宇奈月温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宇奈月温泉
宇奈月温泉駅前の温泉噴水
温泉情報
所在地 富山県黒部市
交通アクセス 鉄道:富山地方鉄道本線宇奈月温泉駅すぐ
泉質 単純温泉
外部リンク 黒部・宇奈月温泉観光協会
  

宇奈月温泉(うなづきおんせん)は、富山県黒部市(旧下新川郡宇奈月町、旧国越中国)にある温泉黒部川の渓谷沿いなどに旅館や保養所が立ち並ぶ。黒部峡谷鉄道トロッコ観光の拠点でもある。

目次

[編集] アクセス

富山地方鉄道本線宇奈月温泉駅すぐ。

[編集] 泉質

  • 単純温泉
  • 源泉の色:無色透明

源泉はすべて黒部川上流にある黒薙温泉からの引湯である。源泉段階で96度と非常に高温であり、湯量が豊富であることが特徴。

[編集] 温泉街

宇奈月温泉駅前の温泉噴水

ホテル旅館などが立ち並び、または商店街や土産店も多数点在する。富山県内の温泉地では最大規模を誇る。

宇奈月温泉駅前には温泉を利用した噴水が存在する。温泉街の外れにある宇奈月公園には、かつてこの地を訪れたことがある昭和天皇与謝野鉄幹与謝野晶子宮柊二らの歌碑が存在する。

温泉街にはそれぞれ『おもかげ』『いっぷく』の名称がある足湯のほか、宇奈月国際会館セレネ、黒部川電気記念館、宇奈月神社、尾の沼体験交流施設 とちの湯、宇奈月ダム資料館「大夢来館(だむこんかん)」などが存在する。

[編集] 歴史

1924年(大正13年)11月末、山田胖によって黒薙温泉からの引湯管を設置して、現在の場所に温泉街が開かれる。

1946年(昭和21年)、温泉街で大火が発生。温泉街のほとんどを焼失。

2006年(平成18年)3月の合併による新黒部市誕生に併せて、温泉街の地名が「宇奈月温泉」に変更された(宇奈月町時代は地番だけで、大字名はなかった。)。

[編集] その他

宇奈月温泉は、法律学(民法判例)上、極めて重要な事件である宇奈月温泉事件の舞台となった。この判決では権利濫用(民法1条)の解釈が示され、原告の主張が権利濫用の法理により排斥されるという結論が採られた。民法判例百選の最初に登載されている事件で、法学部などで民法を学ぶ者が最初期に目にする判例の一つである。

うなずきマーチ」は、後述の「うなずきトリオ」の3人と作詞・作曲した大滝詠一が、宇奈月温泉を訪れ、滞在していた時に構想が浮かんだとされる。この歌は、1980年代にフジテレビ系列で放送された、当時の超人気バラエティ番組オレたちひょうきん族』の「ひょうきんベストテン」コーナーから生まれた。同番組のレギュラー出演者の中の3人(ビートきよし松本竜介島田洋八)で構成されたユニット「うなずきトリオ」が歌った。同番組の企画で、「うなずきトリオ」の3人が実際に宇奈月温泉で歌ったこともある。


[編集] 外部リンク