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母系の4世代の女性たち。1931年

(むすめ、こ)とは、女性子供、即ち本人の1親等直系卑属のうち女性である者である。対義語は息子または

実子または養子(養女)の場合がある。また配偶者の連れ子の女性も一般に娘と呼ぶ。他人の娘を指して息女と呼ぶことがある。

息子の義理の娘ともいう。

語源[編集]

産す女(むすめ)⇒娘(むすめ)
推理作家 小栗虫太郎と娘

派生語[編集]

女性の(子供の娘)を孫娘という。対義語は孫息子(子供の息子)または祖母(親の母)。

その他の用法[編集]

  • 一般に若い女性(少女または若い成人女性)を「娘」または二人称や敬称等として「乙女」「お嬢さん」「お嬢ちゃん」「女の子」「きみ」と呼ぶこともある。
  • ある物から別の似た物が生まれた場合、生まれた物を「子~」と呼ぶ場合もあるが、特に「娘~」と呼ぶ例が多い(元来は英語などからの訳語)。対して、生んだ物を「親~」と呼ぶのに対して、「母~」と呼ぶことも多い。例えば「娘細胞」「娘核種」「娘言語」など。
  • 時に、少女や若い女性のことを「娘さん」と呼ぶことはあるが、非常に少なく「お嬢さん」か「お姉さん」と呼ぶことが多くなっている。一般に「お嬢さん」は未婚の女性や小さい女の子を敬って呼ぶ語で、「お姉さん」は女性に対する親称また敬称であり、(実姉・従姉再従姉義姉など)以外にも使うことがある。

関連用語[編集]

  • 息子(男性の子供)
  • (女性の親)
  • (兄弟姉妹の娘)

娘がモチーフの作品[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]