニメ声優対談!」『帰ってきた ハイスクール!奇面組』119頁。この時点でドラえもんを演じていたのは大山のぶ代。
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