学生ポータルサイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
学生ポータルサイト(がくせいポータルサイト、英: students' portal site)とは、学生の情報収集や学生同士の情報交換などに役立つように編成されたポータルサイトのことである。
目次 |
[編集] 概要
学生ポータルサイトは、学生向けの情報にアクセスするためのインターネット上の窓口として機能するものを指すことが多い。サイトの種類としては、大きく分けて「特定の学校(特に大学)に通う学生に対象を特化したポータルサイト」と、「対象を特定の学校に限らず、同年代の学生全般をターゲットとしたポータルサイト」の2種類に分けられる。
[編集] 日本における歴史
[編集] 学校別ポータル
日本における各大学別のポータルサイトの起源については諸説あり、明確なものはない。1993年頃から慶應義塾大学や図書館情報大学などにおいて学生の手によるホームページが作成・公開されていたが、「特定の大学の学生向け情報に特化したポータルサイト」と呼べる存在が登場するのはそれよりも後の話となる。現在も存続するサイトとしては、1996年に早稲田大学の教員を牽引役として立ち上げられた「早稲田リンクス」[1]がその代表例といえる。
近年は大学当局側が学生向けの各種サービス(休講案内の掲示、オンラインでの申請窓口など)を提供するために「学生ポータルサイト」を名乗るサイトを運営するケースも増えてきたため(名城大学[2]、青山学院大学[3]、九州大学[4]などが代表例)、このような大学当局によるポータルサイトを「公式ポータル」として、それ以外の「学生ポータルサイト」を名乗るサイトと区別するようになっている。
[編集] 学生全般向けポータル
一方、学生全般をターゲットとしたポータルサイトとしては、1996年に東京大学・慶應義塾大学らの学生らが中心になって発足した「日本学生インターネット連盟」とガーラが立ち上げた「ガーラキャンパスネット」(後のガーラフレンドの前身)[5][6]などが先駆け的存在とされる。ただし現在はmixi等の一般向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト等と機能面で競合した結果、このような学生全般を対象としたポータルは衰退傾向にあり、現在では2002年に立ち上がった「キャスフィ」[7]など、各大学別のポータル・SNS等を集めたリンク集的なものが目立つ程度である。ただし、2005年に始まったBEPPOO![1]や2009年に始まったKITAQ[2]など学生が運営しながら学生ポータルと地域ポータルの中間の形をとったものは、2005年以降も活動が活発である。
[編集] 脚注
- ^ 早稲田リンクス
- ^ http://www.meijo-u.ac.jp/campus/joho/portal.html
- ^ https://aguinfo.jm.aoyama.ac.jp/
- ^ http://www.kyushu-u.ac.jp/student/portal/index.php
- ^ http://www.gala.jp/company/history.html
- ^ 1998年当時のWeb Archive
- ^ キャスフィ

