宇宙論 (アリストテレス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宇宙論』(うちゅうろん)あるいは『宇宙について』(うちゅうについて、: Περὶ Κόσμου, : De Mundo, : On the Universe)とは、アリストテレス名義の自然学著作の1つ。偽作であるという見方が一般的である[1]

伝統的に、『自然学』『天体論』『生成消滅論』『気象論』といった宇宙・地球・気象に関する自然学書4書に次ぐ位置に収録されてきた。

構成[編集]

全7章から成る。

  • 第1章 - 序説
  • 第2章 - 宇宙の諸元素 --- アイテール、火および空気
  • 第3章 - 宇宙の諸元素(つづき) --- 大地(陸)と海
  • 第4章 - 自然現象 --- 気象と地震
  • 第5章 - 宇宙における神の位置
  • 第6章 - 神について
  • 第7章 - 神への讃歌

内容[編集]

日本語訳[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ 『アリストテレス全集5』 岩波書店 p.307

関連項目[編集]