学校であった怖い話
| ジャンル | アドベンチャー(サウンドノベル) |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン[SFC/NP] プレイステーション[PS] プレイステーション・ポータブル(ゲームアーカイブス)[PSP] プレイステーション3(ゲームアーカイブス)[PS3] Wii(バーチャルコンソール)[Wii] |
| 開発元 | パンドラボックス |
| 発売元 | バンプレスト |
| 人数 | 1 人 |
| メディア | SFC:24Mbitロムカセット NP:SFメモリカセット(F:6/B:4) PS:CD-ROM1枚 PSP,PS3,Wii:ダウンロード |
| 発売日 | SFC:1995年8月4日 PS:1996年7月19日 PSP,PS3:2007年8月30日 Wii:2008年8月5日 |
| 価格 | SFC:11,800 円(税抜) NP:1,000 円(税抜 / 書き換え料のみ) PS:5,800 円(税抜) PSP,PS3:600円 Wii:800Wiiポイント |
| 対象年齢 | CERO:C(15才以上対象)(Wii) CERO:B(12才以上対象)(PSP,PS3) |
| 売上本数 | 2万5000本(PS) |
『学校であった怖い話』(がっこうであったこわいはなし)はバンプレストから発売されたゲームソフト。
1995年8月4日にスーパーファミコン版が、1996年7月19日には新シナリオが追加、グラフィック・サウンドが一新されたプレイステーション用『学校であった怖い話S』が発売。
また『学校であった怖い話S』は2007年8月30日にプレイステーション3のゲームアーカイブスで配信開始。スーパーファミコン版は2008年8月5日よりWiiのバーチャルコンソールで配信開始。両作共に開発はパンドラボックス、発売はバンプレスト。
目次 |
[編集] 概要
画面に表示される文章を読んでいき、途中で現れる選択肢を選ぶサウンドノベル形式のアドベンチャーゲーム。
主人公は六人の語り手の中から一話ずつ話を聞き、それを追体験していく。主人公が実体験するのではなく語り手から話を聞いていくというシステムは珍しく、この作品の大きな特徴である。語り手を選ぶ順番や主人公の性別(S)、途中の選択肢によってシナリオが変化し、そのシナリオ数は膨大なものである。誰の話を何人目の話として聞くかでシナリオが変わり、六話目を誰に語ってもらうかで七話目が決まる(隠しシナリオを考慮しなくとも、単純に6人×7話で計42話になる)。
テキストの流れは書籍での閲覧を再現するかのように右から左の縦書きに表示されていく。また、これまでは背景のみだった実写取込を作中の登場人物にも採用した初の作品として知られる。
これらのシステム及び舞台設定は、姉妹作である『晦-つきこもり』に、ひいては後のアパシー・シリーズに受け継がれることとなった。
無印版の登場人物はパンドラボックスの社員が演じており、PS版では登場する学生の多くを年代の近い役者が演じている。
[編集] ストーリー
ある高校の新聞部に所属している主人公は、旧校舎が取り壊されることを記念して企画された「学校の七不思議の特集」のために学校内で語り継がれる怖い話の取材を任されることになる。 取材当日の放課後、主人公は新聞部部室に集められた7人の語り手から話を聞く予定だったが、そこにはなぜか6人しかいない。そして、まだ来ない1人を待たず、6人の語り手が語る、学校であった怖い話が始まった・・・・・・・・・・
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
詳細は「アパシー・シリーズの登場人物」を参照
[編集] シナリオ紹介
ここに挙げられたシナリオはあくまでもごく一部である。シナリオの総数は隠しシナリオを合わせて50以上。また複数の選択肢が存在し、1つのシナリオからも複数のシナリオが派生する。
- 花壇
- 花壇に咲くたくさんの紫陽花。その紫陽花が咲く土の下には……
- 選択肢次第で多々の怪談を見せてくれるこのゲームだが、このシナリオは切ない話。PS版では自縛霊という観点から大量のシナリオが追加されている。
- 赤い傘
- 降りしきる雨の中、ある女子生徒が雨宿りをしていたある男子生徒に差し出した傘……
- かなり危険な描写、表現が多いシナリオ。そのためかPS版では一つの選択肢が削除されている。
- 自主映画
- 膨大なフィルムの山の中からある一本の自主映画を試写した時のこと。その一本の映画の内容は……
- スプラッター的な恐い話。選択肢で話がガラリと変わる。
- 幸せを呼ぶ石
- 持ち主に幸せを呼ぶ石、ルーベライズ。その石は……
- 数多くの幽霊が登場するこのゲームであるが、生きた人間の方がよほど恐ろしい。
- 人形のいけにえ
- 毎年、この学校に在校の者で一人、ある人形が見える。その人形が見える者の運命は……
- 恐怖において1、2を争うと言われるシナリオ。二部構成であり、後味の悪さではトップクラス。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 制作スタッフ
- 学校であった怖い話
-
- 分岐用脚本:早川奈津子、山田章代、小島早紀子
- 音響:渡辺陽子
- 学校であった怖い話S
- 原作・脚本:飯島健男
- 脚本・分岐用脚本:小島早紀子、大池叙子
-
- 分岐用脚本:早川奈津子、古川猛、川上俊則
- 音響:堀口貴史
- 監督:喜久川馨
[編集] その他
- 本作のメインシナリオライターを務めた飯島多紀哉曰く、福沢玲子七話目は当初の予定では、「主人公が殺人鬼となって語り手達を殺していく」という、いわば新堂誠七話目の殺人クラブの逆バージョンのような内容であった。だが、危険過ぎるとして、バンプレストの広報担当に止められたため、現在のものに差し替えられたとのこと。ちなみに、この名残は小説版(『VNV版』)にて垣間見ることが出来る[1]。
- 売り上げ的には振るわなかった無印版であるが、リメイクされた完全版ともいえる『学校であった怖い話S』はプレミアが付くほどの人気を未だに誇っている。なお、リメイクされた『学校であった怖い話S』は、2007年8月30日から PLAYSTATION@Networkにてダウンロード販売の形で再版されている。
- 本作のタイトル「学校であった怖い話」の意味は、学校の怪談のオムニバス集と受け取られがちであるが、これは飯島多紀哉の企図した意味とは異なる。実際、主人公が遭遇した舞台装置、耳にした怪談は学校外のものであったり、人間の狂気を取り扱っていたりなど、本人の言を借りて言えば、「学校で怪談話を聞く集会をやったら遭遇してしまった怖い話」と呼ぶのが妥当である。
[編集] 関連作品
[編集] ゲームソフト
- 晦-つきこもり
- システムを同じくする姉妹作。スーパーファミコン版で語り手を担当した開発スタッフが端役出演する他、作中の登場人物「風間望」が特別出演している。
[編集] VNV版
『アパシー 学校であった怖い話 〜Visual Novel Version〜』。略称は『VNV版』。2007年8月17日発売。以降、学怖の舞台は「鳴神学園」と新設定され、そこを軸とし展開される物語はすべてアパシー・シリーズと呼称されることとなった。
内容は後述のアスペクト文庫より発売された小説版「学怖」をビジュアルノベルとして同人ゲーム化したもの。実際のゲームで使用できなかった危険なプロットを使用しており、その残虐性は高い。都合上、語り手達の性格も負の側面を強調したものとなっている。また、七人目の語り手はゲーム版に登場しないオリジナルキャラで、飯島多紀哉曰く「ゲーム版に出てくるどの人物よりも、特に異常」なキャラとされる。
基本は小説版で一本道だが、追加としてED数8種類の新規シナリオ「恵美ちゃんの坂上クン観察日記」が収録されている。これは語り手達が「殺人クラブ」のメンバーであるという設定の下、倉田恵美のハチャメチャ妄想劇を描いたギャグシナリオで、いわば『AMC vol.1』に収録された「恵美ちゃんの殺人クラブ観察日記」の前哨戦的ストーリーとなっている。
同時発売として、飯島多紀哉による学怖とアパシー・シリーズに関するコラム及び短編小説「送り犬」「娘は二歳」、そして、学怖を愛する作家陣による作品寄贈によって成り立つ「学校であった怖い話 応援本」が発刊された。68ページ、525円(税込み)。作家陣は以下の通り。
- 岩田清彦
- 怪聞堂
- Sue
- 尚親
- 日丸屋秀和
- 芳ゐ
[編集] 新装版
| アパシー 学校であった怖い話1995 〜VisualNovelVersion〜 新装版 |
|
|---|---|
| ジャンル | ホラー・ビジュアルノベル |
| ゲーム | |
| ゲームジャンル | サウンドノベル |
| 対応機種 | 98SE/Me/2000/XP |
| 推奨環境 | CPU:Pentium以降 300MHz以上 メモリ:128MB 以上 HDD空き容量:500MB以上 DirectX3 以降 |
| ゲームエンジン | 吉里吉里2/KAG3 |
| 開発元 | 七転び八転がり |
| 発売元 | 七転び八転がり |
| 総監督 | 飯島多紀哉 |
| キャラクターデザイン | 芳ゐ |
| メディア | CD-ROM 1枚 |
| プレイ人数 | 1人 |
| 発売日 | 2008年4月25日 |
| 販売価格 | 1,000円(税込) |
| 売上本数 | 2008年5月時点で11,000本以上(VNV版を含む)[2] |
| レイティング | 未審査 |
| 画面サイズ | 800×600以上 |
| 音楽フォーマット | サウンドカード(Direct Sound対応のもの) |
| キャラクターボイス | なし |
| メッセージスキップ | あり |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
VNV版において使用されてきたSFC原曲を新規楽曲に差し替えるとともに、細部を一新すべく製作されたマイナー・チェンジバージョン。旧VNV版の生産終了とともに発売が発表され、同時に絶版となった小説版を七転び八転がり刊の同人誌とした復刻版の発表もされた。
主な変更点は以下に挙げる通り。
- 従来の縦書き表記を横書き表記へと変更。これに伴い『AMC vol.1』に収録された関西弁版変更パッチは適用不可となった。さらにED数10種類以上の新規シナリオ「飴玉ばあさん」を追加。
- 新規グラフィック追加及び、原曲を新規楽曲(担当:sub tonic)へと差し替え。これらに伴う演出の一新。エンディング・テーマに片霧烈火を起用。
- 『AMC1』のシステムパッチを元にしたフォーマットの一新。また「恵美ちゃんの坂上クン観察日記」のゲーム画面は『AMC1』風に変更されている。
- 1,500円から1,000円への価格引き下げ。
同時発売として、上下巻に分かれた小説版を一冊にまとめ、新シナリオ「正しいフィギュアの作り方」を追加して、420ページかつ文庫サイズ(A6)とした復刻版『アパシー 学校であった怖い話1995』が発刊されている。挿絵枚数は18枚で、担当は尚親。価格は1,000円。
- 原作・監督:飯島多紀哉
- シナリオ:飯島多紀哉、かなやみなこ、野島智美、季田依子
- グラフィック:両角潤香、ちぇりー、尚親、カサゴ
- プログラム:吉野光祐
- 音楽:sub tonic、body
- エンディングテーマ
-
- 曲名:「回帰羅針」(かいきらしん)
- 作詞・作曲・歌唱:片霧烈火(CLOSED/UNDERGROUND)
- 編曲:Morrigan(Wave)
- プロデュース:CLOSED/UNDERGROUND
[編集] サウンドトラック
- 学校であった怖い話S オリジナルサウンドホラー(KTCR-1385、ユニバーサルミュージック、1996年7月25日)
- 作中のゲームミュージックと共に約20分間の音声のみによるミニドラマを収録。脚本は大池叙子が担当。各役の声優は次に挙げる通り:
|
|
[編集] 書籍
- 学校であった怖い話 アスキー 1995年7月 ISBN 4-7561-1165-3
- 学校であった怖い話(上) アスペクト 1995年8月 ISBN 4-89366-399-2
- 学校であった怖い話(下) アスペクト 1995年8月 ISBN 4-89366-400-X
- 「学校であった怖い話」の怖い話 アスペクト 1995年8月 ISBN 4-89366-408-5
- 学校であった怖い話 必勝攻略法 双葉社 1995年9月 ISBN 4-575-28504-8
- 学校であった怖い話 勁文社 1995年9月 ISBN 4-7669-2345-6
- 学校であった怖い話 実業之日本社 1995年9月 ISBN 4-408-61414-9
- 学校であった怖い話S 完全攻略ガイドブック 1996年7月 NTT出版 ISBN 4-87188-825-8
[編集] 漫画
サイドストーリーを描いた漫画『アパシー 学校であった怖い話1995 殺人クラブ リベンジ』が『電撃「マ)王』(アスキー・メディアワークス)で連載されている。原作は飯島多紀哉、漫画化は両角潤香。
単行本は同社電撃コミックスにて以下の通り刊行されている。
- 2010年5月27日発売 ISBN 978-4-04-868566-5
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
|
||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||